NO DAY BUT TODAY

[映画] カテゴリの記事

全370件 (370件中 351-370件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8

• 【ロボッツ】を観る

  何にも難しいことを考えないであはあは笑って帰ってきたかったのでこの映画にしました。街のつくりはなんだか　バック・トゥー・ザ・フューチャーところどころ　ターミネーター　（スクラップ工場とか）あと、テレビのアトムに似てるかな？その他ちょぼちょぼなんだか、元ネタはアレ？みたいなところもあったりして悪玉とヒーローがはっきり子供にもわかるけどちょこっとオトナ目線も隠し味に使ってる感じロボットのダンスシーンがちょこちょこあって（SING　IN THE RAIN)とかブリちゃんとか　意外に音楽はかわいかったです夏休みにご家族皆様で安心してお楽しみになれますがホント、観終わったあとは何にも残らなかった（苦笑）

  2005.07.31

  コメント(2)

• 【KILL BILL】 完食

  食わず嫌いは良くない・・・ということで、かなり出遅れましたが、１・２を一気に観ました。これが正解だったかも。１だけ映画館で観てたら、怒り狂って、意地でも２は見なかったかもしれない。もともと、ひとつの映画を２つに分けた作品。二つで一つのようです。１は２のための壮大な宣伝。前説。スプラッター延々、日本人キャストがんがん。北村一輝さんもご出演だったとは。「深作欣二監督へ捧げる」らしいですが、タランティーノ監督は心底こういうのを作ってみたかったのかもしれないけど、これに1800円払えるかどうかは、監督への入れ込み方で分かれるかもしれないですね。一方、２は好きでした！メイキングで、監督自ら「１はヤクザ＋カンフー、２はマカロニウェスタン」といってたけど、１は演出に凝りすぎ。２でようやく本当にテーマ・世界観が出てきたような・・・。ビルの弟、父代わりのヤクザ、ビル・・・ヒトクセもフタクセもある人物がガンガン出てきて、飽きない！極めつけはダリル・ハンナ！！すれっからしでど--しょうもなくワルいオンナ。最高でした！

  2005.07.18

  コメント(2)

• モーターサイクルダイアリーズ

  アルゼンチンに行きたくなった～～っ！！（先週はウィーンだったけど）ということで、このDVD。ま、アレに加えて、以前に同僚から「みなみさん、絶対この映画ハマります！！タイプです!!」と強烈にPUSHされてたこともあったし。しかし。アタシのタイプって？？彼女には「義・吉」とか、アンジョとかは一言も言ってないのに・・・・どうしてサトラレたのかしら？？？主人公のゲバラって革命のリーダーのあのゲバラ！！で、「タンゴモデルナ」で、D☆DのTシャツにあったあのゲバラ！！【お話】1950年代のアルゼンチン。ハンセン病を学ぶ裕福な医学生だったエルネスト（後のチェ・ゲバラ）は、生化学を学ぶ友人のアルベルトと、南米一周の放浪の旅に出る。ボロボロのバイク１台に乗る二人。むちゃくちゃでナンパでインチキな旅行だったが、その後二人が見るのは、共産主義者狩り、チリ銅山の劣悪な労働条件、先住民族への抑圧、ハンセン病病院の実態。この旅行は二人の今後に・・・。【感想】もう激ツボ映画でした。エルネストはきっと美化されているんだろうけど、旅行に出る前と終わるときと、全然顔が違う。キーはチチーナからもらった15米ドル。うまい！！銅山の夫婦、表情だけですべてを語る。忘れられない！あと、喘息持ちでちょっとよわっちいエルネストくんが、「自分を変えよう！」と電車男的なチャレンジにでるところもいい！！クスコのあたりからの映像は、ドキュメンタリーみたい。撮り方も出演者の表情も演技とは思えない。リアル。ピンポイントのツボは、エルネストくんが、ちょこっとタンゴを踊るところね！あとマンボとかダンスも結構でてきて、あ～、南米って生活にダンスがあるんだな～っと実感・・。ラストも史実に疎い私には衝撃的でした。アルベルト～～！泣けたよ！！・・・ということで、アルゼンチンに行きたい人にもそうでない人にも注目のガエル・ガルシア・ベルナルくんの魅力☆をチェックしたい人にも南米の歴史をちょっと知りたい人にも是非是非おススめです♪♪

  2005.07.16

  コメント(4)

