カテゴリ:フランスで安全に生活
今回はトースターに関する、怖いお話です。 (電気編パート1はこちら、パート2はこちらをご覧ください。) 今からもうずーーっと前(10年以上)の事、主人の友人Cはトースターのスイッチを切り、でも コンセントを入れたまま外出しました。 しばらくしてから帰宅すると・・・なんとトースターから煙が出てきたのかどうか (主人は細かい点を忘れてしまったそうです、ごめんなさい) 部屋がスス臭くなっていました。 壁も、置いてあった衣服も灰色です。 洋服の一部を廃棄し、残りをクリーニング屋さんに持っていくハメになったそうな。 (飛び込んだクリーニング屋さんでは偶然にも知り合いが働いていて、同情ついでに 割引をしてくれたらしいです・・・。) 可哀想なC! でも大事に至らなかったのが不幸中の幸いかもしれません。 ちなみに気にある原因は、Cの推測によればトースターの中に溜まっていたパン屑なんだそうです。 話が我が家に移りますが、私の主人はちょっと焦げ目がつくまで焼いたバゲットが大好き! 毎日こんな感じの、パンが焼きあがったら飛び出してくるタイプのトースターに 2つに割ったバゲットを突っ込んで、嬉しそうに朝食の準備をしていました。 Cの話があるので、(私と同じく)怖がりの主人はもちろん、トースターを使う時にはいつも 用心をしていました。 ・・・・が!ある日、トースターを使っている主人から悲鳴が! 「なに?」 と思って振り返ると・・・トースターが火を噴いているではありませんか! 2人とも動転したものの主人がトースターのスイッチを切り、厚紙で扇いでいるうちに 火は消えました。 ふぅっ。 (私は朝でさえパンを食べる事が少ないのでトースターの管理は主人に任せっきりだったのですが) 本人は 「Cの件があるから、ぼくは毎日こまめに中に溜まったパン屑を捨てていたのに・・・ どうしてだろ」 と、不思議がっていました。 そしてその後なんですが・・・実はそれからもトースターは何度か発火しました。 そこで仕方なく、主人はそのトースターを捨てる事に。 焦げかかったパン(体に悪いんじゃないの?)が大好きな彼にとっては とても残念ですが、火事は怖いので仕方ありません。 それからしばらくしてノルマンディーに里帰りした主人は、義母が買いだめしていた 電化製品の中からトースターを譲り受けて、意気揚々とパリに戻ってきました。 確かMO○L○NEXという、ある程度名前の通っているメーカーのものだったと思うのですが、 なんとこれも使っているうちに出火する様になったので、やはり捨ててしまいました。 あ~あ、勿体無い! でも安全第一ですからね・・・。 という訳で、以来我が家にはトースターがありません。 なので主人はたまにコンロの火を使ってパンをあぶってます。 (日本人が、しけった海苔をパリっとさせるのと似た感じです。) 今になると、アバウトな主人の 「底に落ちるパン屑は念入りに捨てているのに」 という言葉を信じずに私が丁寧に掃除してあげれば良かったのかな、そうしたら トースターを取っておく事ができたのかななんて思う事もありますが、 2台連続で発火したのでやっぱりこれでいいんだと思います。 フランスでパンを縦に入れるタイプのトースターを使っている方は、ご注意くださいね。 (1番上の、パリにしては都会的な写真はまたもや(!)ミラボー橋近くで撮ったものです。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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