2008/03/18(火)11:32
催眠術を習得できる人(長文です)
今日は、催眠術を習得する為に一番大切な事をお話しようと思います。
逆に、これをクリアする事ができたら催眠術は習得できます。
ところで、催眠術に興味をもって実際に催眠術を習得できる人って、100人いたら何人いると思います?
ちなみに「催眠術の習得」とは、
初めて会った人に対して15分で記憶支配までの誘導をして被験者に喜んでもらう
と私の所のスクールでは定めています。
いくら一度深くまで掛かっている人に誘導できても、習得したとは言えません。
そして、終わった時に被験者に喜んでもらうことも大切な事です。
これは、実際にデーターを取ったわけではないので正確な数字は分かりませんが、おそらく100人中2・3人いたらいい方だと思います。
では、ちゃんと学んで練習する事ができたら、100人中何人習得できると思いますか?
私は自信をもって、100人中100人だと答えます。
では、なぜほとんどの人が習得する事ができないのでしょうか?
それは、大きな壁があるからです。
ズバリ!!「催眠術は難しい」という思い込みの壁です。
先日、スクールに遊びに来られた方も次のような事を言っておられました。
「催眠術は何か特殊な能力のような気がするのですが、本当にできるようになるんですか?」
でも、このように思ってしまうのは仕方がない事なのです。
テレビで見る催眠術というのは、術師の言う通りに掛かっているという映像です。
この映像だけを見てしまうと、「魔法」とか「術師に能力がある」という印象を持ってしまいます。
こう思うと、「自分には催眠術はできない」と思ってしまいます。
私自身もこのように思っていました。
この思い込みが大きな壁となっているのです。
そして、この壁を抜け出さないままに練習した場合、うまくいく場合はいいのですが、うまくいかなかった時はこのように思います。
「やっぱり、俺には無理なんだ」
こう思うと、2・3回うまくいかなかっただけで諦めてしまうのです。
次の一人がうまくいったかもしれないのに・・・
では、催眠術は難しくないと分かれば習得できるのでしょうか?
実はこれも難しいところで、いくら頭でそう思っていても体感として実感していないとなかなか壁を越えられません。
活字でいくら「この商品はいい物です」と言われても、なかなか買う気にはなれません。
でも実際にその商品を使っている所を見ればその気になってしまいます。
実演販売やテレビショッピングで物が売れるのはその為です。
当スクールでは最初に、技術やテクニックを学んでいくのと平行して、「催眠術は難しくない」という事を色んな角度から体感してもらいます。
壁を越えてから学んでいく事で、習得までの期間が短くなります。
私自身は、催眠術に興味をもってからある程度できるようになるまで1年半かかりました。
もし、「この壁を最初に越える事ができていたらもっと早く習得できたのに」と思いますが、この経験があったおかげで、今それを人に伝えられると思っています。
あともう一つ大切な事があります。
それは、諦めない事です。
いくら「催眠術は難しくない」と体感していても、うまくいくとは限りません。
催眠に掛かりやすい人は10人中2・3人いるのですが、技術やテクニックがない状態でやっても数字の通りにはなかなかうまくいきません。
10人練習してうまくいかなければ、20人に練習してください。
諦めずに練習していれば、必ずうまくいく時があります。
・「催眠術は難しい」という壁をとり
・諦めずに練習する
これが、催眠術を習得する方法です。
役に立つ催眠術