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魍魎の匣

2009.01.02
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カテゴリ:魍魎の匣
よっしゃああああぁぁぁ!!\(^o^)/
ついに最終回を迎えたぞ!というわけで、途中からネタバレ自重が面倒くさくて放り投げていた魍魎の感想というかネタバレを書きまくってみる





■陽子の真実



彼女は父を愛し、そんな父親をなじる病床の母親を憎んでいた。彼女は医者でありながら自分の妻を救えずに苦しむ美馬坂を誘惑し、加菜子を身ごもる。実の父親との許されざる子供、それが加菜子だった。陽子は加菜子の姉でありながら母でもり、彼女はウソを言いながら、ずっと真実を言い続けてきた。アニメ本編で木場が訪れる際、彼女が書いていたのは母に向けた懺悔の手紙。加菜子を亡くし、自分の愚かしさに気づく陽子は少なからず木場に惹かれていた。

「もっと早く出逢っていれば・・・」

最後は父親を噛み殺した久保を殺し、殺人容疑で木場に逮捕される。


この色気に木場も・・・


・芸名絹子は母親の名前
父親・美馬坂に愛された妻の絹子。その子供ながら彼女に嫉妬し、できるなら成り代わりた いという想いから芸名を絹子として女優になった。
・女優を辞めた理由
事情を知った須崎によって強請られた為。最初は体を要求されたが、突っぱねる彼女に手段を替えて金銭を要求してきた
・陽子の駆け落ち
柴崎の御曹司との駆け落ちは、既成事実を作って後で加菜子を育てる最低限のお金を得る為。その行為を潔しとした柴崎グループの会長は、彼女に援助を申し出る。しかし、彼の子供ではなく美馬坂の子供であることに拘った彼女は、必要以上のお金や財産分与を拒否。それゆえに増岡がじきじきに交渉しにくる。





■雨宮の真実

柴崎グループの監視者が雨宮の招待。しかし彼は、加菜子をあまりに愛しすぎてしまった為に人ならざる『向こう側へ』行ってしまった。凡庸で冴えない男だったが、彼は誰よりも現実肯定できる男だった。一見、増岡が軽視したその愚かしいほどの従順さは、あくまで加菜子と一緒にいる最適な手段にもとれると中禅寺は言う。そう考えれば彼の取った行動、柴崎グループの見張り役として以上の献身的な行いはひとえに、自分の幸せ=加菜子と一緒にいる事全てに帰結する。


久保の次におかしい人


・加菜子誘拐事件
須崎が編み出した「身体を部分的に生かす技術」によって「生きていた」加菜子の手。誘拐事件で利用しようと切り離された手に雨宮は魅入られてしまった。木場が神奈川県警から総スカンを食らい、焼却炉がある場所に寝転がっている時に雨宮に出逢ったのは、いつものように焼却炉に隠した手と秘密の密会をしようとしていたから。そんな折、例の加菜子誘拐騒ぎの犯人である須崎が『加菜子の生きた頭部が入った』匣を持って雨宮と遭遇。彼にとって魍魎の匣は加菜子が入った箱であった。須崎を殺して箱を奪い去ると、彼は行方をくらませる。ちなみに生命維持装置なしに加菜子は数日ともたない程に分解されて箱に入れられていたので、正確な日時は分からないまでも加菜子は死亡した事が分かる。なので、狂言だった誘拐事件は彼女と雨宮との失踪によって、本当の誘拐劇となってしまった。最後、狂骨の主要登場人物であるいさま屋が言う「黒い干物のようなもの」はつまり加菜子の成れの果て。




■加菜子の真実



アニメでは言及されていないが、須崎によって真実を聞かされた事から涙したと推測される。真実とは自身が父親と娘の子供であるということである。加菜子は鬼のような形相で自分の首を絞める母親・絹子(実際には母ではない。陽子の母であるから祖母にあたる)の態度を理解できなかったが、やっとその理由が分かったんでしょうね。絹子は体の筋肉が衰える病気に侵され、日に日に醜くなっていく。そんな彼女に陽子は介護する傍ら耳元で、加菜子は美馬坂との子供だと囁き続けた。陽子もどこかしら狂っていた。魍魎の匣では禁忌を犯した人妻的な書かれ方をしていて同情的な要素が強かったが、外伝では加菜子の首を絞めたりと、情緒不安定な部分が垣間見える。かわいそうなのは加菜子。特殊な家庭環境に育ち、その出生も異端だった。魔性の女であり、彼女が惑わした人物は多々いれど、自身に非はない。ただ少し風変わりな少女であった。最期は友人に突き落とされ、父によって四肢を切断され、信頼していた雨宮の手の中で最期を迎えることに・・・。


美しさが罪になったのは「魍魎の匣」だけはなかった



■頼子の真実

通りモノという表現で幾度か示唆された彼女の行動。頼子にも来てしまったんでしょうねぇ。まさに『魔が差す』。自分の来世である加菜子は完璧でなくてはならない、そんな憧憬の的だった加菜子の首筋にニキビを見つけてしまった。それは天女が醜く老いていく兆しだと動揺した頼子は加菜子と線路に突き落としてしまう。轢死したかと思った彼女が浮かべたアニメでのあの微笑は謎。加菜子自身、死を望んでいたのかもしれない。
彼女は自分が加菜子を殺した事に自覚を持ちながら、嘘を考えるうちに妄想と現実の境が危うくなり始めてしまった。原作だと彼女の加菜子生存に対する恐怖が克明に書かれていまる。しかし、加菜子が「天に昇った」ことで、精神的に解放される。彼女はその罪を償うことなく生まれ変わって生きることができる・・・ハズだったが、最期は久保に無残に殺され絶命。

・眩暈
頼子が目撃したという「黒い服を着た男」は、関口が書いた作品『眩暈』の登場人物で中禅寺を模したキャラクター。『眩暈』は詳しく原作で言及はされていないが、シリーズ1作目である姑獲鳥(うぶめ)の夏(魍魎の匣はシリーズの2作目)に遭遇した事件を改変した内容となっているようだ。最終回で関口が言う「私は恐れている。物語を終わらせる者の登場を・・・」というセリフこそ、眩暈に登場する暗殺者であり、実際の中禅寺は憑き物落としをする拝み屋でもあるのだが、どちらも容姿が黒尽くめで死神を彷彿とさせる。なので、頼子が目撃した犯人は自分だと中禅寺は称した。ちなみにアニメのCVは原作者の京極夏彦。天人五衰の言葉の出所も全て関口が作家として作品を発表する希譚社の雑誌だったなど、かなり最初から伏線が貼られていた。




■久保の真実



穢れ封じの御筥様の教主・寺田兵衛の息子。異常な程隙間を嫌悪する。指は幼少の時に機械によって切断。自身の欠けた部分に埋まらない虚無感に襲われるなど、生い立ちが影響を及ぼしているのは間違いない。寺田は彼が子供のころに戦争に行ってしまったので、久保自身は別の所で育つ。御筥様のからくりを考えた本人ではあるが、その名簿から少女を選び出し、あいうえお順に殺していた。

