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2008年11月27日
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昨日、息子の通う中学校から

「○○君が昼休みに隣のクラスの男子からボコボコと一方的に頭を殴られたようです。かなり激しく何度も殴られたようなので、一応念のため脳外科に行って下さい。上履きで顔もひどく叩かれているようですから明日、もしかすると内出血するかもしれません。とにかく今から迎えに来てください。」という

親としてはちょっとびびるような電話。

おつたえを使って直ぐに本人をとらえて浄化してみる。
・・・OKのようだ。神様に感謝。

もともとトラブルの多い息子だったのだが
ここ最近はそういうこともほとんどなくなり
家でも学校でも生活や学習面両方が上向いてきたところだった。

いつもの私ならとなるところであるが
気がつくと不思議と平静心を保っている。

まあ、ここのところ親から生活面(時間にルーズ)を
注意されていたからそのストレスが溜まっていたのだろうか?
それでうっかり不用意な言葉を言ってしまって友達を逆上させたのかぁ・・・
さもありなんだな・・・と考えながらそそくさと保健室へ。

息子はベッドの端にぽつんと座っている。
保健の先生が電話で聞いた内容を繰り返して話してくださる。
他の生徒も出入りしてその応対もしながらなのでかなり忙しいそう・・・

とそこへ慌てて学年主任や生活主任の先生方が来られた。

おつたえでOKが出たとはいえ
やはり本人の口から体の具合を聞かないと落ち着かない。
見た目は特に怪我がないようである。

「痛みはどう?」

「全然無い・・・」

「どこも痛くないの?」

「どこも痛くない」

「あ、そう・・・とりあえず大丈夫そうね。」

ほっと一安心・・・。

本人を取り囲んでいた先生方は逆に
あっけにとられた表情である。

「でもねぇ・・・あれほど激しく殴られているのだから、
今はたぶん緊張して痛みを感じないだけかもしれませんしね~
とにかくこれから脳外科へ行ってください。
今は大丈夫でも明日どうなるかわかりませんから・・・!」
とかなり心配そうである。

脳外科の案内も3枚ほどプリントアウトして用意して下さっていた。
有難いことである。

しかし、本人はもう落ち着いている。

詳しい話を生活主任の先生から伺うと
本人や殴った生徒、他の生徒らの話を総合的に判断して
全面的に殴った方に非があるということであった。
よく我慢したと思うよとまで言われた。
(これは我慢したんじゃなく攻撃がすごくて反撃できなかったということかと・・・汗)

自分の子に非が無いことに少しほっとする。

自分から先に手を出すような攻撃性はないものの
元々表現がうまくなくそっけない息子。
必要以上に生意気に見られてしまい
あらぬ誤解を招きやすい性質である。

火の無いところに煙は立たぬ・・・
本人の気が付かない内に相手を傷つけたこともあったのかもしれない。
息子に反省を促したら、思い当たることもあったのか少し反省したようである。
(一年前だったら考えられない反応ではある・・・)

その晩、殴った男の子とその親御さん、担任の3人で
謝罪にみえられた。

見るからに体が大きくてごつい男の子である。
確かにこの子からやられたらかなわんなぁ・・・

男の子は、担任にうながされて一歩前に出て、
きちんと本人の目を見ながら自分の非をわびて頭を下げた。

お母さんは後ろで目に涙を浮かべておられた。

謝る立場になることはあっても、謝られる立場になった事はないので
謝罪する親御さんの気持ちになってしまって
本当にいたたまれない気分であった。

息子はちょっと緊張していたが、殴った相手の心からの謝罪に
心のわだかまりが消えたようである。

最後はふたりで握手するまでに・・・。



という事で一件落着~~~



それにしても

主人が不在であったのは不幸中の幸いであった。

夜、主人に一応事の次第を電話連絡したら

「ぬぁ~に~一方的にボコボコにされたぁ~?
やられっぱなしか?なんでやり返さなかったんだぁー!!!
そこにいるんだろ!本人に替わって!ちょっと話がある!」

と、案の定である。

酔いも入っていているようだ・
週末に帰ってきたら詳しく話すからと早々に受話器を置いた。
息子とおもわず顔を見合わせて苦笑いであった。

パパってまるで「3丁目の夕日」のおやじさんみたいね~と笑う娘。


あれだけ殴られたにもかかわらず、
全くダメージがなかったということに今更ながら驚く私である。

今頃、脳外科に行かない親子を担任はきっと???と思っているんだろうなぁ・・・。

今朝もいつもと同じ様子の息子。


本当の神様に感謝だね。


素直にうなずく息子であった。





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Last updated  2008年11月27日 21時04分59秒
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