• 【コールドマウンテン】　～レニ-ＶＳニコ－ルの女優バトルでした

  ジュード・ロウ様ご出演の「クローザー」をmissしてしまったので、悔し紛れに借りてきたのがこれです。ジュード様☆と書いているワリには、そんなにカレの作品を観ているわけではないんで、そのヘンはご容赦ください。【お話】アメリカ・バージニア州《コールドマウンテン》に住む無口な青年インマン（ジュード・ロウ） は、チャールストンから移り住んできた牧師の娘エイダ（ニコール・キッドマン）に一目惚れ。しかし、南北戦争が始まり、南軍の兵士として参戦することに。「帰りを待つ」とを約束して、インマンを見送るエイダ。しかし負傷したインマンからの便りは途絶え、エイダの父は病死。長引く戦争。義勇軍の横暴。町は荒れ果て、お嬢様育ちの彼女の生活はたちまち逼迫する。そんななか、エイダのところに生命力溢れたルビー（レニー・ゼルウィガー）が住みつく。彼女は農場を立て直し、エイダも見違えるように再生する。インマンはエイダに会うために、脱走兵となり、数々の危険と苦難を乗り越えひたすら（コールドマウンテン）を目指すが・・・。【感想】正直言って私はニコール・キッドマンが苦手。あの美貌・パワー・自信。ああいうオンナ相手に、男にしろ仕事にしろ、争うことになったら（・・・有り得ないが・・）、土俵に上がる前に負けてしまう。そういう意味では、デミ・ムーアも苦手。そのニコール、出だしから、イヤ～～なオンナ。ウブなインマンに軽くちょっかいをだす。慎ましやかな振りしてるけど、実は《アタシってキレイだから、オトコはみ～んなアタシの言いなりよ～》という確信・・・いるよね、このタイプ！！同性からはミエミエなのに、なぜかオトコはころっつ！とイっちゃうんだよ～～。もう、どうしてよりによってジュード・ロウがインマンがあんなエイダにホレしまったのか？死刑覚悟でエイダのところに帰ろうとするのか？全く理解できない！！お父さんが死んだあとのエイダも、頼りない風情を出しているようですが、私からはそう見えない。＜何があってもぜ～～～ったい逞しく生きていける＞ニコールだもん。ムリだ～～！！！一方、レニー・ゼルウィガー演じるルビー。ブスかわいくってオンナ受けキャラ。おとうさんとの絡みではほろりとさせられる。ニコールと対象的。オイシイところを持っていく。で、このレニーがでてくると、ニコールは俄然女優魂に火がつくのか、それとも「強いオンナ」は得意なキャラなのか、見違えるように生き生きとしてきます。レニーＶＳニコール。女優の演技バトル。結構見せ場。で、ジュード様はひたすら難行苦行。有り得ないでしょ！！って展開が続く。純朴なインマンが、生きるために止む無く手を汚し悩んだり、見ず知らずの人に助けられたり・・っていうお話ですが、あまりにも盛りだくさん。説教くさい。これがジュード様でなかったら、かなりご勘弁ですが、知性的なオデコ（ちょっとアブナくなりつつあるけど）と透き通るようなブルーアイには見とれる。なんだかんだいってもジュード様はステキでしたが、私は、【Ａ・Ｉ】のジゴロロボットがツボだったので、インマンのように「いい人」には、今一つハマれなかったです・・・。ジュードお目当てとしては、正直物足りない！！某女性雑誌で彼を指して＜ナルシスト系？＞と書かれているのをみて、＜・・・ナルシスト？ジュードはグローバルスタンダードでステキなの！ナルシストで悪い？！そのヘンの勘違いオトコと一緒にしないで！＞と息巻いたけれど、このインマンくん、＜基本的には無口＞というキャラ設定が災いしてか、最後の方ではびみょ～にナルシ～系に見えてしまうときが・・・。頼むよ、監督～！！メインはルビーとエイダかもしれないけど、インマンの扱いももうちょっと丁寧にして！！それとも、インマンは別に彼じゃなくってもよかったのかな～～？？？私は、悪役チェッカーなので、義勇軍の金髪青年も気になりました☆いろいろ毒吐いたけど、映像もきれいで丁寧。国敗れて山河あり。古き良きアメリカの良心。静かな反戦。まっとうなハリウッド映画として、評価が高いのは納得できました♪

  2005.07.15

  コメント(4)

