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ブログ版 南堀江法律事務所

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Bar UKからのお知ら… New! うらんかんろさん

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2007/01/20
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カテゴリ:法律、制度
前回の話をまだ引きずりながらもう少し。
ホワイトカラー・エグゼンプション法案提出が見送られた一因として、言葉の分かりにくさと、それゆえ反対派の「残業代ゼロ制度」との宣伝を許してしまったということを書きました。
だらだら残業するよりは仕事を早くこなして切り上げることができる人にとっては極めて有用な制度だと思うのですが、その側面はあまり取り上げられなかった。

話はがらりと変わりますが、ある勢力(主に少数派、反対派)が、他の勢力(主に多数派、主流派)を批判・攻撃するにあたって使う常套手段として、
その人はそんなことを言っていないのに、そう言ったことにして、それを批判する、
というやり方があります。

たとえば、小泉内閣時代、私が大阪市内でとある左翼政党の政治家の街頭演説を通りすがりに聞いていると、このようなことを言っていました。
「小泉総理の政策は、国民を勝ち組と負け組にわけ、勝ち組を優遇し負け組を切り捨てるものであり…」と。
別に小泉元総理を擁護しようという趣旨ではないですが、小泉元総理は当然このようなことを言っていない。「勝ち組負け組」なんて浅薄なライターかジャーナリストが言い出したものであろうし、具体的事実や政策を示さず「負け組切り捨て」などという用語を持ち出して情緒に訴えるやり方も、あまりうまくないなと思いました。

古い話で有名なものとしては、池田元総理が蔵相時代に言ったとされる、「貧乏人は麦を食え」発言があります。
きちんと調べずに書いていますが、この発言だって、どこまで本当に池田蔵相の口から出たかは分からない。
おそらくは、戦後の経済発展に伴う国民の経済格差をどう考えるか、と質問されて、「国民各人の身の丈にあった生活をすべきであり、裕福でない人はそれなりにつつましく」と、それ自体は真っ当なことを言ったのではないかと。それを野党が「要するに貧乏人は麦を食えということか」と食いついて批判したのだと理解しています。

ホワイトカラー・エグゼンプションから話があちこちに行きましたが、これも単なる「残業代ゼロ制度」では決してないのに、そうであるかのような言われ方をされ、それが批判されたわけですが、これも、うまい批判のやり方ではないと思います。

次期以降の国会に向けて、改めて、厚労省・経営者団体はこの制度を分かりやすく語り、反対派(主に労組)はこれを冷静・緻密な議論で批判することによって、制度についての相互の理解を深めていくべきであると考えます。





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Last updated  2007/01/20 03:45:24 PM
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