2010.01.23

【 社長の値打ち 】

カテゴリ:書評

長田貴仁(おさだ・たかひと)「社長の値打ち 「難しい時代」にどうあるべきか」(光文社新書320、光文社、2007.10)を読んだ。著者はプレジデント社の元編集長で、現在神戸大学MBAスクールの先生である。

内容は、豊富な現役社長のインタビューを元に、社長の備えるべき資質について述べたものである。特に、サラリーマン社長と創業社長との考察・分析にページ数を割いている。まあ、幾多の名経営者の資質の良いとこどりをして、それが社長に必須のことと言われても、普通の社長や社長を目指す人は困るだろうなという印象である。

多くの色々な業種の社長の生い立ちや経歴が紹介されており、とても興味深い。もちろん、これまで自伝や雑誌などで取り上げられ・広く知られている事例もあるが、これほどまとまって紹介(特に多くの日本企業の社長が)されている本は他に類をみないのではないだろうか。

一応、経営学の先生であるので社長として必要とされる資質を一般化しようとは試みてはいるが、共通項を取り出し集約するのは難しそうだ。むしろ、名経営者として名高い社長の生い立ちやその考えを知ることで、自分に欠けている点を反省し・実行に移すべきことを明確化・見える化させることに有益であるようだ。
(評価 星四つ:★★★★☆)



社長の値打ち







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Last updated  2010.01.23 14:45:36
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