・武蔵野バラバラ事件
相模湖で見つけられた箱に入っていない手足は加菜子のもの。心肺機能が著しく低下した加菜子には、最早手足に血を送る心臓の力はないと判断した美馬坂が切断し廃棄したものである。他は全て久保が殺した。悲劇の始まりは、雨宮が加菜子の入った箱を持って逃亡する際、祖母が危篤と帰郷した久保と列車で邂逅してしまった事から始まった。雨宮が持った「みつしり」と敷き詰められた加菜子の箱に、彼は魅入られてしまった。「例えようもなく男がうらやましくなつた」と記されている『匣の中の少女』は彼の自伝。後に彼はそれと同じ箱を求めて殺人を繰り返すこととなる。
監察医の里村が「殺して切ったんじゃなく、切る為に殺したんじゃないかと」はまさにその通り。箱詰めにするために切った彼は、決して殺そうとしているわけではなかった。普通ならショック死するのは容易に想像できるのであるが、彼は魍魎に当たってとり付かれてしまった。あの箱の少女のように何故生きていられないのか。少女達が死んで行くことに苛立ちを隠せなかった久保の元に、青木が捜査で乗り込み逃亡。榎木津から貰った加菜子の写真を頼子に見せた際に知った美馬坂の研究所へ行き、自分自身に隙間のない場所に身を置きたかったという願望に気がつき、父が作ったであろう箱に自ら入る。しかし予想とは違っていた箱の心地に怒りを覚え、美馬坂を喰い殺してしまう。最期は陽子に殺され、アニメだと花火に打ち上げられ死亡。^^;花火って・・・
ところで、原作では作品ごとにモチーフとなる妖怪の挿絵が本に描かれている。魍魎が死者を食らうおぞましい姿こそ、美馬坂を喰らう久保であり、それはまさに魍魎の匣だったと読み手に分かるような文章で綴られている。


「花火はねーよw」と突っ込んだ原作既読者は多いに違いない
不思議な改変でしたね・・・



・匣の中の少女
久保の作品を読みながら自分の中で想像を掻き立てているものこそ、アニメのアバンの正体。関口がまるで犯人であるかのようにミスリードを誘う構成であるが、全て久保の行った行動である。関口が想像する箱を持った男は久保であり、箱に詰められたのは中禅寺の妹・敦子だったり、彼も相当アレな部分があるんすけどねw 身近な少女がいなかったから、敦子に白羽の矢がたったんだろうなぁ。あまりの気持ち悪さに戸惑った編集部から、一度読んで感想を聞かせてくれと原稿を渡された事が、中禅寺が久保を犯人だと見極めるきっかけとなる。






文字数足りないのでここまで






最終更新日  2009.01.02 23:14:07
2008.11.27
カテゴリ:魍魎の匣
あれ・・・7話は・・・?^^





↓以下頼子談↓







 「この人は信じてもよさそう」^^








 「綺麗な目・・・この人は嘘をつかないみたい」^^








「・・・この人怪しい」
    (-_-)






。・゚・(ノ∀`)・゚・。
しょせん顔なのか・・・






■DVD



DVD 魍魎の匣 (1)《予約商品12月発売》


 
キャラクターデザインをなさっている西田さんいわく(原案がCLAMP)周りの飾り枠はスリーブになっていて、中身を取り出すとイラストの全貌が見られる仕様なんだとか。そして「匣」のほうは、かぎりなくオールキャラクターに14人がみつしり(+一匹)だそうで。1匹っていうのは石榴かw これには載っていないので、裏面かな?とするとOPで絡んでいる榎木津と一緒にいるっぽいなぁ。
DVD2は008年12月21日からリリースが開始。第1巻は3,150円で、第1~2話を収録。以降毎月発売され、全5巻構成予定。かなり安いので、全巻揃えるのに1万ちょっとで集められるのはうれしいなぁ。ジャケ絵は誰がくるのだろうか。えーと思いつくままに書くと、中禅寺・関口・木場・榎木津・鳥口・青木・陽子・美馬坂・謎の男・増岡・雨宮・兵衛・・・か?敦子はシリーズではレギュラー格だけど、魍魎では出番は少なめだしなぁ・・・。どうせなら敦子・雪絵・千鶴子の美女組ジャケットでもいいんだけど(笑)西田さんには是非とも、好きだと言う美由紀を描いて頂きたいです。






■ 第8話「言霊の事」あらすじ


久保竣公の小説から受けた嫌な気分を消すために、御筥様信者の名簿を書き写す単純作業に没頭した関口。その関口がバラバラ事件の検死を担当した監察医の里村を訪ねた日、木場もまた里村に話を聞きに来ていた。

「少なくともどちらかの腕一本は生きたまま切断されてるねぇ」

木場の目的は、バラバラ事件の被害者に、加菜子がいないか、ということ。里村は、相模湖の死体以外は、血液型が違うため別人だと断定する。相模湖の事件の際、加菜子がまだ誘拐されていなかったことを考えると、被害者の中に加菜子はいないことになる。そして、里村は、犯人が人体実験でもするように、バラバラにするために殺したのではないかとも話した。


「殺して切ったんじゃなく、
 切る為に殺したんじゃないかと」



人体実験と聞き、木場は、ふと例の匣型の建物、美馬坂近代医学研究所の主・美馬坂幸四郎のことを里村に聞いてみた。すると里村は、美馬坂が戦時中、死なない兵隊を作る研究をしていた、と明かす。もし、研究所内にバラバラ事件の犯人がいるとすると、容疑者は、美馬坂と技師の甲田の2人だけだ、と木場は思った。



雪絵さん・・・(*´Д`*)



「それはデンスケじゃないか!」


その頃、鳥口と共に京極堂を訪ねた関口は、そこで増岡に頼まれて加菜子の捜索を進める榎木津と出くわした。京極堂に促されて御筥様周辺の調査報告を始めた鳥口は、次々と新しいネタを披露する。御筥様の常連で、20歳前後の白い手袋をはめた男が、去年の夏に大量の箱を寺田に注文したこと、道場内に血の付いた鉄製の匣が飾ってあること―。さらに、鳥口は、道場の隣家で録音した御筥様こと寺田兵衛の祈祷の声を紹介し、また、道場内の見取り図を示した。


「僕たちは・・・その・・・。そう!木場刑事の知り合いで・・・」


そんな中、加菜子の友達が楠木頼子だと知った関口は、その名前が御筥様信者の名簿の中にあった、とポツリと口にした。この話を聞き、今まで見せたこともない狼狽した表情の京極堂。「これは大変善くない」と言い出すその京極堂の前に、木場もやって来て―。


加菜子は陽子の子供であると増岡が断言





■里村登場

ここにきて色々と原作をハショってきましたねー。謎の男と関口たちの接触シーンがカット。原作だと、加菜子の写真を榎木津が「あげる」。関口は仕事の関係上、面識はあるって前回言っていたので、されなら差し支えはないと判断されたのかな。このまま榎木津のアレも封印されたら笑えるんだけど、まぁ増岡のシーンからしてそれはなさそうだ。
さて、冒頭の関口自重!話はこれにて終結かな。何はともあれ、これでやっと1話に繋がるということを果たして覚えている視聴者がどれぐらいいるのだろうか(笑)「祖母が亡くなったので、急ぎ帰郷した」という文章で繋がるのでもう一回見直すと色々発見があるかも。遺作「匣の中の娘」を書いた久保とは何者なのか。隙間に対する異常な執着を見せるこの男が武蔵野の事件や御筥様と何の関係があるのか、それが今後残り5話で明かされる予定。



頬杖をつきすぎ


前回の清野が記した御筥様の帳簿から武蔵野事件の関連性を見出した関口は里村に事前にリーク。関連性とは御筥様信者の娘が武蔵野事件の被害者になっているという重要な情報。単純に考えたら喜捨額の少ない信者の家庭にさらなる不幸を訪れさせて、収める額を増やそうという魂胆に見えるが・・・?関口が雪絵さんに襟を整えられて診療所に訪れるシーンが、ノックの所で木場に代わるのは工夫していたなぁ。彼は里村に武蔵野バラバラ事件の死体解剖をした監察医に見解を聞きに来たワケであるが、バラバラ事件の死体は切断後に体に生活反応があったことから、生きたまま切断されたんじゃないかと里村から聞く。なので死体遺棄とかで困ったからバラバラにしたという可能性は低くなり、一層猟奇的な面が強くなったワケで。ここらへんは原作通りですね。切り口がだんだんと上手くなっているネタもちゃんとあったかな?青木に言われて来たものの、加菜子失踪と武蔵野事件が結びつく要素がなかった木場は、事件であれほど警官がいたにも関らず防げなかった自分に憤りを感じる。逆に物語の最後で加菜子失踪と御筥様の奇妙な接点=加菜子轢死事件の関係者である頼子の母親が御筥様の信者だったということが発覚。加菜子失踪・武蔵野バラバラ事件・御筥様、それぞれで奇妙な符号に戸惑う中禅寺の元に木場が駆けつけて勢ぞろいという流れ。




