~中国留学~ 中国で中医学を学ぶ

2009/07/04(土)21:52

介護

中医学(23)

3日目。 昨日、口内炎が出来ました。 今日は病棟の主任回診の日です。 ちょっと特別なことがあるのかな?と早めに家を出ましたが、いつもと変わらずでした。 金曜日は主任回診があるので事前に担当患者さんの血圧をはかること! と言われていたので一応全員の血圧は測ってきました。 (特に報告とかはありませんでしたが。) 学生同士でやるのとは違って(外来の患者さんの血圧も測ったことがありますが) 横になっている患者さんの腕はなかなか難しいですね。それに腕のすご~く細い患者さんやマンシェットが巻けないぐらい太い人もいるし。 ところで、今病院は改修工事真っ最中。 病棟は3階なのですが、2階も4階も改修工事を行なっているためすごい工事音がします。 電気ドリルやトンカチの音がひっきりなしに聞こえます。 普通日本の病院じゃ考えられないですよね。 耳をふさいでもうるさいくらいの騒音で相手の声も聞こえません。 そうそう、中国の病院ですごいな~と感心したのが病室の介護士さん。 1対数人か、1対1で金額が違うのですが、患者さんの面倒を24時間見てくれます。 (料金は1対1でも1日60元≠1000円弱。) 中国の介護士さんたちはとってもアットホームなんです。 患者さんのベッドに足を投げ出しておしゃべりしていたり、まるで自分の家族の面倒を見るかのように優しく、楽しく介護してあげています。 病棟には80、90代の高齢患者さんで身寄りのない人や、家族がしょっちゅう看病に来れない人なども少なくないので、こういう介護の人がいることはとてもいいことだと思います。 日本の介護事情は分かりませんが、日本人はお金をもらって介護するのだからきちっとしないと!という感じもあるし、なかなか難しそうですね。 でも、きっとそんな関係で介護をしていたらするほうもされる方も疲れちゃいますよね。 介護する側も介護される側も適当な感じがちょうどいいのかな? でもこの関係、中国だからこそ成り立っているような気もします。

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