• 【海猫】を観る

  聖なる美しさ、圧倒的な美貌を持つ薫。彼女が嫁いだ漁師邦一。そして彼女を愛してしまう邦一の弟広次・・・のお話。原作は薫の母・娘までに話が続く大河ドラマになっていて疲れましたが、映画はそこはすっきり。よかったと思います。しかし。この作品のツボは、３人が20代そこそこで出会い、苦しみ傷つけあいながらも関係性を持っていくということかと。邦一の佐藤浩市、広次の仲村トオルの両氏が出てくるとこの三角関係が重すぎ。どろどろ。薫を演じている女優さんも私のイメージからは遠かった。森田監督＆筒井脚本でこの題材ということで【それから】に続く私好みの感じになっているんじゃないか・・！？と期待しすぎちゃったみたいです。白石加代子さんはさすが。小島聖さんは、ださめのナース　→　漁師のおばちゃん役を好演してて、誰だかわからなかった。【妄想キャスト】邦一がTOKIOの長瀬くん、広次が藤原竜也くんだったりしたらなあ♪・・・ははっ！！

  2005.06.11

  コメント(2)

• ターミナル　～キャサリーン・ゼタ・ジョーンズがいい！

  トム・ハンクスはうまいなあ～と思います。特に「Big！」は作品も演技も大好きです。今回の、ナゾの東欧人の役も確かにうまい。うまいんだけど・・・個人的にどうしても（フォレスト・ガンプ）とかぶっちゃいました。しかし、そんなヘンな見方をした人はあんまりいないようで、この作品はとっても評判がいいです。ストーリーの展開もさすがだし、セットも豪華。脇はしっかり固めて、悪代官・スタンリー・トゥッチもイイ感じです。そして意外にもツボだったのはキャサリーン・ゼタ・ジョーンズ！！。スーパーリッチなフェロモンは抑え目にして、プライドは高いけど、幸薄いスチュワーデスを好演。倉田真由美さんあたりにしっかり認定されそうな（だめんず・うぉーかー）な感じが良かったですわ。ま～、しつこいようですが、もしトム・ハンクスじゃなくて別な俳優さんがやっていたらもっと素直に（スピルバークの世界なのね～）と感動したんじゃないかと・・極めて個人的な感想でした♪

  2005.05.03

  コメント(4)

• 【アラモ】　？アメリカ人には好評なの？

  ★ストーリー理解度：25点★多分（アラモの砦）ってアメリカ人には（新撰組）や（忠臣蔵）ぐらい常識なのでしょう。そして、｢ディビィ・クロケット｣や｢トラビス中佐｣という登場人物は、｢坂本龍馬｣｢大石蔵之助｣ぐらいの有名人。説明無用・・ということなのでしょう。しかし。日本人の私にとっては、ちんぷんかんぷん。始まって一時間ぐらいは置いてきぼり。気づいたら10分ぐらい寝てました。★ステキな俳優サマ：30点★｢ディビィ・クロケット｣役のビリー・ボブ・ソーントン。戦争回想シーン。淡々としてるけど強烈。この映画唯一の忘れられないシーン。★ドキドキ・感動度：5点★これだけの人たちが命がけでアラモを死守する意味って何だったんでしょう？ずっと疑問だったんだけど、最後まで理解できなかった。いや---この映画のことは何も分りませんでした！って言ってるようなもんで、恥ずかしいけど。トラビスもクロケットも、皆それぞれの思いがあるんだろうけど。でもそれで（テキサス独立！！）ってあまりに勝手すぎない？？？だから、その後の｢アラモを忘れるなー!!｣の絶叫も全然感動しない。白い馬が無意味にきれいです。ラストシーンにも唖然。莫大なセット、凝った衣装や小道具、大量のエキストラ・・・あ～お金すごく掛かっていたんだわ～。本国アメリカでの評価はどうだったのか、ちょっと気になる。

  2005.04.17

  コメント(2)