■デンスケ

電脳コイルで涙ちょちょ切れたのを思い出した。が、ここでの猫は石榴。デンスケとは携帯(笑)の蓄音機もどき。鳥口が魍魎退治の様子を録音してきたので、一同は耳を傾ける。榎木津がいきなりいて笑った。微妙に作画が崩れているので、いまいち初登場のインパクトはありませんが・・・。中禅寺は兵衛が行う魍魎退治のまじないを聞いて、一発で九州と縁があると見抜く。さらに鳥口が持ってきた間取りなど素人目で見てもさっぱりなのでここは流します^^;


バラバラな箱演出だけは頂けないなぁ


兵衛の奥さんが鬱病だったということを聞いて(私とおんなじ鬱病だッ!)と意気込む関口さんはとても常日頃から気が塞ぎ込んでいる人間だとは思えないな。頼子の母親が御筥様の信者ということに気がついた関口は榎木津と一緒に「喜捨額が少ないので危ない」と清野に指摘されていた頼子の元へ尋ねる。そんな彼女は謎の男と接触。知らない人にはついて行ってはいけないと小学校で習ったじゃないですかー!どちらにしろ、頼子は母親から締め出しを食らっているので、家に帰れずブラブラするハメになるんだろうけど。もうここまで来ると、謎の男がおそらくバラバラ事件に関与しているだろうということは視聴者の目には明らかな事で。とりあえず逃げて頼子超逃げてー!で次回。


コミック魍魎の匣(1)
コミック魍魎の匣(2)
魍魎の匣 文庫版
魍魎の匣








最終更新日  2008.11.27 23:51:28
2008.11.18
カテゴリ:魍魎の匣
喰霊感想は明日以降になりそう
魍魎の匣は先週と同じく薀蓄祭り



前回絡新婦の理までだったので、その途中から。



今の所↓


<シリーズ>

姑獲鳥の夏 ○
魍魎の匣 ○
狂骨の夢 ○
鉄鼠の檻 ○
絡新婦の理 ○
塗仏の宴 宴の支度 ○
塗仏の宴 宴の始末 ○
陰摩羅鬼の瑕 ○
邪魅の雫 ○


<番外>

『百器徒然袋――雨』 ○

『百器徒然袋――風』 ○

『百鬼夜行――陰』△

『今昔続百鬼――雲』×





■塗仏の宴

 


前編後編に分かれているので「あれまぁどうしようか」と思ったけど、スラスラ読める本でした。バラバラの謎に残る類似点から推理せずにはいられなくなってページを捲っていくと、気がついたら宴の支度を読み終えていたという感じ。それからこの本は、過去に登場したシリーズの登場人物がわんさか出てくるので、順番どおりに消化していった方がいい。自分は飛ばして次巻の陰摩羅鬼の瑕を先に読んだので失敗した。宴のネタバレが入ってました。
それにしても、絡新婦の理の犯人レベルでの知能犯なんてもう出てこないだろうなぁと読み進めていたら、そんなことなかったんだぜ?(笑)

中禅寺が太刀打ちできないぐらい(いや、していたけど)別格レベルの人が出てきて笑ってしまった。そういや、魍魎の時にこの人は出てくるのかなぁ~?って思ったんだよね。それから敦子イモテすぎ。^^

姑獲鳥の夏、魍魎の匣、狂骨の夢、絡新婦の理の重要なネタバレあり。鉄鼠の檻は忘れた





■陰摩羅鬼の瑕




シリーズでは一番真相が分かりやすい話だった。これは文章にヒントが隠されているとしかいいようがないなぁ。カンのいい人なら冒頭のシーンでおおよその状況が判断できそうだ。なんとも切ない話でした。盲目でも探偵は大暴走するし、関口は見てられない程鬱が酷くなってる。またこの回での登場人物が邪魅の雫 で出てくる。あと相変わらず情報だけを手に入れて真相にたどり着いてしまう中禅寺には違和感を感じたなぁ。

塗仏の宴のネタバレあり。




■邪魅の雫



薀蓄が少ないとは聞いていたけど、本当に少なかったw特に妖怪ネタは特に少なく物足りない感じだったなぁ。それもそのはず、この話のほとんどは青木と益田が主役といっていい。作者も明言している通り「中禅寺を最初は出す気がなかった。だって、彼がいなくても事件は解決しそうなものでしょ」との事。確かにそうなんだけど、それだといまいちシリーズを読んでる気がしないんだよなぁ。どうしてこんな事件が起きてしまったのか、その動機付けは相変わらず中禅寺がヒントを言いまくってくれるので予想しやすい。が、榎木津も人並みに恋愛していたという事実だけは驚いた。

鉄鼠の檻、陰摩羅鬼の瑕は読んでおいたほうがよさげ







最終更新日  2008.11.19 01:53:44
2008.11.13
カテゴリ:魍魎の匣
登場人物が分からなくなったら
コチラ





L知ってるか?
死神は羊羹を食べない




古書肆→宮司→陰陽師→拝み屋→京極堂→中禅寺→死神



石榴かわいいよ石榴(*´Д`*)





■魍魎の匣第6話「筥の事」あらすじ


「種も仕掛けもありはしないよ」

予告もなしにやって来た初対面の鳥口の幼い頃の情景を、まるで千里眼のように当てて見せた京極堂。タネ明かしを求める関口に対し、京極堂は、観察眼、推理力、豊富な知識を元に論理的に導き出した結果だ、と答える。安倍晴明を祀ってある神社の神主で、陰陽師でもある京極堂は、まもなく、心霊術、超能力、占い師、霊能者、宗教者の違いについて、それぞれ具体的に説明した。

なぜそんな話をしたのかと聞く関口に、京極堂は、鳥口がその種の話を聞きに来たからだと答える。つまり、京極堂は、鳥口が相談しに来た内容を推理した上で、説明していたのだ。京極堂に心酔した鳥口は、さっそく本題の相談を始めた。





「それじゃ君はペテンじゃないか!」


鳥口が、関口とバラバラ事件が発生した相模湖に行く1週間ほど前、鳥口の会社の編集部に、清野という男から、穢れ封じの御筥様という新興宗教の信者リストを売りたい、との電話があった。この御筥様と呼ばれる教主がやっていることは、不幸を取り除くことらしい。そのリストには、300名ほどの信者名が書いてある。清野は、いくらでもいいから、必ず記事にして欲しい、と頼んでいたのだ。
鳥口は、御筥様の道場の様子を探るため、潜入取材を試みたばかりだった。だが、あっさり教団側に出身地や職業を当てられ、慌てて逃げて来たらしい。話を聞いてそのトリックを全て解明した京極堂は、その後、周辺取材をしたという鳥口の話に耳を傾ける。

御筥様の教主は、以前、箱職人だった寺田兵衛。木工細工師だった父親の跡を継いだ兵衛は、箱職人に転向。そして、兵衛の祖母の残した壺の中の紙を見た後、 しばらくして信者が集まり始めたらしい。その紙に「魍魎」と書いてあったと知った京極堂は、思わず困った顔をして見せた。

