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誘いの果実

誘いの果実

クリスタル人の意識

 水瓶座賛歌より

簗瀬さん受信



私:もう一度教えていただいてよろしいでしょうか?

ク:私達は待っていたんですよ。

私達はそう、貴方に依頼が来たと思いますが、クリスタルという表現をされていますけど、その透明で輝いた世界から、この地球へやって来た者です。

私達は意識体として、波動として、この世界に存在しています。

貴方がたの地球にも存在しているのです。

そして貴方が見た私達の姿、それは、とても、何と言うか、貴方がたの世界にとって、デフォルメされたものだったと思います。

それは貴方の意識の堅さによって、現在の貴方の認識の形によって創り出されています。

ですから、これから貴方がもっと柔らかい透明な波動になっていけば、それに応じて私達の姿を感知するようになるでしょう。

では、今朝あったこと、今朝私達が貴君に起こした事について、もう一度、お話をすればよろしいのでしょうか?

私:はい、お願いします。

ク:私達は貴方の霊体を連れ出したのです。

貴方は幽体よりも、もっとコアな部分であると感じましたね?

貴方がたの認識の中で言うと、霊体という表現でよろしいのでしょうか?

つまり、アストラル体とかエーテル体とか表現しているものより、もっとコアな部分ですよね。

それを私達、その貴方の霊体をぐっと掴んで引っ張り出したんです。

それで天に持って行ってしまいました。

貴方の意識は、本来この霊体と共に引っ張り上げられるはずでしたが、貴方の認識はまだ、その肉体にとどまっていましたね。

私達の一方的なやり方の為でしょうか・・・しかし、貴方はだんだん慣れてきて、私達の持って来た、この霊体の方に意識を移行することが出来てきました。

そして私達は楽しく空を浮遊しましたね。

貴方はだんだん慣れてきて、そして自分の体がいとも簡単にフワリフワリと宙に舞うことが出切るという事を楽しみ始めましたね。

とっても楽しかったでしょ?

このような波動、まだ貴方の場合は、ちょっと私達に近づくにはもう少し練習がいるようですけど、でもだいぶ近い所で貴方は楽しんでいる様子でした。

それを見て、私達はとてもとても愉快で楽しかったんです。

そして貴方と一緒に、この空中の貴方の好きなところに行って、楽しもうと思ったんです。

本当にそれだけです。

この感じ、この波動の感じを、貴方に体験して欲しかった・・・それだけだったんですよ。

でも貴方の意識は・・・貴方の意識は、貴方が心を痛めていた、あの場所に真っ直ぐに、向って行ってしまいました。

一瞬ですよ。一瞬の移動ですが貴方はあの汚染された、とても痛々しい土地に行ってしまいました。

もちろん、貴方の霊体を両脇から掴んでいた私達も一緒に引っ張っていかれてしまいました。

もう貴方の意識は、その地上に釘付けでしたね。

それは黒い油の浮いた湖でしたね。

そこに貴方は、貴方の霊体ごと飛び込んでしまいました。

私達は止める事も出来ず、貴方はその中に飛び込んで行ってしまったんです。

私達はまあ、貴方は霊体の姿ですから、別に貴方自体の体にそれが危害を及ぼすことはないと解っていましたし、上から見ていましたよ。

観察していました。

貴方はその黒い油にまみれた水の中を、ただ為すすべも無く身をまかせたゆたっていました。

自らの身体に、その黒い変わり果てた地球の体液が浸透していっても、構わないというように。

でも貴方のクリスタルの体は、それをまるで貴方自身の体の膜で包まれているように、その物質の中に溶け込むことはできませんでした。

貴方はしばらくたゆたってましたが、その事に気付きました。

そして私達の方に意識を向けたので、私達も貴方と同じように思い切ってそこに飛び込んでみました。

貴方を抱えて、貴方をその中から又天へ引き戻しました。

貴方は、貴方の霊体は、クリスタルの波動に近づこうとしているのですが、貴方の意識はとても悲しんで、心を痛めている様子が、私達にもとてもよく伝わって来ました。

貴方が、貴方達地球の人達が、ずっとずっとその地において味わって味わい尽くしたもの、その悲しみという波動、それを私達が貴方を通して体験させていただいたのです。

そして貴方の意識は、その地球の姿を、とても黒ずんで暗い光の存在として捉えていました。

私達が貴方をもっと高く、もっと高く、宇宙空間へまで連れ出したのは判りましたね?

その貴方達の水の惑星としての本来の姿、青く光り輝く宇宙でのオアシス、その素晴らしい姿、それが貴方の目には映っていませんでしたね。

本来の蒼く輝く美しい星は、まるで暗闇に溶けて行ってしまいそうな、そんな悲しい姿を私達に見せたのです。

私達も一緒に見ましたよ。

そして宇宙空間に漂いながら、その地球の姿をじっと見ていましたが、しかし、貴方の意識はそこにはありませんでしたよね。

その宇宙空間に漂う私達三人の姿を、もっと後ろから引いて見ている姿、意識・・・それを貴方は感じ、気付きましたね?

それは何ですか?・・・貴方はそう問いました。

そして大いなる意思であり、大いなる魂であり、そのような声を聞いたと思います・・・このようにあれと。

このように、常に後ろから、遠くから、全体を見守る存在となり、その惑星の中で地に足をつけて暮す者達よ、しかし、その地の中で、汚れ、土にまみれ、汗を流し、懸命に生きながら、しかし、貴方達の魂は、貴方達の意識は、常にこの宇宙から、貴方の星を見守る存在であれ。

これは、その大いなる意思からのメッセージです。

今、貴君にお伝えさせて貰いました。

そのような意識の旅を行い、貴方はあなたの肉体に戻って行きました。

これが今朝体験した私達の旅でしたね。


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