3655480 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

MINANIME ふたつ

PR

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

お気に入りブログ

コメント新着

早めの返信がほしいです!@ Re:仮免取ったぞ~!(08/01) 突然失礼します! 明日豊島区自動車練習所…

バックナンバー

2019.12
2019.11
2019.10
2019.09
2019.08
2019.07
2019.06
2019.05
2019.04
2019.03
2009.12.28
XML
カテゴリ:アニメ感想
原作読む気なくても、続きだけ気になる人向け


プリシラ強ェ・・・
Dグレはグロい。神田幼少期涙かわゆす
















アニメ化されたのは、闘蛇編 と王獣編 の2巻


全50話とだけあって、かなりのオリジナルストーリーが挟まれましたが、作者の監修もあって逸脱することなく、原作通りに締めくくることができたのではないでしょうか。

王獣のリランと深い絆を結んだ彼女だったが、ある事故を境にリランの野生が暴走し、大怪我を負ってしまう。そのことでリランとの間に深い溝が生まれ、やはり王獣も人とは違う「獣」であると悟ったエリンは、絶対に使わないと誓っていた音なし笛を持つ決意をする。人間が唯一、王獣に優位に立てる武器、それが音無し笛。もはや以前の関係のようには戻れなくなってしまう両者。

王位を狙うダミヤの脅迫で真王の護衛を余儀なくされたエリンは、大公の息子であるシュナンを助けてと懇願するセイミヤの願いを聞き、王獣に乗って敵に立ち向かう事を決意。しかし、その時に受けた矢傷がもとで、リランには乗れなくなってしまう。シュナンだけでも・・・とリランを飛ばそうとするエリン。飛び立つリランに、自身の死期を悟るエリンだったが、闘蛇にくい殺される寸前、リランが再び舞い降り、彼女を救った。

リランのトラウマである音なし笛を使った自分を救ってくれたリラン。彼女は獣と人の間には決して立ち入ることのできない領域があることを理解しながら、その一方で、他者とは違う、リランとの絆を感じ、大空で涙する・・・

という内容。
最後の最後で、一度は崩れた信頼関係を取り戻し、飛翔するシーンは読んでいて涙なしには語れない。素晴らしいのは、リランにくわえられたまま、エリンの独唱で物語が思っていることなんだよね。その後どうなった~とか、ダミヤ死亡とか本当にどうでもよくなるような、エリンとリランの絆が強く心に残る、それが王獣編だった。



だ か ら こ そ 



その後の展開は探求編と 完結編は、別の意味で涙だった。いまだ読み返す気力がわかない。かなしすぎて。物語としてきちんと完結してるんだけど、やっぱり王獣編で終わってればよかった~!!と思わずにはいられなかった。辛くて厳しい試練がこの先、エリン、そしてセイミヤたちに待ち構えている。

幼少期から少女までは闘蛇と王獣編ならば、熟女期が探求編と完結編といった感じですかね。
まぁ・・・ED後のあれでわかっている人もいらっしゃると思いますが、エリンはイアルと結婚し、一児の母になります。あれなシーンもちょっとあります。でも児童書なんで期待しないでね!





セイミヤとシュナンにも子供が生まれますが、幼少の頃から神の子孫だと育てられてきたセイミヤはどうしても、自身が穢れてしまったという概念を振り払えず、シュナンとの関係もギグシャクしたまま日々を送る。また結婚したことで、実際の政の中心は真王が握っているのか、それとも大公なのかで、人々の心もそぞろだった。さらに、ここにきて新たな問題が立ち上がってしまう。
闘蛇を手に入れた敵国からの脅威にさらされるリョザ王国。エリンが見抜いた『闘蛇を繁殖させすぎない』よう厳しい戒律を敷いた規範を捨て、より強い闘蛇を育て始める一方で、再び王獣の力を求めるようになる。もはやこれまでと、自害も視野にいれるエリンだったが、幼い頃、自身の母親が秘密を守るために死を選んだ事に対しての反発と、子供ジェシへの愛から、断腸の想いで、王獣たちを武器として育てることを決意。元・王の盾だったイアルは、闘蛇衆に志願し、未だ現存する王家と大公勢力の架け橋になろうと努力する。

あれほど、王獣を兵器化することを嫌悪していたエリンは、母親が抱いた秘密を解き明かしたことで、起こりうる最悪の事態を予期しながら、その罪を死で贖う覚悟を背負い、愛する者を守るために再び戦場を舞うというストーリー。
1,2巻を読んでも、エリンの母親の行動は理解できなかったが自分だが、闘蛇の謎を解く3巻、そして最後の4巻目を全部読み終えてみると、母親の死をもって秘密を守ろうとした気持ちが分かる。結果的に多くの生命をエリンは奪ったことになった。不可抗力だったとしても





王祖ジェが書き記した王獣規範。特滋水を用いることによって、意図的に繁殖を抑えたものであったが、闘蛇にもまたその繁殖のコントロールが行われていたのだ。実際には、繁殖以外にも理由があったのだ、それは置いといて、この2つの生物がぶち当たると悲劇が起ると再三警告するアーリョ。しかし、エリンは彼らの言葉を振り払い、戦場へ赴く。もはやエリンは見捨てるしかない、死をもって操者の法を葬るのだとアーリョは彼女を見捨てる。

そして、アーリョ敵国が作り出した、規範に縛られない野生に近い闘蛇と、エリンが育てた彼女の竪琴でしか動かない王獣の軍がついに対峙するときがきた。その2つがぶつかり合った時、悲劇が起る。


もともと毒性があった闘蛇の粘液が、特滋水を使わなくなったことでさらに毒性を帯びていたのだ。
王獣の鳴き声でパニックになると、闘蛇が巻き起こす粉塵と一緒に気化した毒が一気に巻き起こり、乗り手を次々に殺していった。また、その粉塵を吸った王獣も狂い、理性を失い凶暴化。阿鼻叫喚の渦ちなった戦場を目の当たりにするエリン。やはり伝承は真実だったのだ。王祖はこれを防ぐために王獣規範を敷いたのだと後悔するも時遅し。
そして、最悪なことに、戦場の真っ只中に、母親の身を心配したジェシがリランの子供であるエクに乗ってやってきてしまう。エリンと似て、王獣に愛情を示すジェシは、家族同然の王獣たちが死に絶えるのを防ぐために音なし笛を吹き止めようとする。しかし、吹けばエクに乗っている自身も落下し、死んでしまう。彼がやろうとしている事を一瞬で見抜いたエリンは、リランの背中で音なし笛を吹く・・・。


硬直し飛べなくなったリランは落下し、即死。その衝撃でエリンも数日生きたが、のちに息を引き取る。おはや王獣も闘蛇も死滅した戦場で、人々は唖然とするしかなかった。
そして、残されたジェシとイアルは二度とこのような悲劇がおこらぬよう、知識を人々に広めていく・・・というような締めくくりで終わる。




最後はもう怒涛の勢いでした。
上橋先生のすごいところは決して、綺麗事にしないところだよなぁ・・・。リランの野生化の時もそうだったけど、どうしても超えることのできない野生との一線などを描ききったし、時にはおごった面を見せるエリンを非常なまでの結末をもって償わせるという、なんともうならせる作品でした。自分はショックすぎて、いまだ読み直せないんだけどね。リランは死相がでてたからなんとなく予感はしていたんだけど、エリンが死んだという文字を読んだ時は泣いた。そうして、物語が締めくくられても、この後に待ち構えるセイミヤたちの運命は決してラクではないと思うと、なんとも複雑な気持ちだった。










最終更新日  2009.12.28 22:50:58

Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.