「参ったなぁ。
 僕は魍魎苦手なんだよ。」







■ずっとずっと薀蓄のターン

うんちくんじゃないです。うんちくです。
読めるけど書けない。それが薀蓄。なんとAパートおろか、Bパートも座りっぱなしだったにも関わらず全く飽きない構成でした。キャプの撮り甲斐が全くない回だった・・・。
そして、その膨大な量の薀蓄を堪能する小説が百鬼夜行シリーズ。本の分厚さから某所では「京極夏彦は自分の小説を凶器にした推理小説を書くべき」と称されてしまうほどですが(笑)。ただしこのシリーズはキャラが非常に個性的で親しみやすいので、手軽に読めるラノベっぽい面も持っていたりします。本はアニメと違って、読み返したり飛ばしたりすることが容易ですので自分はスラスラ読めたなぁ・・・。まぁしかし、作者はよくこれだけ調べたなと呆れること間違いない本ですw 

OPはなぜかこのタイミングでちょびっと変更。加菜子と頼子カットが追加。過去のOPを見直すと、微妙にコマ単位で割り込む文字が変更されていますので、気になった方は比べてみるのをオススメ。キーワード的な文字が挟まれますが、1話の「日本の四季」だけは解せない(笑)




さて今回でやっとレギュラーメンバーが揃ったという感じか。にしても行動力がある人が中心にいなくて笑える。レギュラーは中禅寺(=京極堂)、関口、木場、榎木津。準レギュラーは秘密。(犯人だと疑っている人もいるだろうし)
中禅寺は思ったよりもアンニュイで優しげなキャラでした。漫画版のいかめっちー顔とは大違いで人徳がありそうな美中年だなぁ。もっと凶悪な人相で嫌味ったらしい毒舌家だったようだったと思うのは気のせいですね。榎木津の方が先輩なんだろうけど、どう見ても彼の方が年上に見える。それにしても既読したというのに、やっぱり流し読みしていた自分は「あれ?こうだったけ?」とどんな内容がやり取りされたかウロ覚えな始末。京極堂の話が右から左へ突き抜けていく・・・




■今回のポイント

関口が何気なく持っている書類などの伏線も含め、無駄な部分を省いて演出してあるので、随分と分かりやすくなっている。飽きない構成は流石浅香さんです。
冒頭の敦子取材のシーンは例の箱を持った男を捜して証言をとっているシーン。難しいのは、やはり宗教うんたらかんたらの概念だろうか。なぜこの話をもってくるかというと、今後どう考えても「穢れ封じの御筥様」という振興宗教団体が絡んでくるからなんだけども、まぁタイトル通り「魍魎の匣」なので予想に難くない。霊能が実際にあるのかというのは置いといて、中禅寺の言ったことを整理。民族宗教や占い師と超能力者の説明も省く。


▽宗教者
前提として必ず信仰するということが必要。奇跡はそのために起こり、信仰をもってして救われる。なので宗教者は「布教が目的」となる。これはまず純粋な営利目的とは切り離して考える。奇跡は神が起こすか、もしくは修行の結果特別な力を授かるという2通パターンの形を取る。

▽霊能者
信仰や布教を目的とせず、霊能を得た者。何かしらの救済が目的となる。ただし、いつのまにか体系的な教義を手に入れるとそれが擬似宗教となし、霊能者「自身」が信仰の対象となる事が多い。そして救済が信者の目的となり、霊能を持つ者の特殊能力を活かした営業となる。つまり端的にいうと、無償以外は営利となりやすいのが擬似宗教。

神を崇める宗教者と、神から力を受け継くという置換的な存在として崇められる霊能者は別途であるということを中禅寺は言いたかったワケです。さて「穢れ封じの御筥様」はどうだったか。この場合は寺田が霊能者として振舞っていること(トリックを中禅寺に見破られたので、厳密には霊能者を語るペテンの可能性が高い)で霊能者による擬似宗教を形成しているわけですね。頼子の家に来た回では、無償でお祓いをやると言ってました。しかし、さらには穢れたお金を寄付し浄化するために預けよと言ってました。その喜捨額を記載したのが清野の持ってきた帳簿です。ポイントを箇条書きにまとめると以下になります。これが武蔵野バラバラ事件とどう関わっていくのでしょうか。キーワードはまたしても「ハコ」ですね。




・寺田兵衛は箱職人で「穢れ封じの御筥様」の新興宗教の中心人物であること

・兵衛は以前、魍魎を恐れた母親に呼ばれて頼子の家にきていた

・鳥口の取材時に身分がバレたのには、カラクリがあったこと

・喜捨額を記載した信者リストを清野が持ち出し売り込む

・宗教として人が集まりだしたのは、兵衛の祖母の残した壺の中の紙を見た後であること
また、中には魍魎と書かれていたいたこと


寺田の祖母は霊能者のウワサがあったことをかんがみると一番下がおそらくアレであろうことは容易に想像できるが、果たしてそれが何を意味するかは皆目見当がつかないままで次回。




■今後のスケジュール

作者の出演も決まった魍魎の匣ですが、とりあえず今後のサブタイトルは


7話「もうりょうの事」 (11/18)

8話「言霊(ことだま)の事」 (11/25)

9話「娘人形の事」 (12/2)

10話「鬼の事」 (12/9)



となっています。DVD発売の巻数からして13話あたりになる予定の魍魎の匣。原作と微妙に変えてきているので(話の順番などの時系列を)予想しにくいのですが、まず7話から本番の薀蓄タイムは確実で8話であの人が出て、9話でやっと探偵が動き出して10話で武蔵野バラバラ事件に急展開が訪れると予想。16日、23日、30日放送で今年中に終わる算段ですね。





  
分厚いので電車で読みたい方は分冊版オススメ






最終更新日  2008.11.14 03:09:05
2008.11.05
カテゴリ:魍魎の匣



登場人物が分からなくなったら
コチラ





和寅も無難な美青年になるのかと思いきや、
青年ですらなかった。




まさかのメイ






■魍魎の匣 第五話「千里眼の事」


「先生!私を助けて・・・!!」




加菜子の事件が起きる60年あまり前、東京で超能力者との噂のあった2人の女の透視能力検証実験が行われたことがあった。検証は有名大学教授らの立会いで行われたが、2人の女の死によって解明されず、結局、その結果はウヤムヤのまま。だが、その透視能力が、探偵の榎木津礼次郎には本当にあるらしかった。

ある日、榎木津の事務所に、増岡と名乗る男が訪れて調査を依頼した。増岡は、柴田財閥に関連する団体の弁護士。その依頼内容は、元女優・美波絹子こと柚木陽子の娘・加菜子を捜して欲しい、ということだった。



「私は柴田財閥及び柴田耀弘個人の顧問弁護団と系列会社の役員で構成されるさる団体に所属する者です」

律儀に名刺を差し出す増岡。


「猿の・・・団体・・・」






柴田財閥の創業者・柴田耀弘は、一代で莫大な富を築いた男。妻子に先立たれた耀弘は、自分の血を唯一受け継ぐ者が、戦死した孫が女優・美波絹子との間に作った加菜子だと知り援助を続けてきた。ところが、先日、脳溢血で倒れた耀弘は、孫の実子と確認された場合、全財産を加菜子に譲るとの遺書を書いた。そして、一昨日、その耀弘が死亡したという。加菜子が生きていれば、陽子にもその遺産の分け前が回ってくるのだ。

一方、短編集に載せる作品の順番で悩んでいる関口は、三鷹の御筥様を潜入取材して失敗したという鳥口から話を聞いていた。取材した信者の8割がひどい目に遭っているという鳥口は御筥様が絶対インチキ宗教だと断言したのだ。


それが自分の専門外だと察した関口は、鳥口を連れてやって来た所は、一軒の古本屋。関口が、その屋号から「京極堂」と呼ぶ、主人の中禅寺秋彦は、鳥口も良く知る敦子の兄であった。関口らが迷い込んだ四角い研究所は調べない方が良いと忠告する京極堂。鳥口は、肝心の話をする前に、幼い頃の自分の出来事を、この京極堂にピタリと言い当てられて、ア然となった。

「この世にはね。
 不思議なことなど何一つないのだよ。関口君」







■断言しよう!未読者置いてきぼり回だったと!

