私の被災
地元、半端ない揺れでした。6強だそうです。仕事中で自分の職場ではないところにいた上、2階にいました。天井がバンバン落ちて、蛍光灯も割れ、業務用エアコンも落ちかけました。近場にあったデスクの下に入って助けられましたが、床が抜けてそのまま落ちるんじゃないかと思ったよ。長く大きな揺れが落ち着いた隙に、一斉に外へ逃げようとでましたが、部屋の外は天井等が落ちたことによる白煙で曇ってました。外へ出たのはいいけれど、何度も続く大きな余震と北風に心が折れそうでした。駐車場の地面は亀裂が入っていて・・・・その後、帰宅許可が出て、車に乗り込み会社を後に。帰りの道路はアスファルトの地割れ、崩れがありました。道路は混んでいました。ずっと自宅やKuu,メルが気になっていましたが、実は私以外の全員が休みだったのでお出かけするのでは?と前日に言っていて。冗談で南へ行くのはいいけど、北へは絶対にいってはいけないヨ、と。また、Kuuやメルを絶対に守って!と朝、冗談のつもりで言っていたのです。なので、何度も家に電話をしたけれどつながらないし、携帯も出ないので、外出しているとは思っていたけど、心配で急いで帰りました。案の定、家は留守中だったのですが、近所もシーンとしていて大きな災害はないようでした。しばらくすると妹の携帯につながったので、今、家に向かっているとのことで、一安心。ほっとして自宅に入ってみると、不安定な場所においてあったものが落ちていた程度で、あとはグラスが2つ割れたのみでした。あと、地デジが映らなくなった!!(アンテナの故障かと思ったけど、電波が来ていなかったみたい。)しかし、水もガスも電気も大丈夫でよかった~と安心したのでした。また、幸いにも、こちらは内陸部だったので津波も大丈夫でしたよ。ところが!お風呂のお湯を張ろうとしたら、水が出にくく、にごった水が出始めたので、断水の危機を感じ、急いでキッチンの水を確認し、きれいなうちにポットややかんに貯めました。数10分後、断水になりました。市からは何の連絡もなく、ネットを探しまくったけどだめで。ともかくみんなには眠ってもらいました。私は揺れるたびに怖くて眠れません。朝おきても水が出ないので、ご近所に父が聞きにいくと、やっぱり断水&tvが見られないとのこと。そのうち、市内で給水をしていると教えていただいたので、半信半疑で父が向かいました。おかげで、何とか2日分くらいは大丈夫でしょう。。。。(が、5人暮らしなので・・・・そろそろ?)辛うじて汲んでおいたお風呂の水をトイレにしようしているので多少の不便はあるけれど、ほかの大変な地区に比べたら大丈夫です。しかし、市の対応の悪さと、TV局がない県南の情報伝達の悪さに激怒!!!もうね、IT駆使しまくって情報流したよ!給水場所とかお店とかetc多くの方の無事と早い復興を祈るばかりです。一応ね、まだまだ余震が続いているので玄関には非常食と水を置いて、コートとひざ掛けを用意しています。もちろんワンのご飯もね!!うちの場合は人間以上に最重要ですから!!!!!!!そう、そう、よくペットがいるために被災所には入れないというからの声をよく目にします。ペットも大切な命!大切な家族なのです!ペットの分まで一人前よこせとは言いません、でも少しの労わりの気持ちをお願いします。今日、市内を見回ったら、瓦がなくなっているところがあると思えば、お城山では石垣があちこちで崩れていました。これを書いている間にも何度も揺れているし、ヘリコプターも夜なのに昼間からずっと飛んでいます。早く復興できますように。そして、一人でも多くの人が家族のもとへ帰れますように。ここだけの話、地震に対してそれほど怖いと思っていなかったのですが、今回体験して、今、まだ、少し大きな揺れが来ると怖くて涙が出てくるのは、後遺症なのでしょうか??