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ねぼすけの読書感想日記

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ねぼすけ2004

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2008.12.29
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カテゴリ:ランキング
年末の大掃除を兼ねて、今日は本をブックオフに売りに行き、合わせて気になった本を十数冊買ってきました。しばらくは積読のままかな


さて、今回は、2008年一年間で、私ねぼすけが読んだ104冊の本の中で、お勧め(少なくとも読んだ時間がもったいなくない)本の個人的なランキングを発表します。したがって、2008年以前に出版された本も含まれています。

その前に、私ねぼすけの読書の作法を紹介します。バス・電車通勤の会社までの往復時と就寝前の短時間、それと出張時の電車の中やその他細切れの時間を利用して、2-3冊並行して読むのが読書のスタイルです。

また、本の入手方法は、一つ、この本を読もうと思う際にはアマゾンか楽天で発注、二つ、新書はジュンク堂で古本はブックオフなどでぶらぶらと見て気に入った本があれば購入、三つ、自宅近くの図書館で借りる、この3通りがだいたい冊数にして1/3づつ程度といったスタイルです。

興味がある本のジャンルは、自然科学系・ビジネス人文社会系(特に経営・マーケティング分野)・今話題の本といった所。大部分ノンフィクションで、小説やハウツー本はあまり読みません。特に小説は、面白い本を読みだすときりがなく、後をひくことを恐れてあえて避けています。それでは、発表です。


第1位 銃・病原菌・鉄<上・下>(ジャレド・ダイヤモンド、草思社:2000.10)
 なぜ西欧が、現代に覇権を握っているのかを、人類学・生物学・医学・地理他の知識を総動員して本格的に真正面から解き明かした大作。圧倒的な説得力がある。同氏の「文明崩壊」とともに間違いない名作。

第2位 ウェブ進化論(梅田望夫、筑摩書房:2006.2)
 インターネット登場以来のウェブに関する様々な出来事を切り口鋭く解説してた名作である。情報量も豊富で、丁寧に読者に提示している。

第3位 スタバではグランテを買え!(吉本佳生、ダイヤモンド社:2007.9)
 人を食った題名の割には、基本的に日常生活におけるモノやサービスの価格がどのように決まるのかを解説した経済学・会計学のまともな本である。しかも、非常に分かり易く・示唆も秀逸である。

第4位 ルポ 貧困大国アメリカ (堤未果、岩波書店:2008.1)
 日本から見ると、ウォール街やシリコンバレーがアメリカの象徴でアメリカそのものであるような錯覚に陥る。そうではないと、この本は豊かな国アメリカの悲惨な現実をレポートしている。目を覚まさせる秀逸な本である。

第5位 フラット化する世界<上・下> (トーマス・フリードマン、日経新聞社:2007.5)
 主にICTによって世界が国境のない状態(フラット化)に進みつつあることを警告し、理数教育の充実と強化を示した大作である。

第6位 生物と無生物の間(福岡伸一、講談社:2007.5)
 生物とは何なのか、自己複製遺伝子とそれを覆う殻(カプシド)にすぎない「ウィルス」は生物と言えるのかなど圧倒的に引き込まれる内容の本である。間違いなく面白い。

第7位 地頭力を鍛える(細谷功、東洋経済新報社:2007.12)
 地頭(じあたま)としての思考力は鍛えることができると説いている。ハウツー本にしては、嫌味や自慢・説教もなく好感を持って読める希少な本である

第8位 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する(武田邦彦、幻冬舎:2008.5)
 エコロジーに関する神話を歯切れよく弾劾している本である。が、いわゆる「トンデモ本」ではない。環境テロリストに影響されやすい人にお薦めの、かなりまともに執筆された面白い本である。

第9位 ホーキング、宇宙のすべてを語る(ホーキング、ランダムハウス講談社:2005.9)
 図表を多用し、学術的意味合いでなく一般市民向けに、今わかっている範囲での現代物理学やこれに基づく最新の宇宙論を知る機会を提供している。非常に意義深い本である。

第10位 三千年の海戦史 (松村劭、中央公論新社:2006.6)
 過去世界で起こった戦争のうち、海戦のみの歴史を取り上げた本である。海洋国家と大陸国家のあり方・国家戦略の記述、戦史における意義などについて網羅的に評論・分析しており、非常に面白い本である。


以上ランキングでした。今年ブレイクした、勝間和代水野敬也神田昌典の諸氏の書籍よりも、これらランキングの本は間違いなく面白いです。来年もランキングを行いたいと思います。みなさん、良いお年を

追伸:それにしても、楽天ブログは読書とコミックが同一ジャンルであることには、とても違和感を感じるのは私だけ~。


H21.1.18追記:URLリンク貼り付け





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Last updated  2014.05.11 12:57:29
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