これは本当に原作を読んでから楽しむアニメだなぁ・・・。おそらく未読者はどこを主軸に観ればいいのか判断に迷うに違いない。この話はおおまか「ハコ」というキーワードで繋がっているものの、多少『かすっている』だけのものもあるし、そういう散りばめられた要素がブツ切りで演出されているから、意味が分かりにくい。本を読んでさえ霧の中を歩いているように惑うのに、アニメだと拍車をかけて意味不明だ。しばらくの主体は「武蔵野バラバラ事件」でOK。でも今回の一見関係ないような千里眼ネタもちゃんと『かすっている』んだけどね。さて、Aパートの実験は実は史実によるものです。興味があるかたはwikiを参照してください。



映画リングの元になったとか色々言われています


ここでは、霊視に使用した「ハコ」というキーワード以外、いわゆる超能力という部分は主人公たちの卓越した能力の比較として書かれる為の演出にすぎないこと踏まえていると少しは分かりやすいかな?榎木津と中禅寺のどっちが本物か。あるいわどちらもインチキか。それが分かるのは次回。

冒頭はまさかの「眩暈」
魍魎の匣は百鬼夜行シリーズとしては2巻目になります。1巻目がこの関口が作中で書いた「眩暈」の元になった事件の「姑獲鳥の夏」です。ここまで書いちゃうとアニメが関口犯人をミスリードさせようとしている演出のネタバレになってしまうか?少女から流れる血は経血。そこから連想するものなどが「姑獲鳥の夏」におおよそ出てくる。陰惨で悲しいお話。実際に関口が遭遇した久遠寺事件を、彼が小説するにあたって改変したのが「眩暈」。しめきりに間に合わせる為に、ある男をモデルに女を殺させる内容。デキに関口は満足してはいないが出版は既にされ、皮肉なことになかなか好評だったらしい。
冒頭部分は彼が「文章」を読んでそれを妄想していると、そういうことになりますね。アニメをよくよく見ると著者が記されたりしているし、抑揚のない声なので気付く人も多いんじゃないでしょうか。ということは・・・?^^


「姑獲鳥の夏」を初めて読む人はまず、あのしょっぱなから始まる薀蓄問答に耐えられるかで
このシリーズを読みきれるかかかっている・・・



さて、Bパートはもちろんフィクションなのであしからず。このパートで出てくる、まるで千里眼を有しているかのように思える二人が5話目にしてやっと登場の榎木津と中禅寺ですね。エラい美形で吹いた。自分は百鬼夜行の主人公は京極堂=中禅寺と考えていますが(彼がいないと妖怪が落ちないのでw)作者が明言を避けている事と、とても感情移入して読むタイプではないので、関口や木場もある意味で主人公だと思っています。まぁこればっかりは個人の主観に委ねるとして、レギュラー陣であることは揺ぎ無いです。


千鶴子さんが皆口さんで悶絶した




■『薔薇十字探偵社』

よもやレギュラー2名に話題が集中するかと思えば、他の方のブログを周ってみれば和寅一色だったっていう。原作だと榎木津がバーテンの格好をしていたりするんだけど、アニメではカット。しかし、
和寅のショタ化に比べたらそんなのもうどうでもよくなりました。あっれー・・・確か益田刑事と同じような背格好じゃなかったっけ?ゴシップ好き設定が・・・。本編にはそこまで絡んでこないので、しわよせが出てくることはまずないかな?夜中に笑い転げてしまった。サプライズってこれの事だったんですね!
榎木津デザインはさすがクランプ原案だけあって、昭和に似つかわしくない美男子っぷり。漫画版や小畑さん絵の方がイメージ近いけども、

これもまごうことなき美青年でいいんじゃないでしょうか。('A`)ちょいナヨい感じはしますが、魍魎の匣だとそこまで暴れないので差し支えなさそうだ。声は若干低め。

さて、実は貴重な探偵視点回でもある原作の長ったらしい増岡のセリフは、かなりはしょって縮められていた。本編では加菜子の母親と付き添いの名前が意図的に隠されていたにも関わらず、公式のあらすじ紹介でアッサリバラしているのはどうかと思うぞ(笑)何故陽子が加菜子の「姉」と言ったのか、その理由がのちに明らかとなります。あと、遺産なども含めて今後重要なキーが流れるように通り抜けていたなぁ。それから、関口が鳥口と話している御筥様「ハコ」、彼がふと手に持つ原稿、色んなところにヒントが。
中禅寺は思ったよりも・・・サンジだった。彼の感想は次回になりそうだ。石榴を撫でるシーンは、もちろんあの後冷たく追い払うんですよね^^



文庫版 魍魎の匣

コミック 魍魎の匣 1&2巻セット 著:志水アキ






最終更新日  2008.11.07 19:26:42
2008.11.02
カテゴリ:魍魎の匣
岸本先生はサイのお嫁さん出す前に出番をですね・・・^^
まぁ冗談だと思いますがw



陰摩羅鬼の瑕


さて今日は陰摩羅鬼の瑕を読みました。シリーズで一番犯人が分かりやすい構成になっていたかな。ネタバレは姑獲鳥と宴が特にあった気がする。特にウブメ。とはいっても、本を読むのに差し支えない程度だけども。他にも番外編に通じるものなどの小ネタがあったりで色々楽しめる。ホラー度も低め。
登場人物は関口と榎木津が主。もちろん中禅寺もね!榎木津は反則的な能力を持っているので、彼がいるとアッサリ解決しちゃうから扱いが難しい。そして関口くんは今回も現場を引っ掻き回してくれます(笑)
鉄鼠と宴は未読のまま。いかんせんアニメ化の影響か予約が入ってしまって順番どおりに借りられない。魍魎と蜘蛛は文庫版を後で購入予定。毎日鈍器レベルの分厚い本を読んでるので、流石に私個人の尊厳が危ういですw人間的な意味で。あ!!お風呂はちゃんとはいってますよ!日記の更新をしなければならないと分かっていても、大学いきながら1000P以上読みふけり気がつくと深夜でヘトヘトになってしまう。明日ぐらいはNARUTOか喰霊の感想あげたい。アニメも溜まってるしな~。








最終更新日  2008.11.04 02:25:44
2008.10.31
カテゴリ:魍魎の匣
サジやっちゃったな!!!

PCが立ち上がらない。


いや~すっかりPCが参ったので金曜日から今にかけて、毎日京極夏彦ワールドにどっぷりハマってました。今もいつ切れるかバクバクもんです。
カカシがチョメチョメだとか、関東大会●●とか、あげくのハテにコミック修正で元●●となってしまった某忍者漫画の黒幕の人とか!・・・と、まぁ色々ニュースはあったんですが。とにもかくにも、平均1300Pはある百鬼夜行シリーズに言葉どおりの意味で取り付かれて、気がついたら日曜日だったというような感じです。アニメもほとんど見ていないかな。恐ろしいことに、あの分厚かった本にも慣れてしまって、逆に厚みがないと不安になる程にw 母親に本を見せたらとても驚かれたので「そんなに分厚い?」とつい聞き返しちゃいました。ついこないだまで仰天した自分だったのに!ノベル版も相当厚いです。


