裏千家茶道教室@ニューオータニ清静庵(22回/22回)
夏休みの旅行のため、第22回(9/14)のお稽古はお休みしました(T_T)皆勤賞ならずそして、なんとお稽古最終日の修了式(9/21)も東京を直撃した台風のため(大事をとって)お稽古が中止となりました日程再調整のうえ、ようやく今日30日に修了式をすることに・・・・・今回は、日程も臨時ということもあり、特別に、裏千家東京第三東の陶山幹事長先生のお稽古場(お教室)をお借りして修了式を執り行うことができました★お稽古場はこちら・・・・「好真庵」晴れて私たちも卒業ね・・・・(でも実際はここからがスタートだけど)6か月はあっという間だったよね~なんて感傷に浸ってる間もなく、やっぱり最後のお点前が待ってました<席入り・床の拝見>久々のお稽古ということもあり、また、慣れない8畳間ということもあり、皆、緊張していたみたいです<お点前(更好棚)>ゲーム形式で“折据”を使って札を引き、亭主、半東、正客を決めました<平棗の扱い>初めて扱う平棗の清め方も丁寧にご指導いただきました★平棗の清め方★まず左手で上から半月で取ります帛紗を握り込んだ右手で、親指と人指し指の二本で棗の蓋と底を挟んで持ち、左掌に乗せます掌に乗せたまま、この字に清め、蓋を拭いたら再び帛紗を握り込んで指二本で持ち、それを左手で上から半月で取り、畳に置きます★平棗の茶の入れ方★茶碗に茶を入れるときは、左手で上から半月で取り、右手二本指で持ち、左掌に乗せます掌に乗せたまま蓋を取って茶をすくいます蓋を閉めたら、茶杓を握り込んで右手二本で持ち、左手で上から半月で取り、畳に置きますお棗は、琉球塗の平棗とのこと先生がその昔、沖縄で買い求められたものとのことですが、豚の血で染めたという、こっくりとした深い紅(あか)が何とも美しくとても何十年も経っているようには思えない見事なお棗でした<主菓子>今日のお菓子の銘は、茶会のテーマ“お月見”にちなんで『月の宴』裏千家御用達の吉祥寺『亀屋萬年堂』さんのお菓子です求肥のような薄皮であんこを包んだ和菓子でお月見団子のようにまん丸でした楊枝でうまく切れなかったけど、美味しかった~お干菓子は、京都に行ってきた生徒さんのお土産です(ありがとう!)<床飾り>お軸は、禅の言葉「真心是道場」“じきしんこれどうじょう”と読み、どこもみな心を磨く道場なのであり、特別な学問や修養を積まなくとも、ただただ素直な心で生きていけば、どこにいても、今ここが学びの場であり、やがて心理も見えてくるのだという教え毎日の生活が大切なのです<花入れ>花入れも、お月見のテーマにちなんで、三日月型の釣花入れでした<香合>こちらも、お月見の屋形船に見立てた舟形の香合中には“白檀”の香木が入っていて、先生が炭で香を焚いてくださいましたえもいわれぬいい~香りが辺りに立ち込めました~お点前が終わって、許状の授与式となりました一人ひとり順番に、幹事長先生から許状をいただき感慨もひとしおでした今回、6ヶ月間の初心者のための茶道教室でいただいた許状は、初級の「入門」「小習」「茶箱点」の3種目ですこれで、ようやく裏千家への入門を許され、スタートラインに立てたということですよね先生方、半年間ほんとうにありがとうございましたこれからが本当のお稽古の始まりですみなさん、精進してまいりましょうこれにて、初心者のための茶道教室ルポは終了です今度は、新たに裏千家ではじめる本格お稽古の状況など報告したいと思います