テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:Musiques
(断り書き:フランスでは「Youn Sun Nah(ユン・スン・ナ)」というこのシンガーの名前は
日本では「ナ・ユンソン」になっているらしいのですが、この記事を作成した当時 その事を知らなかった私は「ユン・スン・ナ」と書いてしまいました。 訂正するにも箇所が多いので、タイトル以外は「ユン・スン・ナ」のままにさせておいてください。) (アルバムLight for the peopleと So I amです。) ブログを立ち上げた時からずっと取り上げたいと思っていたユン・スン・ナについて、 ようやく今日書きます!! どうして今まで待っていたかというと、たぶん今日が彼女のお誕生日だったと思うからです。 Bon anniversaire, Youn Sun Nah !!! (でも日にち間違っていたらごめんなさい・・・。) 私がユン・スン・ナを知ったのは確か2005年。 主人が彼女のグループのアルバム「youn sun nah 5tet(ユン・スン・ナ・クインテット)」を 買ってきたのがきっかけです。 「ユン・スン・ナ・クインテット」はその名の通り、 ボーカルのユン・スン・ナと、ピアノ、ビブラフォン、コントラバス、ドラムを担当する男性4人の、 計5人で構成されています。 ユン・スン・ナがパリにあるジャズの学校に通っている時に知り合った学生などが集まって 結成されたそうです。 2枚のCDの収録曲は穏やかだったり、アップテンポなリズムだったり、バラエティー豊か。 ほとんど全てが彼らのオリジナル作品なのですが、 4つの楽器がうまく引き立つ様に構成されているのが、私にも分かります。 ユン・スン・ナの、のびやかな声がどの曲にも合っていて・・・とても心地よい。 そんな彼らの音楽は分類が難しいのですが「ジャズ」とされている事が多いです。 かと思えば、「ユン・スン・ナは『ビョークの再来』」と言われていた事もあります。 (私と主人は、これには同意しかねていますが。) ・・・やっぱりジャンルでくくるのが難しい音楽なのですね。 CDを聴いた時から私はこのユン・スン・ナの歌声の虜だったのですが、それから 彼らのコンサートに行って、一晩で二度感激して帰ってきました。 最初の感動は、ステージ上の彼女を見た時。 ありきたりな表現ですがユン・スン・ナってとっても気持ち良さそうに、リラックスして 歌うんです。 音楽が好きで、才能があって、いい仲間に恵まれていて・・・というのが見ていて良く分かります。 CDの写真だとなんとなく近寄り難い感じがしますが、本人はゆるくかかったカールヘアの似合う とっても可愛い女性でした。 そして次にびっくりしたのが、彼女のオープンなところ。 ユン・スン・ナ・クインテットの人達はとても気さくで、よくコンサート後にファンに挨拶に 来てくれます。 緊張しながら声をかけてみたユン・スン・ナは・・・・とっても素敵な女性! 何て形容していいか分からないけれど・・・夫と私は目がハート型になっていたに違いないのですが 彼女はそんな私達に気取らず、でも品よく、可愛らしく、でもブリッコ(死語・・)でもなく 接してくれて、とにかく、自然なのに「ステキ!」と思わずにはいられない人でした。 音楽を聴いて惚れ込んだ歌手に会ってみたら本人も作品と同じぐらい素晴らしい人だったなんて、 ファンとしては最高ですよね! 彼女と3人で撮った写真は宝物で、いつも私達の居間に貼られています。 話がそれるのですが彼女は一度会ったファンの事を覚えていて、2度目に話した時はなんと 私達の事も覚えていてくれたし、様子を観察していたら、他のファンにも自分から 「また来てくれたんですね」という挨拶をしていました。 彼女は次のコンサートの予定を聞いても知らなかったりするぐらいで (他のメンバーは把握しているのに・・のん気だねぇ・・。)野心もあまりないし、 媚びない人なのです。 なのに一度話しただけのファンの顔を忘れないでいてくれて・・・ある意味人懐っこいのでしょうね。 ラジオ・フランスでの公開録画では、彼女は歌いながら何人かの観客に目くばせしていたのですが、 なんと私にもしてくれました! (これは絶対に気のせいじゃない!!と、いつになく頑なに確信している私・・・。) と、ここまで熱烈に書いていたのですが、実は私たち、2006年に入ってからの ユン・スン・ナ・クインテットの活動については把握できていません・・・。 2005年は、同じくユン・スン・ナ・ファンの友人ダニエルがいつもコンサート情報を 教えてくれていたので、私達は自らチェックしていませんでした。 (ダニエルは何と、彼らのコンサート会場で次の公演のフライヤーをたくさんの見知らぬ人々に 手渡していた事があります! 誰に頼まれた訳でもないのに。 確かに彼はすごくマメな人だけど、それにしてもこのグループにはよっぽどハマっていたのね・・。) でも気付けばダニエルからの情報が途切れてしまっていたのです。 私も今回このグループの事を書こうと思いネットで検索してみたのですが、 ここのところ活動が無かったのか、ヒットするのは2005年前後の事ばっかりで・・・ しかもダニエルにメールで聞いてみたものの返事がなく(まだバカンス中なのかな?)・・・ 自分でもまた調べてみるつもりですが、もしユン・スン・ナについての最新情報を 知っている方がいらしたら、ぜひ教えてくださいね。 どうか、よろしくお願いします。 (注:この続きは11月11日の日記でどうぞ!) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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