昨日の晩のこと。
ちょっと歩きたくなってウォーキングに出掛けた。最近いろんな行事やら重なってあんまり歩けてない。
いつもの川沿いを歩いていると犬を2匹ノーリードで連れているおじさんとすれ違った。犬はじゃれあいながらも通行人に迷惑かけるわけでもなくお利口さんだ。
モコモコとした毛のテリアが柴犬の子犬のお相手をさせられてる様は可愛くて自然と笑いを誘った。
「かわいいなぁ」
微笑みながらすれ違ったその時。後方から犬の飼い主であろうおじさんの声に思わず耳を疑った。
おい!おばさん!
はっきりとそう聞こえた。
歩いてる人間はおっさん以外私しかいない。
思わず振り返りそうになったけどここで振り返ると負けのような気がして歩を速める。
頭の中はさっきのおばさんがエコーがかってこだましている。
おい!おばさん!
おい!おばさん!
おい!おばさん!
おい!おばさん!
おばさん!?わたしの事?やっぱりすっぴんで出掛けたのが悪かったかしら?暗いからいいやと思って油断してたのが悪かったかしら?せめて眉ぐらい書いて出れば良かった?
頭の中はほぼ混乱状態ながら恐くて引き返せない。
その時、脇の茂みから1匹のシーズーが勢いよく走り出てきた。そしておじさん向かってまっしぐらに走って行きました。そう猫まっしぐらぐらいの勢いで。
後方では飼い犬を前にしておじさんが満足そうに「おばはんも揃ったことやし、ほな帰ろか」と犬どもに向かって言う声が聞こえて来た。
私ってば、まだまだ心のどこかで自分をおばさん扱いしてる(;▽;)
心のどこかで自分の魅力に疑いを持ってるからあんな反応をしてしまうんだわ。
自分のマインドにまだこんなに自信ない部分が潜んでいる事に気付かされた夜。
てか、愛犬におばさんってねぇ。。。。。。。。
←梅図かずおもびっくりなこの絵(笑)