で、4冊ほど読んだ感想を・・・




「絡新婦の理」が
飛びぬけて素晴らしい




魍魎の匣が傑作と名高いとは聞いていて、まぁ色々な意見はあれど、自分も魍魎が一番印象に残ったので、これを超えることはまずないのかな~と読んでみましたが、絡新婦も勝るとも劣らない素晴らしい作品でした。さぁ果たして、この物語を自分が50%も理解しているのか、はなはだ疑問ではあるのですが(笑)いや、これほどまでに理解できないのに、この物語が素晴らしいと感じるのは一体何故?理解できないのは話の骨格ではなく、


話に登場する宗教学がおおよその原因(自分は心理学・歴史・宗教学が超の付くほど苦手)であり、登場人物に対しての説明が聡明な人物に話す分、主人公が話レベルを底上げしているのもあったりします。


いつもなら読者視点の関口君が茶々を入れまくってくれるおかげで、主人公が分かりやすいように噛み砕いてくれるんですが、今回はそれがない。だから読者は今までと違って、考えなくてはいけない。京極が終盤やったことの説明や、あの証拠品の意味は?なんて色々出てきます。よく読むと大体は推測できるのですが、明確な答えがないのもある。いつももらっている解答がないもんだから、これが結構しこりになって残る。それから、作者は真犯人に対して意図的に謎を残していますね。

そんな「絡新婦の理」でしたが、姑獲鳥の夏の冒頭で主人公の薀蓄は華麗に「読むだけ」というスキルを身につけた今ではスラスラ読めました。へへ・・・^^
魍魎の匣と通じるのは、伏線のちりばめ方が巧妙に仕組まれていることですかね。逆に違うのは魍魎は途中まで死体も特に出ず謎に包まれ「犯人は誰!?」の形式に対し、絡新婦はある程度の恣意的に用意されたステージに「どうしても追い込まれていく」。背後に糸引く真犯人の大きな存在を感じつつも、蜘蛛の巣というレールのような罠に絡め取られていく、このどうしようもなさがいいです。ちなみに「絡新婦の理」は私的に言うと学園部分は



裏・マリア様が見てる。



でした。それから、女性の読者は浮世離れした登場人物の中でも、わりかし普通の子で、しかし利発で友達想いな美由紀に好感を持つのではないでしょうか。似たような快活キャラの敦子は物語の中核に担うキャラではなくサポートキャラですので、話にはそれほど関わってはこないですし。今回は関口がほぼいないので、彼が担う役柄がスライドしてしまった感じでした。真犯人に関しては・・・えっと・・・。めぼしは大体半分読めばつけられるようになってます。ネタバレは避けてかくと、まぁ今までの犯人とは別格の知能犯ということでしょうか。未だ犯行理由は納得できないままですが・・・。




で今現在制覇したのは



<シリーズ>

姑獲鳥の夏 ○
魍魎の匣 ○
狂骨の夢 ○
鉄鼠の檻 △
絡新婦の理 ○
塗仏の宴 宴の支度
塗仏の宴 宴の始末
陰摩羅鬼の瑕
邪魅の雫


<番外>

『百器徒然袋――雨』 ○

『百器徒然袋――風』 ○



ってな感じです。アニメ化するには姑獲鳥の夏 と狂骨の夢は確かに映像化と倫理的に無理かもしれない。やはり魍魎の匣がBESTか。鉄鼠だと正直ムサい。万一続編やるなら、是非美人姉妹に美女学生がたくさん出演する絡新婦の理をですね・・・。




姑獲鳥の夏

シリーズ1巻。ちょいエロ。読むなら最初の薀蓄で力尽きないようにご注意(笑)
この頃の榎木津は別人かというぐらいまとも。


魍魎の匣

文句なしにグロ。アニメ化中。単独でもOK。オススメ
姑獲鳥はトリックの性質上、好みが分かれると思われるので初読で入るなら魍魎でもいいかもしれない。



狂骨の夢

単独でもよかったけど、魍魎か姑獲鳥を読んだ方がレギュラー陣の把握はできる。あとエロい。



絡新婦の理

魍魎の匣の関係者が出てくるので、読んでおいたほうが楽しめる。姑獲鳥のネタバレあったりするので注意。狂骨は読まなくてもいいが、視点が狂骨のキャラでしばらく動くので、そういった意味では必要。







最終更新日  2008.11.02 19:53:16
2008.10.30
カテゴリ:魍魎の匣
本日のNARUTO疾風伝は予定通り都留さんと鈴木さんが参加。楽しみにしていただけあって、原作では数ページの部分を映画のようなクォリティでした。しかし、ちょっとやりすぎて別アニメ見てるかと思ってしまったYO! \(^o^)/DVD買います。




登場人物が分からなくなったらコチラ





次回、多分主人公出演予定(仮)



この人じゃないよ^^







<時系列>

昭和27年

4月某日
私立鷹羽女学院中等部で柚木加菜子と楠本頼子が出逢う。


8月
14日 加菜子、相模湖へ家出を計画。頼子を誘う(1話)
15日 加菜子轢死未遂事件勃発。病院へ運ばれる
    木場が偶然のその列車に乗り入れる(1話)
17日 頼子が母親と口論となり関係が悪化し始める。(3話)
18日 頼子の母親が山伏を家に呼び魍魎がいると言われる(3話)
25日 陽子に誘拐予告と身代金を要求する脅迫状が届く(3話)
26日 神奈川県警による警備体制が敷かれる(3話)
29日 甲州街道の大垂水峠の神奈川沿いで右腕が発見(2話)
30日 相模湖で鉄製の細長い箱に入った両脚が発見(2話)
30日 編集記者鳥口守彦に伴われて相模湖へ。
    取材中の中禅寺敦子と合流後の帰路の途中で道に迷い、
    あやしげな場所に迷い込み木場と遭遇。(1話)
31日 頼子が加菜子は「黒い服の男を見た」と証言する(3話)
    加菜子消失(3話)


9月

6日  八王子で右脚が発見される
7日  調布で左脚が発見される
    登戸で右腕が発見される。
    血液検査の結果、相模湖とは別人と判明
10日 昭和町で左腕が2本発見される
     この時点で1番目の被害者ではないことが判明。3人目の犠牲者が出る。
   
16日  田無で右腕が発見される
     身元は柿崎写真館の娘と判明

23日 増岡、薔薇十字探偵社を訪れる。(4話)
(4話)

※甲州街道の大垂水峠の神奈川沿いは相模湖の近く



<武蔵野バラバラ事件まとめ>(4話)

1人目
大垂水峠林道で右腕(8/29)
相模湖で両脚(8/30)
右腕は素のまま放置されていた
両脚は鉄製の箱に収納

2人目 
八王子で右脚(9/6)
調布で左脚(9/7)
登戸で右腕(9/7)
昭和町で左腕(9/10)
いずれも桐箱に収納

3人目 
昭島で左腕(9/10)
車返で右腕(9/13)
芦花公園で右脚(9/14)
多磨霊園で左脚(9/21)
いずれも桐箱に収納

4人目 
田無で右腕(9/16)
柳沢で左腕(9/19)
田無で右脚(9/21)
柿崎写真館の娘。柳沢は田無の近く
いずれも桐箱に収納


※アニメ以外の部分も少し追記してあります。




■魍魎の匣 第4話「火車の事」あらすじ


「あの娘が必要だ・・・」


たった今、見たばかりの加菜子がベッドの上から消えたと知った木場、陽子、石井らは、驚愕した。見張りの警官の話によると、木場らが加菜子を見舞った後、病室から出たのは、美馬坂と須崎だけ。雨宮は、木場、頼子らが到着する前に研究所から出て行ったらしい。木場は、加菜子に関する詳しい事情を明かすよう求めるが、陽子はあっさり拒否。程なく、須崎の他殺死体が、研究所裏の焼却炉の前で発見された。