• ｢ゲキ　×　シネ｣★【髑髏城の七人】

  【作品が面白い！】歌舞伎・殺陣・ミュージカル・ダンス・コメディ・パロディ・ロック・おバカなお笑い・・・と、ホテルのバイキングみたいにどど～んとラインナップ！でも、どれもハンパじゃなくって、どれも楽しい。照明・小道具・衣装・音楽・SE・・・見ごたえ聴き応え十分！ばかばかしいけど、面白い！！！ばかばかしくて、面白い！！！【映画でも面白い！】映画の方が小道具・衣装がしっかり映ってになっててお得。ぽっぽちゃんの（生前）と（焼かれた後）もしっかり観れたし。高田聖子さんも、胸すごいですわ！！凝った画面作りはしてませんでした。う～ん、ちょっとCGとか、いろいろ期待しちゃってたけど。ま、これはこれで、臨場感優先ということなのかも。でも、下から撮っている部分がウマくって、スピーディー！3時間半くらいの長さでも飽きなかった。舞台センター真下から撮っているシーンも効果的。実際にはあの位置から見ることはありえないわけで。天魔王や蘭兵衛の裾捌きの空気がふわ～んと伝わってくる。（薬物注入）のシーンもその位置から。・・・大サービスです。舞台のライブ感もちゃんとあります。鈴木杏ちゃんがアドリブにえ～～？って顔してるところとか。染五郎さんがアドリブに素で笑いそうになって、後ろ向いて態勢立て直してからセリフをいうシーンとか・・・うまく入れてます。【やっぱりちょっと自分の印象とは違うところも】まず、蘭兵衛の池内博之さん（爆）う～ん。ちょっとがっかり。劇場ではもっと妖しく、ラリラリのシーンももっと危うい感じだったわ！やっぱり私の目に｢蘭兵衛らぶ～☆｣のフィルター着いてたのか？それともたまたま撮影の日がこうだったのか？はたまたカメラ割りの問題なのか？沙霧の鈴木杏さん。舞台でみたときは、もっとゴムボールみたいにぽんぽんした躍動感があった気もする。う～～む。あと安田栄徳さんのカットがもうちょっとあれば・・・（これこれ・・・）。でも染五郎さん！！！やっぱりすご--------く美しい！！！。殺陣もセリフ回しも髪をちょろっとなびかせるところも、天魔王のイっちゃってる目線も・・・。も～う最初から最後まで、何をやっても、どこから撮っても、流石！ステキ！でございます。タマにセリフ噛み気味のところがあっても全然大丈夫。映像でアップで拝見する価値は十分あります！！！　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊本日の同行者は、これが新感線デビューでしたが、大満足！とのこと。この｢ゲキ×シネ｣。｢新感線って面白いらしいけど、劇場に足を運ぶのはちょっと腰がひける・・・｣というような人を取り込むのには、スグレモノのツールなんだと実感しました。

  2005.04.10

  コメント(2)

• 【マッチスティックメン】を観る！！！

  （ネタバレなし）ニコラス・ケイジご出演、リドリー・スコット監督！ということで観たのですが・・。す----------っごくおもしろかった！！！！！万人ウケするかしないかはびみょ～ですが、こういう映画は大好きです。細かいところから最後まで、ツボでした。サスペンス映画って書いてあるのに、いつまでたってもサスペンスにならないよ～～と思っていたら・・・！！・・・・・・あ------っつ・・・・・って感じです！！原作・脚本・監督、どれがいいのかよくわかりませんが、楽しかったですよ！

  2005.03.27

  コメント(4)

• 【ナショナル・トレジャー】～ストーリーよりも不思議な主役～

  （ちょっとネタバレ）ニコラス・ケイジはやっぱりなんだかよかった。いわゆるハンサムではない。負け犬のような情けないタレ目系顔。同じタレ目でもウィリアム・ボールドウィンのようなフェロモンはあまり感じられない。叔父様はコッポラらしいだけど、ハリウッドセレブの香りも全くしない。生え際あたりも寂しげ。しかし、「フェイスオフ」「コン・エアー」「ウィンドトーカーズ」と見ているうちになんだか（いいなあ～）と思ってしまう。不思議だ。この作品での彼の役どころは、パッとしない中年男性。いろんな事情から独立宣言書を盗む羽目になるんだけど、「悪い事言わない。素人なんだからやめといたら！？」・・・・って言いたくなる風情。相方のシンデレラボーイのジャスティン・バーサハッカーだけど、オタクっぽい感じが薄くて、ニコラス・ケイジといい組み合わせ。しかし！！ダイアン・クルーガー。申し訳ないが、私にはインテリで好奇心満々な女性には見えなかった。演技も今ひとつ。「トロイ」の【背徳美人人妻】はそんなに違和感がなかったのに。だからこそ、本編観てても、「このオンナ、実は敵方に寝返ってるんじゃないか?」と邪推したんだけど、考えすぎました。ジョン・ボイド、ハーヴェィ・カイテル・・・などなど周りの皆様がしっかり実力派なだけに、彼女が浮いちゃってみえたかも。ストーリーとしては・・・・インディージョーンズシリーズのアメリカ東海岸版。きっと監督があのシリーズ大好きなんでしょうね。ということで、ニコラス・ケイジ。冴えないオジサマなのに惹かれてしまう。そして翌日。レンタルビデオで、私のツボを直撃する作品に出会ったのでした♪（明日に続く）

