カテゴリ:カテゴリ未分類
1つ前の日記の続きで、苦労話(?)公共交通機関編です。
帰国してすぐ、美容院へ行く事にした。 予約を入れるも 「電話番号も教えていただけますか?」 と聞かれ、携帯がないので実家の固定電話の番号を告げる。 こんな人、今どき珍しいんだろうなと思いながら・・・。 予約する時点で既にちょっと恥ずかしかったこの美容院行きが、 実は今回初めての「電車を使った」外出。 なのでもちろん、あちこちで「あれ?」な出来事に遭遇した。 銀座にある美容院に行くには「東京メトロ」に乗らなくてはならない。 「東京メトロ」という呼び名は2004年の帰国時から目にしているものの いまだに慣れられないので、 「本当にこの地元駅でいいのかな?お母さんに聞いてから来れば良かった・・」 と、ヒヤヒヤしながら駅へ向かう。 到着すると、どうやらそれで合っていたらしい。 ほっとしてお財布の中にあった、1年半前の使い残しの「パスネット」を改札に入れると・・ これじゃだめだったの??もしや、パスネットは廃止されたとか?? 異常を知らせる小さな音が鳴り出してしまった。 すぐ横にいた駅員さんによると、 このパスネットを使って販売機で切符を購入し、その切符を改札に入れるべきだったとか。 ずいぶん前に使っていたJRのイオカードなら、それを自動改札に直接入れるだけで良かったのに このパスネットは何て面倒臭くて、紛らわしいの!! このまま入れられないのなら、カードの表面にそう記載してくれてもいいのにな~。 自分の無知を棚に上げ、ぶつぶつと考えながら歩を早めた。 (後で知った話ですが、パスネットも以前は改札機にそのままつっこんでも良かったそうですね。 社会のルールは私を置いて、どんどん変わってゆくのね・・。) しかし、習慣とは恐ろしい。 「日本ではこうじゃない」と頭では分かっていても、急いで焦っている時はつい フランス式に考えてしまう。 電車が目的の駅に近づいたので降りるためにドアの前に立つと、 後ろに1人の男がやってきた。 まだ駅に着いていないのにドアの前まで来るなんて、彼も相当急いでいるのかもしれない。 そう思った瞬間私は意味もなく焦りだし、 「えーと・・ドアのまん前を陣取っているのは私だけど、ドアを開ける必要はないのよね?」 なんて考えてしまった。 パリのほとんどのメトロでは、 車内に居る乗客自身がレバーを引き、自力でドアを開けるしくみになっているから・・・。 その後切符を改札機に入れた際も、不要になったそれがもう出てこないのに感心した。 パリでは、最期にもう1度切符が出てきて邪魔くさいからね・・・。 無事美容院へたどり着き、ウィンドーショッピングも済ませてから帰宅する事にした。 行きに起こった小さな脳内パニックを思い出すと、電車に乗るのが億劫だったけど。 やれやれと思いながらホームにある自販機で、大好きな爽健美茶を買う事にする。 そして、小銭を入れながら気がついた。 自宅の家電も電車の乗り方も仕様やルールが変わってしまっていてややこしいけれど、 自動販売機は以前と同じだという事に。 ありがとう。 一杯のお茶に慰められて(?)家へ向かった私でした。 ちなみに、帰りは全くもってスムーズでしたよ。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 関係ない話だけど、我が実家の向かいに副都心線の駅ができました。 でも駅名が全くもって馴染みのないものなのでなかなか覚えられず、 この週末、友人に「それは何ていう駅なの?」と聞かれても答えられませんでした・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|