「貴方なのです」


その頃、関口は、近々発売される自分の短編集について相談するため、出版社『稀譚舎』の編集室に来ていた。担当の編集者たちの話題になっていたのは、関口に作風が似ているらしい若手の作家・久保竣公と、最近、武蔵野周辺で頻発しているバラバラ事件のこと。相模湖で見つかったのとは、全く別人の2本の右腕が、東京の西部で発見されたのだ。
加菜子の駅での事故から1ヶ月ほど後、木場は、管轄外の事件にクビを突っ込んだとの理由で、謹慎処分を受けていた。陽子から、改めて、加菜子を助けて欲しいと頼まれた木場。加菜子が消えた後、須崎が殺され、雨宮まで失踪していた。だが、自宅の下宿に缶詰状態の木場には、何も出来ない。



加菜子・・・


「匣です」


そんな折、木場の元に、後輩刑事の青木が相談にやって来た。青木が担当しているのは、例の武蔵野バラバラ事件。青木は、このヤマが加菜子の誘拐事件と関係しているのではないか、と考えたのだ。バラバラ事件は、大垂水峠に落ちていた右腕と相模湖で同じ人物の両脚が、共に金属製の匣に入って見つかったのが、発端だった。それ以降の事件は、腕が全て桐の木匣に収められている。青木の話によると、身元の判明した被害者たちには、今のところ関連性が見つからない。しかし、被害者の周辺で、黒い服を着た黒手袋の男がいた、との目撃情報があった。
まもなく、昔の陽子を知る映画監督の川島を訪ねた木場は、陽子が誰かに強請られているとの噂が流れた直後、引退していたと知った。そして、美馬坂が、戦時中、フランケンシュタインのような死なない兵隊を作る研究をしていたことも明らかになった。


「あれが・・・火車・・・」



パンパンとかなつかしいな



■次回ではさらなる真実が明らかに

青木はコミック版とはかなり違ってイケメンでご登場。諏訪部さんの声といい、あの笑みを絶やさない感じがすごく怪しいなぁw 冒頭で関口が包丁片手にボソボソと語るセリフはのちに重要な意味を持つ。まぁ、誰がバラバラにしているかということは置いといて、もはや匣に「しまっている」人物についてはおおよその見当がつけられるような構成だ。収集家なのか、それとも犯人なのか謎は深まるばかりに、追い討ちをかけるように事件が多発。字幕もないもんだから、視聴者ポカーン展開です。しかし、主人公が登場したらもっとポカーンになりそうだ。どうするんだろうなぁ・・・あのウン万文字ある薀蓄の山は。
原作を既読しているので、「あ~これすっごいネタバレじゃないの!?」と思う反面、ミスリードを誘う演出がチラホラ。ちなみに加菜子の心情セリフは原作にはない。あれはできるだけ最後のあの人にやってもらいたかったなぁというのが本音だけど、これはアニメの解釈なのかも。勘のいい人なら気付いていると思うが、まぁあの表現でまず5体満足だと思う人はいないだろう。さてはて・・・。


探偵登場

美馬坂が戦前に行っていた「フランケンシュタイン」を彷彿させる死なない人間は今後もキーワードになる重要な事実。また、バラバラ死体を妖怪がバラまいているというウワサに影響を受けて、木場の戦場でのトラウマが蘇るシーンはよかったなぁ。火車=戦車として、異様に動く気持ち悪い戦車が人をなぎ倒し、バラバラに殺されていく様子は本当に気色悪くて不気味。
陽子の挙動不審について語ると壮大なネタバレになるので、これだけ。陽子が取り乱したのは須崎が死亡したのを聞いてから。陽子の「敵は貴方なのです」の意味が分かるのは相当先。





ハードカバー
  

魍魎は百鬼夜行シリーズの2作目。1作はウブメの夏。ハードカバーがオススメだけど、手軽さならソフトカバー。値段も安め。








最終更新日  2008.10.30 21:43:25
2008.10.24
カテゴリ:魍魎の匣
京極さんの本を無造作に借りてきたはいいが、榎木津が主役の本を読んだばかりに大混乱。シリアスで重い魍魎の匣とは別人のような彼に(それでも飛びぬけて他の登場人物とは一線を画していたけどもw)唖然としながら2冊を読破。榎木津とは主人公の友人でいわゆるまぁ彼は女性読者に人気があるだろうと容易に想像しやすいキャラなのだが、あまりの暴虐無人っぷりに「ホントにこれ京極さんが書いたの!?」と疑っちゃう程コミカル。1冊に3事件はいって、それが2冊。そのうち6件を榎木津が文字通り「ぶっ壊す」。つまり全部である。しかも完膚なきまでに破壊する。彼はまず依頼主の話を聞かないし、一切捜査しない。もちろん推理もしない。とにかく事件を「粉砕」するのである。最初は「面白いなぁ~」と思った”ウリ”の見出しも、ホントに事件を粉砕するだけと来たもんだからビックリだ。容姿端麗でお金持ちでバカっていったら、自分なんかは桜蘭ホ●ト部の環なんかを思い浮かべるんだけど、そんなの比較にならないぐらい酷かったw



登場人物が分からなくなったらコチラ
原作で進んだのは236Pまで(ハードカバー版)





原作既読か未読かによって与える印象が違うシーン。




彼女は果たして・・・





アニメでの時系列

■昭和27年(1952)

4月某日
私立鷹羽女学院中等部で柚木加菜子と楠本頼子が出逢う。


8月
14日 加菜子、相模湖へ家出を計画。頼子を誘う(1話)
15日 加菜子轢死未遂事件勃発。
    木場が偶然のその列車に乗り入れる(1話)病院に担ぎ込まれる(2話)
    美馬坂近代医学研究所に転院。途中、福本が事故る(3話)

17日 頼子が母親と口論となり関係が悪化し始める。(3話)
18日 頼子の母親が山伏を家に呼び魍魎がいると言われる(3話)

25日 木場が陽子から誘拐予告と身代金を要求する脅迫状が届いたことを知る(3話)
26日 脅迫状が届き、神奈川県警による警備体制が敷かれる(3話)

29日 甲州街道の大垂水峠の神奈川沿いで右腕が発見される(2話)
30日 相模湖で鉄製の細長い箱に入った両足が発見される(2話)
    編集記者鳥口守彦に伴われて相模湖へ向かう。
    取材中の中禅寺敦子と合流後の帰路の途中で道に迷い、
    あやしげな場所に迷い込み木場と遭遇。(2話)
31日 頼子が加菜子は「黒い服の男を見た」と証言する(3話)
    加菜子消失(3話)


※甲州街道の大垂水峠の神奈川沿いは相模湖の近く


来週はもっと遡ったりします・・・





■魍魎の匣 第3話 「羽化登仙の事」あらすじ


「2匹の鬼が私を解体していく・・・」

加菜子を転院させる準備が始まる中、陽子ら3人の話を聞いた木場は、増岡が弁護士で、この事件に誰かの遺産相続が絡んでいる、とにらんだ。やがて、加菜子を乗せた救急車と木場らが乗った福本のジープが出発。2台の車は、木々の中に浮かび上がるハコ型の建物の前に到着した。

この建物は、美馬坂幸四郎という男の研究所で、他に須崎という医師と、甲田というエンジニアが働いている。地元の人が、一度入った患者は二度と出てこられないと噂する怪しい場所だった。そして、この夜、移送された加菜子は、美馬坂らの手術で奇跡的に命を取り留めた。

自分の仕事のことも考えず加菜子の事件に掛かりっきりになっていた木場は、ある日、加菜子を誘拐するとの脅迫状が陽子の元に届いた、と知った。研究所の所在地が神奈川県内だったため、県警は、警部の石井の指揮の下、多数の警官を動員して周囲を固める。木場は、加菜子の背後にいるのがかなりの大物だとにらんだ。


