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カテゴリ:コラム
***2.0(なんとかニーテンゼロ)なる表現が大流行である。発端は、「Web2.0」であろうが、T.フリードマンの「フラット化する世界」ではグローバライゼーション2.0あるいは3.0の表現がある。これまでとちょっと違うあるいは全然違うけれども見ようによっては同じに見える状態の変化を、バージョンが違うということで2.0と言うことで少し誤魔化されているきらいがある。
今回拝聴した神戸大学経営学研究科の小川進教授の講演会のタイトルは「マーケティング2.0」であった。内容は、カルビーの商品のアクションリサーチの研究状況であり、定番商品に、フレーバー展開をプラスする「高度な自転車操業」でマーケティング分野で有名な会社である。結論は、売れる商品開発には、微小な差異が重要で、他薦をベースとしたC to Cに上手に流れる4Pが大事だといった所であった。 相変わらず、マーケティングにおいて「なぜ、ささいな違いが大事なのか」・「なぜ、他薦(他の人に薦める状態)が大事なのか」本質的な所で腑に落ちない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.27 12:09:54
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