カテゴリ:グルマン達の外食
先週の金曜、主人の急な提案でシャンゼリゼ近くの「ジパング」まで行ってきました。 「ジパング」はお寿司と焼肉のお店。 日本でだったらお寿司と焼肉を同じお店で食べれる事ってあまりないと思うけれど、パリでは「お寿司と○○の両方が食べられます」っていうレストラン、多いんです。 (一番多いのは「お寿司と焼き鳥」のコンビかな。でもその組み合わせが売りで、かつ料金が安いところは中国人経営であまり美味しくなかったりするので、ご注意ください。) ジパングに行ったのはこれで2回目ですが、前回と同じく入店した直後に 「焼肉になさいますか?それともお寿司ですか?」 と訊かれました。 お店に着く前から 「お寿司を食べる!!」 と決めている私はいいけれど、お寿司も焼肉も同じくらい好きな主人は即決できずこう訊かれても困ってしまうので 「一体なぜこのタイミングでこの質問を??」 と思っていたのですが、今回理由が分かりました。 焼肉の匂いに囲まれずにお寿司を食べたい人は寿司職人もスタンバイしている1階で、焼肉を食べたい人&自分はお寿司を食べたいけれど連れが焼肉を食べるという人は、テーブルの真ん中に鉄板のついている2階で、食事をするみたいです。 な・・・なるほど! 写真を撮るのを忘れたのですが(というか、そういう発想がなかったのです)、結構待たされてからやってきたお寿司は見た目も味もとても繊細。 特にまぐろとウニが・・・ウニは口に入れた瞬間に濃厚な味が広がり、脳内は真っ黄色になり(?)、こんなに美味しいウニを食べたのは初めてかもなんて思ってしまったぐらい。 ただし・・・・量がとてつもなく少なかったですけどね。 私の頼んだお寿司は24ユーロで、円換算すると4000円弱ぐらいだと思います。 (円安ですからね・・・)。 なのに!! 出てきたのはたったの10貫!! これじゃ全然足りないよ・・・私はこの倍ぐらい食べれそうなのに・・・。 お店の外構えも名前もカジュアルなのに、お寿司が結構高級な「ジパング」です。 仕方ないので(前回同様)またもや追加オーダーをしました。 パリのお寿司屋さんで私が唯一おかわりをするお店、それも「ジパング」です・・・。 主人がオーダーした焼肉は正直なところ、お寿司と比べると味に雲泥の差がありました。 (この人は焼肉をあまり食べた事がなく、しかも忘れっぽいので「焼肉ってこういうものだったっけ」と納得してたみたいですが。) このお店はお寿司に限るね!! 金曜という事もあってか2階席は結構混みあっていましたが、とても気の利くウェイトレスさんが居て気持ちよく食事できました。 私が行くパリのお寿司屋さんで一貫あたりが一番割高なこのお店、しょっちゅう来れる様な身分になりたいものだと思いながら家路に着きました。 Jipangue 96, rue la Boetie 75008 Paris tel 01 45 63 77 00 (この近くにある、もう1つの和食のお店もとても美味しいです。 教えてくれた知人が内緒にしたいみたいなので詳しく書けませんが。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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