|
カテゴリ:判例、事件
今や「容疑者」となった守屋前次官の収賄容疑での逮捕に関して、書こうと思っていたいくつかの小ネタを書きます。すでにご存じの方も多いでしょうけど。
1 この人が逮捕される日の朝、朝刊には「守屋前次官、逮捕へ」という見出しが見られました。 このように、現時点でまだ実現していないけど、ほぼ確定的な場合は、「へ」という助詞が結びに使われます。 以前、新聞か何かで読みましたが、「確かさ」の度合いは「へ・か・も」の順であると。 これは私なりの理解なのですが、 「へ」は、そのことが既定のこととしてほぼ決まっている。 「か」は、そのことがかなりの確かさで推認される。 「も」は、そのことが可能性としてはありうる。 こういうところでしょう。 2 次官というのは、省庁の役人のトップです。 トップなのに「次官」と、2番目みたいな呼ばれ方がされるのは、省庁の本当のトップは「大臣」で、それは役人ではなく国会議員などから選ばれる。 公務員試験を受けて省庁に入った役人がいける一番上は次官で、そのさらに上の大臣は役人からではなく、国民の代表者から選ぼうという趣旨です。 3 「前」次官という呼び方に関して。 小泉さんは少し前まで「前首相」と呼ばれていたのに、最近になって「元首相」と呼ばれ方が変わったのに気付いた方はおられるでしょうか。 「前」というのは、今の人の一つ前にそのポストにいたことを指します。 「元」というのは、それよりも前にいたことを指す。 だから安倍内閣のころは「小泉前首相」で、福田内閣になって「小泉元首相」になった。今の前首相は安倍さんです。 この使いわけは子供のころ、将棋のテレビ中継を見ていて、解説の人が「前名人」と「元名人」の違いについて説明してくれたことで知りました。 今日は法律と関係ない話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/05 08:18:23 AM
[判例、事件] カテゴリの最新記事
|