  2005.03.26

  コメント(5)

• 【タイムライン】を観る

  ん～～～～。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のもうちょっとSF＋歴史ロマン。ところどころにマイケル・クライトンらしいこだわりがあるといえばあるかも。個人的にはそれ以上でもなく、それ以下でもなく・・・。謎解きものが好きな方には、いいのかもしれません。

  2005.03.25

  コメント(0)

• 「いぬのえいが」～泣かないつもりが・・～

  （ネタバレです）動物映画は苦手です。大体あざとい。「ほ～ら、かわいいでしょ？感動するでしょ？？泣けるでしょ？？」っていうのが嫌い。で、それにまんまとハマってうるうるする自分がまた恥ずかしい。この映画もノリ気じゃなかった。でも出演者が豪華だったし、頂いたチケットは無駄にしたくなかったので行って参りました。【感想】アニメで始まったときは（あちゃ～！お子様むけだったのか？）と思ったけど、それから結構テンポ良く進行。でも私は意地を張って（ふん、きっとポチは死ぬんだっ！ぜ-----っっったい泣かないぞ！）で、ポチが死んじゃうときは（泣かない・泣かない・・・）頑張る。・・・・ガマンする・・・。しかし。次の展開が予想外。ポップなアニメと音楽だけでさらっとペットブームのウラを描く。不意を突かれた。も～うだめ。ここで降参。素直に泣きました。後はもう敵の手中にハマったようなもの。「ねぇ　マリモ」は正攻法の涙腺攻撃。・・・陥落しました。　　　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊【ポイント】・ハチャトゥリアン「剣の舞」の場面。・ドックフードのCM作りの場面。・バウリンガル。場内大爆笑でした。・中村獅童さんの少年時代を演じる子役くん。垢抜けない感じがいい！！・天海祐希さん！惜し気もなく生足ご披露。ミュージカルファンとしては、川平慈英さんと一緒に歌って欲しかった！　　　　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊突っ込みどころはあるものの、家族連れからカップル、シニアなご夫婦まで、いろんな方が安心して見られそうです。春休みにはいい１本かも。

  2005.03.20

  コメント(5)

• 「キング・アーサー」を観る

  （ネタバレ・辛口です）【戦うリーダーキャラ大好き！】の私。これははずせないでしょ！！・・と過剰な期待で見てしまったようで、見終わったあとは、（ふ～ん、そうなんだ）っていう感じ。っていうか、正直、最初の５分で一度ＤＶＤを止めて、公式ＨＰに行ってお勉強。歴史の常識ないモンですいませんね。時代背景と、どどっと一気にでてきた人物の相関関係をアタマに入れて、もう一回スタートした次第でした。　　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊《登場人物》・主人公アーサー（役所広司度３０％ぐらい？）は、悩める支社長って感じ。期末を控え、ようやくムリなノルマを達成しそうなところに、本部から上乗せ数値が提示され、そりゃないでしょ！っと言っても逆らうことはできず。部下もブチ切れながらも働いちゃう。カリスマリーダーというより、人徳厚くがんばりやさんで弱みを見せない上司。ある意味理想の上司です。・ランスロットは、アーサーを支える（副長）的存在。子供のときから美形。特にあの情熱的な目がキレイです。・運命の女性グウィネビアはとてもきれいなんだけど、どうもついていけなかった。アーサーに助けられたときは、思いっきり（助けてくれてありがとう～）な顔して指を治してもらうときも（拷問されたの～）とヨワヨワ・なよなよ。なのに元気になると、いきなり目力全開でアーサーに（同胞を殺したくせに！）と毒づくのはなんなんだ。最後サクソン軍と戦う時、メークも怖いけどめちゃめちゃ強い。弓も剣もＯＫだ。な～んだ強いんじゃん。　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊《感想》最初の方の下ネタ・エロトークも、男同士の団結力・一体感を表現したかったのかもしれないけど、ちょっとうんざり。なんといっても最後の方がなんだかなあ～です。｢自由のために戦おう！！」とアーサーが熱くなればなるほど、サメちゃいました。ランスロットの死に方があっさりなのも不満。グウィネビアはあんまり悲しそうじゃないし。最後も、アーサーが悲しんでいるところで終わってほしかった、犠牲者を正面きって美化するナレーションもどうかと思ったし、結婚式はない方が良かったのでは！？なんだかランスロットたちがかわいそう！！・・・ん？？ひょっとして私は、「戦うリーダーキャラは好きだけど、生き残って幸せになるリーダーは嫌い！特に自分が、気に入らないキャラのオンナと幸せになるなんて見たくない！」なのか？不満ばかりでしたが、映像は見応えありました。氷がバリバリ割れていくシーンは迫力あったし、『弁慶』ダゴネットは悲しかった。雪山を一行が進んでいるところを空から写したところも効果的。ウォードＶＳアーサーの戦いで有刺鉄線がばりばりでてくるところとか、最後のサクソン軍との戦いの仕掛けなどはお見事でした。悪役チェッカーとしては、サクソン軍親子もなかなか。特に息子クンの三編み髭はツボでした。

