3590939 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

MINANIME ふたつ

PR

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

お気に入りブログ

コメント新着

早めの返信がほしいです!@ Re:仮免取ったぞ~!(08/01) 突然失礼します! 明日豊島区自動車練習所…

バックナンバー

2019.09
2019.08
2019.07
2019.06
2019.05
2019.04
2019.03
2019.02
2019.01
2018.12
2009.01.02
XML
カテゴリ:魍魎の匣
よっしゃああああぁぁぁ!!\(^o^)/
ついに最終回を迎えたぞ!というわけで、途中からネタバレ自重が面倒くさくて放り投げていた魍魎の感想というかネタバレを書きまくってみる





■陽子の真実



彼女は父を愛し、そんな父親をなじる病床の母親を憎んでいた。彼女は医者でありながら自分の妻を救えずに苦しむ美馬坂を誘惑し、加菜子を身ごもる。実の父親との許されざる子供、それが加菜子だった。陽子は加菜子の姉でありながら母でもり、彼女はウソを言いながら、ずっと真実を言い続けてきた。アニメ本編で木場が訪れる際、彼女が書いていたのは母に向けた懺悔の手紙。加菜子を亡くし、自分の愚かしさに気づく陽子は少なからず木場に惹かれていた。

「もっと早く出逢っていれば・・・」

最後は父親を噛み殺した久保を殺し、殺人容疑で木場に逮捕される。


この色気に木場も・・・


・芸名絹子は母親の名前
父親・美馬坂に愛された妻の絹子。その子供ながら彼女に嫉妬し、できるなら成り代わりた いという想いから芸名を絹子として女優になった。
・女優を辞めた理由
事情を知った須崎によって強請られた為。最初は体を要求されたが、突っぱねる彼女に手段を替えて金銭を要求してきた
・陽子の駆け落ち
柴崎の御曹司との駆け落ちは、既成事実を作って後で加菜子を育てる最低限のお金を得る為。その行為を潔しとした柴崎グループの会長は、彼女に援助を申し出る。しかし、彼の子供ではなく美馬坂の子供であることに拘った彼女は、必要以上のお金や財産分与を拒否。それゆえに増岡がじきじきに交渉しにくる。





■雨宮の真実

柴崎グループの監視者が雨宮の招待。しかし彼は、加菜子をあまりに愛しすぎてしまった為に人ならざる『向こう側へ』行ってしまった。凡庸で冴えない男だったが、彼は誰よりも現実肯定できる男だった。一見、増岡が軽視したその愚かしいほどの従順さは、あくまで加菜子と一緒にいる最適な手段にもとれると中禅寺は言う。そう考えれば彼の取った行動、柴崎グループの見張り役として以上の献身的な行いはひとえに、自分の幸せ=加菜子と一緒にいる事全てに帰結する。


久保の次におかしい人


・加菜子誘拐事件
須崎が編み出した「身体を部分的に生かす技術」によって「生きていた」加菜子の手。誘拐事件で利用しようと切り離された手に雨宮は魅入られてしまった。木場が神奈川県警から総スカンを食らい、焼却炉がある場所に寝転がっている時に雨宮に出逢ったのは、いつものように焼却炉に隠した手と秘密の密会をしようとしていたから。そんな折、例の加菜子誘拐騒ぎの犯人である須崎が『加菜子の生きた頭部が入った』匣を持って雨宮と遭遇。彼にとって魍魎の匣は加菜子が入った箱であった。須崎を殺して箱を奪い去ると、彼は行方をくらませる。ちなみに生命維持装置なしに加菜子は数日ともたない程に分解されて箱に入れられていたので、正確な日時は分からないまでも加菜子は死亡した事が分かる。なので、狂言だった誘拐事件は彼女と雨宮との失踪によって、本当の誘拐劇となってしまった。最後、狂骨の主要登場人物であるいさま屋が言う「黒い干物のようなもの」はつまり加菜子の成れの果て。




■加菜子の真実



アニメでは言及されていないが、須崎によって真実を聞かされた事から涙したと推測される。真実とは自身が父親と娘の子供であるということである。加菜子は鬼のような形相で自分の首を絞める母親・絹子(実際には母ではない。陽子の母であるから祖母にあたる)の態度を理解できなかったが、やっとその理由が分かったんでしょうね。絹子は体の筋肉が衰える病気に侵され、日に日に醜くなっていく。そんな彼女に陽子は介護する傍ら耳元で、加菜子は美馬坂との子供だと囁き続けた。陽子もどこかしら狂っていた。魍魎の匣では禁忌を犯した人妻的な書かれ方をしていて同情的な要素が強かったが、外伝では加菜子の首を絞めたりと、情緒不安定な部分が垣間見える。かわいそうなのは加菜子。特殊な家庭環境に育ち、その出生も異端だった。魔性の女であり、彼女が惑わした人物は多々いれど、自身に非はない。ただ少し風変わりな少女であった。最期は友人に突き落とされ、父によって四肢を切断され、信頼していた雨宮の手の中で最期を迎えることに・・・。


