000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2025.05
2025.04
2025.03
2025.02
2025.01
2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08

Profile

ねぼすけ2004

ねぼすけ2004

Recent Posts

Headline News

2011.04.10
XML
カテゴリ:書評

著 者=田沼靖一(たぬま・せいいち)
書 名=ヒトはどうして死ぬのか 死の遺伝子の謎
発行所=幻冬舎、幻冬舎新書180
発行年=2010.7
評 価=★★★☆☆



【送料無料】ヒトはどうして死ぬのか


表題の「ヒトはなぜ死ぬのか」という問いかけは、本書においては哲学的な問いではなく、純粋な生化学的問いである。その答えは既に一般的に知られているが、アポトーシスと名付けられた生物の細胞のDNAにプログラミングされる細胞死が存在するためで、これは生命が遺伝情報を子孫に伝達する方法として、単なる細胞分裂でなく、互いのDNAを交換する「オス」・「メス」という性を遥か昔に採用したことから始まったとしている。

確かにもっともだと思うが、受精・発生の緻密な生命のメカニズムについて、人類が分かっていることがあまり多くない事実がある中で「死の遺伝子の謎」の解明だけでは、とても十分とは言えない気がする。ただ、生命科学の領域で、脳の解明と発生機構の解明がもっともフロンティアであることを考えると、少し消化不良だがこうしたアプローチもあながち間違いではないとは思う。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.04.10 12:28:42
コメント(0) | コメントを書く
[書評] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X