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2021.01.13
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カテゴリ:映画
2005年 アメリカ。
ピーター・ジャクソン渾身の作品らしい。 アクションというか、寓話的で示唆に富んでいるような。 エイドリアン・ブロディ、ジャック・ブラック、ナオミ・ワッツは、それぞれ人間が本質的に持つ性質の象徴に見える。 キングコングとナオミ・ワッツの美しい場面がいくつもある。 クリスマスのスケート、エンパイアステートビルからの朝日… 「美女が野獣を殺した」と言わしめているが、恋愛モノとは少し違うのでは。 コミニュケーションの不足、孤独や孤立、異なる者への尊重の欠如、エンタメ界の商業主義への歯止めの無さ… ナオミ演じるアンが、どんどんきれいになっていくのも面白かった。
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2020.12.27 09:09:55
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2020.12.20
カテゴリ:映画
「鬼滅の刃」だらけで、上映する映画館を探すのが大変。
障害者団体からクレームが来たらしいけど、アン・ハサウェイはかわいいな。大物女優へのステップを踏んでるのか。 いろいろ示唆に富んでいて面白かった。 家族や幸せの多様性。不公平へのレジリエンス。 いい映画だと思うのに、あまりにガラガラなのが残念!
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2020.12.20 16:31:15
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2020.11.22
カテゴリ:絵とか写真とか
SOMPO美術館
「異国の旅と記憶」がタイトル。 商業的なイラストのような作品が甘すぎて苦手だったけど、一周まわって興味が出てきたところ。 美術学校には行かず、1920年代にフランスに渡り、現地の内装など現場でセンスを磨く。 3年の学費を一年で費すほど、オペラやバレエを鑑賞し、帰国してからは、ソウルや北京にも滞在。 終戦後もアフリカ、南米にも渡り、いわゆる「美人画」以外の作品も多数。彫塑もやってらしたのね。 フランスの絵画ビジネスにも人脈を作って、なかなかのやり手。なかなかミステリアスな方でした。
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2020.11.22 16:08:33
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2020.11.03
カテゴリ:映画
ネタバレ。
ベネチア銀獅子。 正直、最初は優作聡子夫妻には浸れなかった。 犠牲になってる文雄や草壁弘子への痛みが弱いんじゃないか?ヘンに高揚しすぎじゃないか?とかね。 とはいえ、しばらく経って、それを乗り越えていかなきゃアカン…というのもわかりつつある。 ラストに余韻があってステキ。 素晴らしいことを羅列。 1.蒼井優さん。私が勝手に思ってるあの時代の女の人の話し方がそのまま。声のトーン、スピード、語尾の感じとか。素晴らしいなぁ。白黒映画でも輝く。 2.高橋一生さん。私が勝手に思ってるあの時代のステキな男性がそのまま。お衣装にもセットにも負けない佇まい。過剰にならないんだよね。控えめで。素晴らしいなぁ。 3.東出昌大さん。あの怪演が変じゃないって、なかなかの役者さんなのかも。びっくりです。なんかまだまだ当たり役があるんじゃないかな。 4.音楽 どんな曲だったかと言われたら正直リピれないんだけど、印象に残ってるという不思議な素晴らしさ。 5.ロケ地巡りしたい!神戸というのがいいわね。 精神病院からの海辺って須磨かしら。 聡子と優作と文雄と弘子。 「スパイではない」「売国奴!」 「強くつながっている」「どこにでもそういう人はいる」 人はふっと気がついて、動き出すんだなあ。 そしてそうなったら、何があっても止められないんだな、うん。
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2020.11.03 21:03:34
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2020.09.20
カテゴリ:映画
私が好きなSF映画は、詩的で哲学的で宗教的なメッセージがあるもの。
「TENET」もそう。 まず、主人公の名前がわからないってどうよ。 インド、北欧、イタリア、ベトナム、ロシア… ものすごいテンポで世界を駆け巡る。 とんでもない仕掛けやアクション、世界観が展開される。 だけど、たぶんメッセージはとてもシンプルで、当たり前のことなんだと思う。 変えてはいけない未来なんてないし、時の流れにあわせて流されて生きて行く必要もない。 誰でも出来る。 他人じゃなくて、自分自身にその力があることを忘れている。 信じられるパートナーがいることも、忘れている。
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2020.09.20 20:11:17
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2020.08.14
カテゴリ:絵とか写真とか
ゴッホの「ひまわり」は7つあって、4つがいわばオリジナル。残り3作はオリジナルの4作目の派生系で、SOMPOが保有しているのはその一つ。
いわばオリジナルのうち一つは、神戸にて戦災で焼失。 来日した「ひまわり」は、オリジナル4作目。 派生系の原型ともいうべきもの。 実は、SOMPOのも、ゴッホもあまり得意ではなかったけど、今回観てすこし印象が変わった。 黄色のニュアンスの違い。 タッチの違い。 これは、やはり作品を直に観たから、わかるもの。 ゴッホの挑戦心と自信が伝わります。 結末を知っているから少し悲しいけど。
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2020.08.14 17:23:18
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2020.08.12
カテゴリ:映画
マイケル・ベイ監督 2005年
ネタバレ。 クローンについて。 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」みたいな示唆。 エゴイスティックな人間は生き残れない。 スティーブン・ブシュミやジャイモン・フンスーのように、利他的に生きられる生物。遺伝子のコピー力を上回るパワーがある。 スカヨハは美しいな。
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2020.08.12 09:03:01
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2020.07.24
カテゴリ:絵とか写真とか
本当はオリンピックで世界の人に見ていただけるはずだったのかしら。
三大コレクターの浮世絵に、丁寧な解説がついて。 講談師の神田さんの語り。こはだ小平次の件は、背筋がひんやりするほど。 パンクな北斎、丁寧な広重。 師宣の時代からの歴史の重み。 描かれているのは、今も残る歌舞伎や相撲。 それを楽しむ庶民の生活。 コロナを越えて続いて行って欲しい。
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2020.07.24 17:44:13
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2020.06.28
カテゴリ:映画
いろいろもやもや。
う-ん、ちょっと美化しすぎでは? とはいえ。 日本の強さは現場力、と言われることにも納得。 ただ、正すべきことは正すべき。 佐藤浩市さんがどんどんやつれていくのがリアルだった。吉岡さんも髪の生え際が白くなったり。 忘れてはいけない危機への対応。 映画館はソーシャルディスタンス。 本当は復興オリンピックに向けて盛り上がっていたはずの東京。 来週は都知事選です。
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2020.06.28 20:23:56
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2020.05.27
カテゴリ:映画
日本版レミゼ。
桐野夏生に出てくる、衝動的に罪を重ねながら生きて行く人を思い出した。 「こういうところに育った人はいったいどういうことを考えるのだろうか。罪の意識を持たない人間が出来上がるのではないだろうか」 そんなことはない。 恐山を怖がり、罪の意識から篤志家となる。 しかし、今度は八重を殺してしまう。 出会ったときは、お互い「与える」ことが出来る者同士だったのに。 人から信じられることがない多吉は、八重より多くを得ても、人を信じることも出来ないままであった。 最後、多吉は、再起を図ったと思う。 誰も信じられないまま、より大きな罪の意識を持ったまま、生きる執念だけを持っている多吉を描きたかったのだと思う。
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2020.05.27 22:11:06
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