美しさが罪になったのは「魍魎の匣」だけはなかった



■頼子の真実

通りモノという表現で幾度か示唆された彼女の行動。頼子にも来てしまったんでしょうねぇ。まさに『魔が差す』。自分の来世である加菜子は完璧でなくてはならない、そんな憧憬の的だった加菜子の首筋にニキビを見つけてしまった。それは天女が醜く老いていく兆しだと動揺した頼子は加菜子と線路に突き落としてしまう。轢死したかと思った彼女が浮かべたアニメでのあの微笑は謎。加菜子自身、死を望んでいたのかもしれない。
彼女は自分が加菜子を殺した事に自覚を持ちながら、嘘を考えるうちに妄想と現実の境が危うくなり始めてしまった。原作だと彼女の加菜子生存に対する恐怖が克明に書かれていまる。しかし、加菜子が「天に昇った」ことで、精神的に解放される。彼女はその罪を償うことなく生まれ変わって生きることができる・・・ハズだったが、最期は久保に無残に殺され絶命。

・眩暈
頼子が目撃したという「黒い服を着た男」は、関口が書いた作品『眩暈』の登場人物で中禅寺を模したキャラクター。『眩暈』は詳しく原作で言及はされていないが、シリーズ1作目である姑獲鳥(うぶめ)の夏(魍魎の匣はシリーズの2作目)に遭遇した事件を改変した内容となっているようだ。最終回で関口が言う「私は恐れている。物語を終わらせる者の登場を・・・」というセリフこそ、眩暈に登場する暗殺者であり、実際の中禅寺は憑き物落としをする拝み屋でもあるのだが、どちらも容姿が黒尽くめで死神を彷彿とさせる。なので、頼子が目撃した犯人は自分だと中禅寺は称した。ちなみにアニメのCVは原作者の京極夏彦。天人五衰の言葉の出所も全て関口が作家として作品を発表する希譚社の雑誌だったなど、かなり最初から伏線が貼られていた。




■久保の真実



穢れ封じの御筥様の教主・寺田兵衛の息子。異常な程隙間を嫌悪する。指は幼少の時に機械によって切断。自身の欠けた部分に埋まらない虚無感に襲われるなど、生い立ちが影響を及ぼしているのは間違いない。寺田は彼が子供のころに戦争に行ってしまったので、久保自身は別の所で育つ。御筥様のからくりを考えた本人ではあるが、その名簿から少女を選び出し、あいうえお順に殺していた。

・武蔵野バラバラ事件
相模湖で見つけられた箱に入っていない手足は加菜子のもの。心肺機能が著しく低下した加菜子には、最早手足に血を送る心臓の力はないと判断した美馬坂が切断し廃棄したものである。他は全て久保が殺した。悲劇の始まりは、雨宮が加菜子の入った箱を持って逃亡する際、祖母が危篤と帰郷した久保と列車で邂逅してしまった事から始まった。雨宮が持った「みつしり」と敷き詰められた加菜子の箱に、彼は魅入られてしまった。「例えようもなく男がうらやましくなつた」と記されている『匣の中の少女』は彼の自伝。後に彼はそれと同じ箱を求めて殺人を繰り返すこととなる。
監察医の里村が「殺して切ったんじゃなく、切る為に殺したんじゃないかと」はまさにその通り。箱詰めにするために切った彼は、決して殺そうとしているわけではなかった。普通ならショック死するのは容易に想像できるのであるが、彼は魍魎に当たってとり付かれてしまった。あの箱の少女のように何故生きていられないのか。少女達が死んで行くことに苛立ちを隠せなかった久保の元に、青木が捜査で乗り込み逃亡。榎木津から貰った加菜子の写真を頼子に見せた際に知った美馬坂の研究所へ行き、自分自身に隙間のない場所に身を置きたかったという願望に気がつき、父が作ったであろう箱に自ら入る。しかし予想とは違っていた箱の心地に怒りを覚え、美馬坂を喰い殺してしまう。最期は陽子に殺され、アニメだと花火に打ち上げられ死亡。^^;花火って・・・
ところで、原作では作品ごとにモチーフとなる妖怪の挿絵が本に描かれている。魍魎が死者を食らうおぞましい姿こそ、美馬坂を喰らう久保であり、それはまさに魍魎の匣だったと読み手に分かるような文章で綴られている。


「花火はねーよw」と突っ込んだ原作既読者は多いに違いない
不思議な改変でしたね・・・



・匣の中の少女
久保の作品を読みながら自分の中で想像を掻き立てているものこそ、アニメのアバンの正体。関口がまるで犯人であるかのようにミスリードを誘う構成であるが、全て久保の行った行動である。関口が想像する箱を持った男は久保であり、箱に詰められたのは中禅寺の妹・敦子だったり、彼も相当アレな部分があるんすけどねw 身近な少女がいなかったから、敦子に白羽の矢がたったんだろうなぁ。あまりの気持ち悪さに戸惑った編集部から、一度読んで感想を聞かせてくれと原稿を渡された事が、中禅寺が久保を犯人だと見極めるきっかけとなる。






文字数足りないのでここまで






最終更新日  2009.01.02 23:14:07

Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.