  2005.02.26

  コメント(2)

• 映画【オペラ座の怪人】は舞台とは違う！

  かつて劇団四季で観たとき、おこちゃまだったワタクシは、（えっと、ストーリーはよくわかんないけどぉ、ファントムもラウルも、かっこよくって歌うまい～～～素敵～～！！）とうっとり♪した覚えが。当時のキャストを調べてみるとファントムは祐一郎さんで、ラウルは石丸さん（遠い目・・・）。そりゃあうっとりするわけだ。で、映画版もすごかった。それは・・＊音楽がすごい本当に話覚えていなかったんだけど、かなり曲は覚えていた。我ながらびっくり。ALWはやっぱり天才だ。＊映像がすごい（ハンパにつくったら舞台観た人に酷評される！）という思い入れがあったかどうかしらないけど、衣装にも演出にも舞台装置にも凝って凝って徹底的に創ったぞ！どうだ！！って感じ。１億以上かかったシャンデリアのことが話題になるけど、そればっかりじゃなくって、当時のパリ・オペラ座の舞台裏の空気とか街並みとかの空気がすごくよく伝わってきます。＊舞台（四季版）とは違う～その１：エロい！！これはめっちゃ主観が入ってるけど、まず、ジェラルド・バトラー演じるファントムが地下で歌う（ミュージック・オブ・ザ・ナイト）を聴いてびっくり！ 彼の歌い方は好き嫌いあるかもしれないけど、これってこんなエロく歌う曲だっけ？エミー・ロッサムのクリスティーヌもか～なりとろとろな表情して聞き惚れてるし（あのぉ彼女18歳未満ですよね・・・ってつっこみたくなりました）。え～～！！これってこういう曲だったけ？？私の記憶の中では、（『オペラ座の怪人』っていうだけあって、ファントムもラウルもクラシックオペラみたいにきれいに歌うのね～～うっとり・・・）だったもの。その後もファントムの歌い方は、ドラマチックでかっこいい。それがピークになるのは、（ポイント・オブ・ノーリターン）。ここは映像的にも見せ場。ファントムとクリスティーヌが舞台の上で繰り広げられる劇中劇は【皆が見ているけれどだれも入れない二人だけの世界】。（・・・負けた・・・）と涙目になってるラウル。そうだよね。ラウル、かっこいいけど、ここだけはファントムの勝ちなのよ。＊～その２：ラストが泣かせるミュージカルの「三大無神経男」として、ミスサイゴンのクリス、レミゼのマリウス、そしてこのオペラ座の怪人のラウルっていわれることがあるらしい。確かに、舞台を観たときは私もまだ、未熟者だったせいか、「ラウルっていいとこどり！ファントムがかわいそ～！」と思った覚えがある。この映画版では、クリスティーヌの墓前に、ラウルがファントムの遺品を供えるシーンがある。クリスティーヌはラウルと結婚したけどファントムのことは忘れられるはずもなく、でも、その想いをラウルも理解していたってことがこれでわかる。ラウルは無神経男じゃないよ～～！！！。そして、そこにはバラと共にあの指輪が・・・。ここで泣けちゃいましたよ。舞台版よりもなんだかすっきりした気持ちです。＊お願いしま～す！！本日は席運が最悪でした。２・３個離れたところの席のオバサンは最初から「マスカレード」ぐらいまで、レジ袋から延々とポップコーンとか食べ続けてました。そりゃ映画館なんだから食べ物禁止じゃないのはわかるけど、オペラ座の上で、ラウルとクリスティーヌがしっとり♪Say　you　love　me～となっているところでバリバリ・ガサガサされるのは正直つらかったです（泣）。もうちょっと通路側の席にいたら絶対移動していたんだけどそういう訳にもいかず・・・。こういう映画はもうちょっとご配慮してもらいたいと思った次第でした。

  2005.02.16

  コメント(7)