「母さんなんか、死んでしまえばいいのに」


加菜子の事件以来、頼子がその現場にいたと知った君枝は、精神に異常を来たし始めていた。頼子に魍魎が付いていると言い出す君枝を見て、穢れ封じの御筥様の教主・寺田兵衛を呼び、お祓いをしてもらう笹川。呆れ顔で家を飛び出した頼子は、この時、自分を尾行する男の存在に全く気付かなかった。




「加菜子が誰かに突き落とされた…と、
 今日急に思いついたんです」



まもなく、研究所の裏にある焼却炉の上で事の成り行きを見守っていた“管轄外”の木場は、訪ねてきた頼子から、黒服の手袋をした男が加菜子を突き落とした、との証言を得た。木場は、その男こそ犯人だと考えながら、頼子と一緒に加菜子を見舞った。

医療テントの中の加菜子は、頼子らが来ると同時にゆっくりと目を開き、何かを言おうとする。ところが、頼子らと入れ違いに美馬坂と須崎がテント内に入ると、加菜子が何とベッドの上から消えていて―。

「加菜子・・・天女になったのね」


あー伏線の雨が~




■ネタバレしないように気をつけなければ・・・

このアニメ、本編の主人公はまだ登場していないんだぜ・・・?
しかも
×主人公が出てきたら謎が解明される
○主人公が出てくると謎がよけい増える


から笑える。思うにアニメに字幕がないのは、主人公のせいかもしれない(笑)
魍魎の匣を見るに当たって、気をつけなければならないことは時系列がバラバラということです。バラバラ死体発見をバラバラに構成してるもんだからさらにややこしい。そして、そのややこしい展開はまだまだ続きます。しかし、トリックというかトリックと呼べるもの自体は非常に簡単で、人が無意識下に複雑にさせているという偶然の産物がこの話を迷わせています。いわゆる演出面でのミスリードですね。ただし、文章で見落としがちな箇所はアニメだと抜き出されている分、随分とヒントが明確です。ちなみに頼子の黒服の男の正体は驚くべき人です。寺田は2話で示唆された同考えても穢れ封じ御筥様に関わる人物。これは流石に分かりますね。まだまだ事件も登場人物もできってないので、ここまでかな?




雨宮が「なかなか友達ができなくてね。頼子ちゃんと友達になれて加菜子ちゃんは喜んでいた。」という話に対して、頼子が小声で「ウソ」といったことについては、原作でも特に追求されていなかったけども、とりあえずとしては加菜子は孤高で神聖であり、またそうであるべきという頼子によって神格化されていたことを顕著に表しているものと思われます。つまり、自分の前世である加菜子(設定)は誰よりも気高く美しくあることによって、やがては自分もそうなれるという願望だったんですね。だから、加菜子は友達が「できなかった」のではなく「作らなかった」孤高の存在であるべきで、自分はそのたった一人に選ばれたいわゆる選民感情を持ちたかったこということの表れではなかったかと。なので、加菜子が友達を作り馴れ合うことを望んでいたという事を否定する意味合いでの「ウソだ」そう予想することができます。
気になるのは例の機械音が聞こえなかったのは何故?設定を変えてくるんでしょうか。






















最終更新日  2008.10.25 08:14:35
2008.10.21
カテゴリ:魍魎の匣
感想。




放心。

(  ゚Д゚)







■MBS・TBS系TVアニメーション マクロスF(フロンティア)娘たま♀/TVサントラ発売決定!

定価:3,800円(税込)
発売日:2008/12/03

ソース



発売を見ると、急遽決まった・・・という感じが見受けられるんだけどどうなんだろう。乱発はやめて欲しいが、娘トラの売り上げを考えて今まで発表してなかったのかもね。歌姫2人もシングル出すし、ドラマアルバムも映画も控えていて景気がいいなぁ!
宇宙兄弟船は入るの?まぁタイトル通り女性のみのボーカル集かな。娘たま♂だったら色んな意味で問題になりそうだ。ボビーのパイロットはキツいw いて座トランスやダイアモンド50/50を収録希望。いい加減インフィニティのデュエットVer欲しいです・・・。



■幻想水滸伝 ティアクライス

公式

ヘタレゲーマーの血が囁いている!ディルクの兄貴は間違いなく死にキャラ。


■逆転検事

冥たんご解禁






アニメの次回はあの人が出てくるのか




丁度アニメを視聴完了。展開が思ったよりも早いのでこれ1クールなのかな?


さて、昨日はあまりの分厚さに「読む気が失せた」と書きましたが案の定、一旦本を開いて見ると京極ワールドにどっぷりハマってしまいました。むさぼり尽くすように1000Pを読みまくり、大学の講義中以外の時間はほぼ本に取り憑かれた一日だった・・・。タイタニアを読んだ後に続けざまに読んだので一睡もせず、読み終わったら涙を流しながら熟睡。読書している間は泣くことはなかったのに、終わったら涙が溢れたのは、まぁ睡眠不足で眠かったのもあるんですけど(笑)やっぱり感慨深いというか、そういうキレイな言葉でまとめられる程自分は文才に富んではいないので非常に悩むんですが、体が固まった程の戦慄を覚えました。本や映画を見た後ってボーとするじゃないですか?あれが凍りつく感じw けして大げさに言ってるつもりはないです。途中、大学で読んでいる間にものすごい恐怖感に襲われてトイレ行くのも億劫になってしまったり、一つの事に集中すると他が手につかなくなる自分は家でちゃんと読むべき本だったと思う。もう遅いけども。


しかし、京極さんって別格なんですね。ビックリしました。なかなかお目にかかれない作品でした。どこが別格かというと、よくもまぁこれだけ薀蓄・・・じゃなくて歴史資料を考察してあるなぁという呆れる程膨大な情報量、そしてミステリーの基本である=殺人=犯人探しが終着点ではないこと、キャラ設定ですか。この3つが飛びぬけているなぁと感じました。
魍魎の匣ではなかなかちゃんとした死体が出てきません。いや、多分死体なので厳密には殺人は起きているんだけど、それがとにもかくにも得体の知れない不気味な雰囲気を醸しだしているんです。不確かなことがありすぎて、それらを統合する奇妙な符号の一致が人々の「思い込み」や偶然によって繋ぎ合わせられたり、時系列が微妙に入れ替わってまさに「順序」によって結び付けられていったりまたその逆の過程が圧巻です。でも長いので気力が必要。大体の犯人の目星は400Pあたりでこいつかな?っていうのが出てきます。600Pであーこいつか、ってなります。800Pが最も山場。1000P越したあたりで空いた口が塞がらなかった。でもこの物語の解決=終着点ではないんです。大きな題材は倫理、でしょうか。私が勘違いをしていたのは、この小説は「魍魎」と題した妖怪退治ではないということです。超常現象的な不可解なモノはある1つのことを除いて一切「ない」。でもどんな魑魅魍魎が跋扈するような絵図や、ホラー映画よりも怖いんです。何故かというと、文体を通して自分が恐れる猟奇的な「恐怖」が描かれるんです。想像力が自分の思い描けるだけの「恐怖」を脳内で映像化するって事でしょうか。アニメ化されているので、随分最初の方は気楽に読めましたが、今3話を見終わって確信してしまった。自分はアニメを見る前に小説を読んでよかったと・・・。当たり前の話だけども、自分が想像するシーンとアニメでは相違があります。アニメを観てから小説を読むと、絶対に先行イメージが付きまとうので、自分が思い描く「恐怖」が薄れる。少なくとも、読んだ時点でアニメの2話分に自分は高揚感やワクワク感は感じられなかった。アニメはそれなりにいい出来とは思うんだけどもね。こう道筋を辿っている感じが否めなかった。なので、まぁ気になる人は読むのをオススメします。人間の妄執や、悪意、狂気色んなものを孕んだ深い作品で後に残る感慨もひとしおです・・・。





 小説


 コミック







最終更新日  2008.10.23 13:36:29

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