みなりっちの心晴天

2010/10/09(土)01:41

それでも、探せば罪悪感はあるけれど。

スピリチュアル(214)

私の罪悪感の感覚の大きな土台が抜けてしまったので、クリアリングが必要な感情がなくなってしまった。それは、とても良いことなのだけど、クリアリング自体が趣味のようになってしまったので、少し寂しいなぁ。と感じていた。それでも、探すとやっぱり、見つかるもので、石けんを作る時に使用する「型」に対して、なんとなく、気後れしているような感覚があることを発見した。なんでだろうな?と自分で探っていくと、この「型」に関しての様々な記憶が蘇ってきた。中でも衝撃的だったのが、型の作成をオーダーした会社の社長さんと意見が合わず、言い合いになり、私が勝ってしまった時の事を思い出した時だ。あの、どこか後ろめたい感じは、あれが原因だったのか~。当時は、正しいことをしたのだ。と思い込んでいたのだけど、深い深いところでは、後悔と罪悪感を感じていたなんて、とても驚きでした。早速クリアリングしてみたところ、ものすごく気分がスッキリして、エネルギーが軽くなり、急に自分がキラキラした空気の中にいつも、存在しているのだ。という自信が出てきた。あの出来事を思い出すことは、これまでほとんどなく、すっかり忘れていたのに、心の深い部分では、その時に感じたけど、すぐに抑圧してしまった、後悔と罪悪感は、ずっと残っていて、気持ちの中で重しになってしまっていたのだなぁと実感することが出来た。その後のことだ。夕食後とっても暑かったので、庭に出てみた。外はひんやりして涼しい。庭石に座り、この涼しい感じを楽しんでいると、犬の福助が吠えるので、挨拶しに行った。その後も庭石に座っていたら、まだ福助が吠える。一緒に居ると吠えないのに、福はよく吠える犬なのだ。前に、うちの敷地ではないお向かいのマンションに、車が出入りする度そっちに向かって吠えるので、ヒーリングしたところ、吠えなくなったのだが、ふくちゃんを構ってあげていないと、うるさく吠えるので、そこもヒーリングしてみようと思い、福のそばに行き、ヒーリングを始めた。すると、怖れと、後悔のビジョンが電光のように光って見えて、ヒーリング自体はできるのだけど、なんとなくすっきりしなかった。犬はサイキックなので、飼い主の考えを読んで、行動しているようなところがあり、私は、福ちゃんと一緒に散歩に行く度に、頭の中を読まれているなぁ。と感じるのだ。こんなことも、あった。ポートランド滞在中は、キースのおバカぶりと愛らしさに心を奪われてしまい、本当の事を言うと、福助の事は、ちょっと忘れてしまっていた。帰国し、家に帰ってみると、福助が半分の大きさに激やせしていて、心が痛んでしまった。その時に、福助が大切に持っているぬいぐるみを見て、私は心底驚いてしまった。キースは、ぬいぐるみが大好きな犬で、庭にたくさんのぬいぐるみを転がしていた。そのキースが転がしていたぬいぐるみとソックリなぬいぐるみを福助が持っていたのだ。あの、ぬいぐるみどうしたの?家族に聞くと、散歩の途中で拾って来たというのだ。今まで、ボールしか拾って帰ってこなかったのに、誰が落として行ったのか、ぬいぐるみを拾って持って帰るなんて、初めてだったので、家族も少し意外だなと思ったらしい。そんな、福ちゃんなので、今のヒーリングで、私が見てしまった怖れと後悔のビジョンが福助にも見えてしまっていたら、どうしよう。と不安になった。その時に、ハッとしたのです。私は、いつも福助がいずれ居なくなるその時を怖がっていることを。そのことは、福がうちに来た当時から、ずっと怖くて怖くて、1年1年が、カウントダウンにしか思えなかった。そんなマインドに改めて気付いたのです。それは、福助がうちに来てからずっと私の中にあったけど、余りにも感じるのが嫌で、その考えが頭に浮かぶ度に、もみ消していました。福助は、今年12歳になったのだけど、今までにはなかった老化のサインが見られるようになった。それは、自分で転がしたボールに自分でつまづいてしまったり、段差がある所で、足を踏み外したり、足をやられたら、そこからすぐに弱ってしまうので、見ていて、すごくヒヤヒヤする。そんな姿を見ると、またあの怖れが襲ってくる。なんで、福助があんなに吠えるのかわかった。私の怖れのビジョンを一緒に感じてしまうので、お姉ちゃん、僕は、ここにいるよ。大丈夫だよ。まだまだ元気だよ。言葉では話せないので、ああやって一生懸命吠えて訴えかけてくれていたのだろう。そう思うと、申し訳ない気持ちと愛しさでいっぱいになった。福ちゃんは、間違いなく私よりも早くこの世から居なくなるのだろう。それは、仕方ないことなのだ。私は、その事実と向き合いながら、いかに彼が安心して老後を過ごせるのか。それだけを考えて、福助とは後悔がないように、楽しい時間をたくさん一緒に過ごそうと思った。   

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