2006/03/11(土)08:42
時代
「今これで一つの時代が終わった......」
私は何回も人の死ぬところに直面しているが、いつもそう思う!
つよ先日、母の叔父(祖父の兄)が死去した。享年92歳。
大往生といってもいいのかもしれない。
その人と私は直接話したことは一度もないが、なぜか出棺の時はじーんときた。
その人は秋田県でも数少ない「かやぶき屋根職人」だった。秋田市郊外の農村で生まれた。私の二年前になくなった祖父が東京芝浦製作所に小学校も出ずに入り、部長の目にとまり赤紙が免れたという話があるが、その人は戦地へもおもむいたらしい。
92年の生涯には様々な苦労や楽しみなどの思い出があることだろう。私の15年の生涯では計り知れない何かがある。
今日は火葬だ。天気は雨。泪雨だ.......
必ず人が亡くなると初七日までの間に、一回は雨が降るそうだ。
これはこの世への別れとともに、長い永遠の旅路への出発の日だそうだ......