• 「LOVERS」はひたすらキレイな映画でした

  繊細にして大胆な色使い！アジア人の美意識のツボをどんどん突いてくれる映像がどんどんでてきます。まず、最初の遊郭の場面。これは今にして思えばめちゃめちゃ伏線となっている訳だけど、群集の衣装も床の模様も一体となってきれい。チャン・ツィイーが踊るときの衣装の動きもしっかりスローでみせてくれる。そして、白樺っぽいきれ～な林を馬で駆けぬける金城（随風）とか、秋の草原とか、沐浴シーンとか、とにかく風景がきれい！これだけきれいだったらストーリー展開上はあんまり意味なくてもいい！唐突に雪が降って雪景色になるのも許す！特に好きだったのは、竹藪での朝廷軍との戦いの場面。朝廷軍はキダムもびっくり！の（竹逆さ下り）とか（ほとんど空中散歩）をやってみせるのだ。ワイヤーアクションもここまできめ細かくきれいにキメてくるとブラボーものだ。ワダエミの衣装は『アジアンビューティー／チャン・ツィイー』をくっきり引き立ててくれる。特に緑の衣装は本当にきれい～～。難を言うなら、アンディラウも金城武もなんだかすっかり脇役に見えてしまったこと。映像とヒロインの美しさに負けてる。せっかくイイ男二人使ってるんだから、もうちょっとかっこよく撮ってあげてほしかったかも。

  2005.02.13

  コメント(3)

• 【ロスト・イン・トランスレーション】DVDを観る

  言葉の通じないトーキョーに、ウイスキーのCM撮りに来たハリウッド俳優。家族とはうまくいってないわけじゃない。かたやバンドの取材で来日したカメラマンの夫に同行してきた若き人妻。偶然にも同じホテルに泊まっているうちに、顔をあわせ会話を交わし・・・でも、ここからいわゆるラブストーリーには突入しないところがこの作品の持ち味。主演の女優さんも知性的な美しさがあったし、映像も斬新。結末もちょっとおしゃれ。でも!!!自宅でDVDで観たのがいけなかった。あのびみょ～な間がすっかりドヨ～ん・・・としたものになってしまうのです。もう何度、（続きは明日にする！）とか（ちょっと休憩する！）と言ったことか。でも（今観るのをやめたらもう二度と観なくなってしまう！）ということで、がんばって最後まで観ましたよ。ええ、がんばって。映画館で観たらまた違った感想になったかも。

  2005.02.07

  コメント(4)

• 【マスク・オブ・ゾロ】　on　TV

  私は、アントニオ・バンデラスが大好き！顔からしたたり落ちる濃いフェロモン。日本人のセクシービームは、大体さっぱりお上品な醤油味だけど、バンデラスのはハラペーニョ風味のオイル。濃厚で病み付きになる。（盛りのついた雌猫！）って言葉があるけど、彼は（盛りのついたラテンの牡牛！）でも、ちょこっとオチャメな部分を見せてくれるところがまたツボなのだ。「デスペラード」「スパイキッズ」・・・なにをやってもバンデラス！だけどいいの。頭脳明晰なビジネスマンや、運命に悩むヒーローなんかやらなくていい。いつまでもバンデラスのまんまでいい！で、この（マスク・オブ・ゾロ）もそんなバンデラスが全開だ。へっぴり腰なバンデラスが、アンソニー・ホプキンズに鍛えられ、りっぱなゾロになる。ムチと蝋燭を使うトレーニングシーンは、もういかにも！なんだけど、こういうサービス精神たっぷりなところがエライよ、監督。馬をつかったアクションとか派手な殺陣とか、とにかく笑ってちょうだい・楽しんでちょうだい！ってシーンがいっぱい。バンデラスの相手役には、キャサリーン・ゼタ・ジョーンズ。演技力なんてどうでもいい。ハリウッドグラマラスっていうオーラがバンバンでてて、「ふん！バンデラスに負けないわよ!!」とばかりにセクシー光線振りまく。いいねいいね。もうどんどんやって頂戴、セクシー格闘技！ストーリーはあってなしがごとし。でもバンデラス万歳！な私は、とっても楽しく、満足したのでありました。

  2005.02.05

  コメント(0)

