最近「やっぱりすごい関西の会社:19社にみる優良DNAとチャレンジ」と題した関西企業大研究の本が出版されている。この本は、関西企業大研究第2弾として出版されたもので、興味深いタイトルでありまだ読んでいなかった第1弾の方の「攻めの経営・復活のノウハウ:関西企業大研究」を図書館で借りて読んで見た。
取り上げた企業は、シャープ・東洋紡・神戸製鉄所・住友生命保険・ミズノ・近畿日本鉄道・ロイヤルホテル・住友金属工業・田辺製薬・三洋電機・京阪電気鉄道・高島屋・ダイキン工業・三菱ウェルファーマ・京セラ・サントリー・サカタインクス・大阪ガス・大丸・吉本興業・大和ハウス工業の21社である。新技術・新商品で飛躍した、名門復活反転攻勢した、危機感をばねにした、攻めの経営で積極展開をした、の切り口でピックアップしたとされている。 残念ながら、新聞社が編集したこともあり、いわゆる新聞ネタと企業トップ他へのインタビューが中心で、深い洞察(なぜこうしたのか・なぜこれがよかったのか)や各種事例から本質的な帰納的論理的結論を得るには至っていない。まあ、読み物としては話題のネタぐらいにはなるといった感じかな。(★☆☆☆☆)
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Last updated
2008.04.27 17:22:12
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