平成23年3月11日に東北・関東で発生した大地震と津波、そしてこれに続く福島第一原子力事故と関東地方計画停電の実施、この1カ月、ほとんど直接的に影響のない東京に住む私自身の身近にも様々なことが発生した。いまだに多数の行方不明者発見にいたらず、避難所での生活が長期にわたり、被災地でのがれきの処理も進まず、原発の炉心冷却も終息しない中、それでも救出・復興・復旧や支援に頑張っている数多くの人々がおり、被災地や福島原発周辺の人々に関しては、本当に心が痛みかつ心から応援する気持ちになる。
一方、こういった非日常時に、比較的あまり影響のない東京に住む知り合いの行動や考え方について、改めて分かったことがある。東京からあてもなく逃げ出す人、水や食料品を必要以上に買いだめする人、訳もなく不安をあおる人、そしてなによりも不安をあおることが正しいことと思っているおせっかいな人、もういい加減うんざりだ。非常に身近な知り合いや関係者でさえ、ある程度の理由はあるにせよ、その人の中味がこうしたうんざりする種の人間であったのかと思うと、とても残念な気持ちになるとともに付き合い方も少し変えるべきだと思う次第であった。
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Last updated
2011.04.10 11:50:05
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