• 「トロイ」ＤＶＤを観る

  あれだけがんがん宣伝していた映画ですから、観ておかなくては、とレンタルしてきました。お目当てはブラピでしたが・・。まず、オーランド・ブルーム演ずるパリスくんのだめんずぶりに大笑いでした。見た目はイイけど、言うことは根拠のない自信とカッコつけばかり。できもしないことに手を出して、最後は周りにお助けを求める・・・こういうヤツっているんだよね～。オーランド・ブルーム、人気上昇中にこんな役をやるって勇気ある！。そして、このダメ男パリスにくっついてくる人妻が退廃って感じがぷんぷん。ダンナがいやだったの～、（注：たぶん別に誰でもよかったんだろうけど勢いで）着いてきちゃったらこんな戦争に～、あぁ～んごめんなさいね～私のせいだわ～・・・とかなんとか言ってるけど、こういう手合いがしたたかなのさ。最後にパリスに（私もここに残る！）なんて一応殊勝なこと言うけど、（逃げろ！）と言われるとちゃっかり逃げる。ここも大笑いでした。で、このだめだめパリスくんの兄であるヘクトル様（エリック・バナ）がすっっっごくかっこいい！！岡幸二郎さんがもっと外国人みたいになった感じで、背も高いし、顔も正統派の美形。知将っていう言葉がぴったり。パリスの不始末や周りの判断力のなさにガックリしながら、なんとかがんばろう！とするところがたまらなくステキ！誤ってアキレスのいとこを殺しちゃった後の表情は、ヘクトルがこの瞬間理解した彼自身の今後、トロイの先行きのすべてを語ってくれます。この俳優さん、大注目です！！そして、天才戦士、ブラピ・アキレス。かっこよかったけど、ヘクトル様に心奪われた私としては小憎らしいくらいの強さっぷり。それがあのパリスくんがちょっと練習したくらいでやられちゃう！このありえない展開がなんとも痛快でした。ハリウッド映画の醍醐味が、どーんとてんこ盛りになってた映画でした。

  2005.01.16

  コメント(2)

• 「ハウルの動く城」を観る（ごめんなさい辛口です）

  宮崎作品は、「パンダコパンダ」も「千と千尋」も」「もののけ」も「ナウシカ」も「トトロ」も・・・と結構好きです。でもこれは・・・？？？でした。これが宮崎監督じゃなくって他の人だったら「結構面白かったね！」と言えたのかもしれない。横綱に毎場所優勝を期待するように、宮崎作品だからこそ期待してしまったのでしょうか。この？？？な部分は作品というより原作にあるのかも（読んでないけど）。凝りすぎ？盛り込みすぎ？ストレートすぎ？最後は安直すぎ？「千～」のハクの続編か？・・・などなど。特にどうかと思ったのはソフィーがかわいいこと。あのかわいさで「私はかわいくなんかない！」みたいなこと言われてもちょっと違和感～。・・・と書いてはみたものの、好きなシーンはあるし、魅力的なキャラや仕掛けも楽しいです。美輪さんはすごいよ～。ご本人が魔法使いみたいなんだから当たり前かもしれないけど・・・。

  2005.01.15

  コメント(0)

• 「コラテラル」の結末

  （ネタバレだらけです）観てから一週間以上経ちますが、まだもやもや。いえ、決しておもしろくなかったというわけじゃありません。実は映画館で映画を観るのは久々で、映像の面白さが新鮮でした。空中から見える夜のロスのハイウエイ。飛び交うスペイン語。コリアン街のクラブの熱気と猥雑さ。狭い車内。ああ、やっぱり映画館で観る映画っていいなあ・・・なんて。マックスも女検事もとってもお上手。さて、お目当てトム・クルーズ。クールな悪役ってことで、私は勝手にアラン・リックマン風「悪いこと大好き悪役」とか、シュワちゃん風「無機質殺人マシーン」とか？と勝手に思い込んでおりましたが、そうじゃなかったようですね。ま、衝突・横転したタクシーから、怪我ひとつなく、元気に走って逃げるところは、表情からしてもシュワちゃん入ってる～！って突っ込みたくなりましたけど。むしろ、気弱だったり小心者だったり、所詮組織の雇われ殺し屋・・・という哀愁漂う感じでした。ジャズクラブでの殺人は、彼の甘いお顔立ちが生きる表情で、一押しのシーンでございました。ストーリーとしては、突っ込みどころも多々あったのですが、びっくりしたのはラスト。「マックスがビンセントを背負って降りるのね。ビンセント、最後は孤独じゃなくってよかったね（しみじみ）・・・」と思っていたら、真逆の展開！え----! これで終わり？？？ビンセントがかわいそうすぎ～！！ちょっとちょっとマックスはどうなっちゃうの？まさか、彼女と逃げまくるとか？？？・・・監督、そこのところを教えてほしいです！！

  2004.11.17

  コメント(3)

全370件 (370件中 351-370件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8