☆くま日誌☆

2007/02/25(日)16:05

怖い話?

昨日、結局休日出勤した。 金曜時点で、「あ、これは2~3時間じゃ終わらないな」と思ったので、残業するのをやめて、土曜出勤に切り替えたわけです。で、なんとか仕様書は形になり、あとはフォーマットを整えるだけ。「これなら月曜の朝1でも何とかなる」...と思いきや、帰る直前に思い出した。つい先日、担当範囲が追加になったこと。その時点ですでに、20時を過ぎている。やるかやらないか迷った末、諦めた。1~2時間では終わらないだろうから。月曜のレビューの範囲から外してもらうしかない。かはー。 最近、小野不由美の「屍鬼」を読んでます。 全5巻で、2まで読みました。 元々、Mさんがよく本貸し借りしてる外注さんに「小野不由美読んでみたい」と言われ、本を貸したところ、彼は1の半分くらいで怖くてリタイアした、らしい。 それがMさんに返ってきたところを、僕が借りた。 僕もMさんも不思議なのだが、1は全部読んでもまだ怖いところじゃないぞ?/笑。 確かに人は不審死を遂げているが、イマイチ怖いとは違う。まだ、始まりの部分に過ぎない。うーん? 2は、結構怖い、というか、追い詰められた感じになってきた。ただ、まだ原因がはっきりしてないし、常識レベルの怖さっていうか、そんな感じ。でも、少しずつ主人公たち(?)の身近になってきた。 ネタバレ覚悟で、ネットで感想読んでみたら、「後半からが面白い!!」とのことだったので、3以降が期待かな、と。 んでも、最近やたら出てくるホラー小説なんかよりは断然面白い。 今まで、ホラー小説でほんとに怖かったのは、貴志祐介の「黒い家」。 保険会社に勤める男性が、契約者の自宅で、その家の子供の自殺死体を見つけてしまうところから始まる話で、幽霊とか心霊現象なんかは全然出てこないのだが、それだけにリアリティがあって怖い。「この人間には心がない」ってキャッチコピーで映画化もされたけど、映画も怖かった。 最近の小説って、良いものと良くないものが両極端だと思う。 以前、誰かが、「最近の若い人は子供の頃に本を読まない。子供のうちから良い本を読むと、文章力、表現力がついて、レベルの高い本が書けるようになるのに、それがない。そういう人が小説家になる」というようなことを言ってるのをテレビで観た。 確かに、「何でこんな文章で本が書けるんだ?」なんて唖然としてしまう人は結構いる。いい加減、うんざりして読むのを止めてしまったりもする。 作家も良くないのだが、出版社ももう少しなんとかならないものだろうか、と思ったりしてみる。

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