2008/09/14(日)11:28
学びを促す「気づき」
縁あって、お世話になって、ボイストレ-ニングを教えて頂いているのですが、
早や、1年になりました。
トレ-ニングメニュ-は呼吸、発声、から始まり、朗読、表現等、
多岐にわたります。
通っていて良いと思う点・・・
★ 声が遠くまで通るようになった。
大きく、叫ぶ声ではなく、遠くまで伸びるような感じ。
まだ、まだ、これからですが。。
★ 立ち姿勢に気をつけるようになり、表情が明るくなった
と人から言われるようになった。
ドラマの時に「表情が豊か」と言われたのが、とっても嬉しかった
★ 熟読、深い解釈をするようになった。
読み聞かせや、リ-ディング、英語指導に効果大!
プレッシャ-となる点・・・
★ 毎回、行うワ-クがありますが、そのひとつに「自己紹介」があります。
司会者のように登場して、「私は。。。です」とメンバ-の前で
自己紹介をします。
司会は、ショ-の始まりにお客様への印象を左右するとても大切な役割です。
先生でもなく、お母さんでもなく、演じる人でもなく、
素のままの自分で、お客様の視線をひきつけ、ワクワクするような
場を作ることが目標。
これが、きつい。
メンバ-にお客様になってもらい、どう見えるのかを
批評してもらいます。
誉めるのではなく、客観的な評価を聞く。
「声が聞こえづらい、表情が固い、ワクワクするお話が
始まるように見えない、」等。。
このワ-クは、自分が見る側になると、よくわかるのだけど、その人の素が
露呈してしまう。
で、どう見えるのか、
先生、「。。。さん(私)についてもみんな言ってあげて」
遠慮をして、先生はなかなか率直に言ってくれません。
気になっていた答え。
私は。。。。と評価を頂きました。(内容はご想像にお任せします!)
そうか。。。 目から鱗、 そうかもしれない。。。
。。。
大人のクラスで生徒の前に立った自分の姿を振り返ったり、
自分が何を考えながら、話していたのか、頭の中でグルグルと考えた。
翌週から、大人クラスでの、立ち居振る舞い、話しかたが
確実に変わりました。 と自分では感じます。
で、これらの事を通して、どんな事を感じたのか。。。
つまり、さらに先へ進むためには、私自身の「気づき」が
大切だということ。
さらにただ「誉める」ことではなく、「気づき」を促すために
客観的にじぶんについて言ってもらうこと。
これが、学びにつながります。
昨今、「誉める」事が強調されていますが、
私は「誉め方」には、以前からこだわっていました。
確かに、子供たちにはすぐに効く、感情をくすぐるなどの
効果がありますが、
理論的にも後々、つぶしてしまう「誉め方」、伸ばす
「誉め方」は、各方面の専門家が共通した見解を示しています。
こどもへの「誉め方」、どうしていますか?