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テーマ:★大学受験★(784)
カテゴリ:共通テスト解説
このタイミングで紛らわしいですが,2020年のセンター試験化学「追試験」の解説です。本試験はチェックしている人多いと思いますが,地味に追試験は「クセつよ問題」も多いので目を通しておくといいでしょう。
第一問 小問 気体 溶解度など
問2が読みにくいが,ちゃんと読めば水蒸気がすぐ確定するので大丈夫。
問3はよく見るグラフ,意味を把握して読み取ろう
問4はあまり見慣れない問題化も。とにかく水減らしていって早く出そうなものを見つけよう。
問5も意味をつかみにくいが,正直酢酸からすぐ解けるし,選択肢がすくないので「あたり」をつけてやってもよい, 第二問 熱化学・化学平衡
問1の熱化学は表をちゃんと利用できれば大丈夫
問2のボルンハーバーサイクルっぽいやつは,やりなれないときつい。イオン化エネルギーなどの方向も間違えるとアウトなので,なかなかシビアな問題。
問5のグラフは教科書レベル。
問6が取り組みにくいが,硫化物イオンでの沈殿とpHの関係を前提としてしっかり押さえていればだいぶ楽。
第三問 無機
問2のオキソ酸はいまいち忘れそう。
問3は,AgSCNというあまり出てこない物質だが,読めばわかるようになっている。しかし,溶解度積の意味をちゃんと把握していないとまずい。
問5も,Mg(OH)₂があまり出てこないものだが,Al側から推測できるようになっている。計算は素早くやりたい。
第四問 有機
問2がちょっとびっくりするが,冷静にやればどうということはない。酸化数で計算していくこともできないこともないが,ちょっとアルデヒドの処理がやりにくいので,地道に係数を出してやるほうをお勧めしたい。
残りの問題は非常にオーソドックス。ただ,聴き方がわかりにくいものもあるので慣れた話題ほど細心の注意を払おう。
第五~七問 天然高分子・合成高分子
第五問 問2は,スクロースの変形がちゃんとわかっていないときつい。 参考にしてね。
第六問 問2はやや計算がめんどくさいが,ビビらずにやれば問題ない。
第七問 問1は少しマニアック。
問2は硫黄反応やキサントプロテイン反応で絞って,あとは分子量で済ませてしまうのが一番早い。しかし,アセチル化がちゃんとわかっていないと詰まってしまうかも…?
第六問と第七問の選択では,六のほうがやや安全かな?
というわけで,化学・追試験の解説でした。
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最終更新日
2021.01.17 10:51:47
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