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カテゴリ:節分
お正月が終わったと思ったら、あっという間に節分。 一年の十二分の一を消化してしまった事を、改めて実感。 節分の室礼で、よく驚かれる事なのですが、 あたり棒(=すりこぎ)は何のためにあると思いますか? 実は”鬼の”金棒ではなく、人間が持つ「鬼を追い払う武器」なのです。 あたり棒は山椒ですが、すりこぎとして使える程 大変固い木なので、ご納得だと思います。 今のところ、私の周りの若い方でご存じだった方はいません。 節分ネタとしては、とても面白いのではないでしょうか。 国産檜の枡に四方紅を敷きました。 四方紅はいつもの「めでたや」さんのもの。 各サイズあります。 檜の香りがとても良いです。 何年も前から鬼のお面を探していますが、 気に入ったものに、どうしてか中々出会えず。 今年は見つかるまでの繋ぎとして、和紙で折った鬼を使いました。 お料理は節分料理の献立は立てずに、 恵方巻と写真にはありませんがお吸い物に。 テーブルコーディネートは、あれこれ新たにコーディネートをし直すのではなく、 今ある食器をとことん使いたい気分なので、 お正月に続き、山田平安堂の漆器で頂きました。 この事については、後日詳しく書こうと思っています。 使用したのは白檀の中サイズ。 中サイズは、ある程度の量の料理の盛り付けに 一番使い勝手の良いサイズです。 全サイズ所有していますが、こちらが一番出番があります。 恵方巻は、去年とても評判の良かったお店を教えて頂いたもの。 舎利は僅かで、豪華な具が海苔巻きの殆どを占める贅沢さ。 それはもう評判通り、本当に美味しかったのですが これだけの量の具材を綺麗に巻かれているので、 どういう順で置いて巻いてあるのか知りたくなり、 じっくりと観察までしてしまいました。 水垣千悦さんの箸置き「福」。 落ち着いたデザインの字体がお気に入りです。 とても人気の箸置きなので、 再入荷後も瞬く間に売れ切れてしまうほどです。 お箸はお正月でも紹介した、「中原商店」の「吉兆縁起らんちゅう箸」。 粋な市松模様を合わせてみました。 福豆は例年と同じ、京都の「豆富本舗」さんの三角袋福豆です。 楽天店舗が現在お休み中の様ですが、 カルディとイオン系スーパーでも取り扱いがありました。 漆器は今年のテーブルウェア展で、 会津塗りの「福西惣兵衛商店」にて購入。 使いやすい器が多く揃えてあり、 小さめの漆器は、福西惣兵衛さんで選ぶ事が多いです。 あとはこちら、上品な甘さと香りの「小町五色豆」。 これも豆富本舗さんの商品です。 枡は日光杉が美しい「以為(おもえらく)」。 一番小さいサイズの枡を、酒器として普段から使っていますが、 赤みを帯びた木肌、杉の香りが素晴らしく お客様の評判もとても良い逸品です。
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最終更新日
2017.02.03 23:04:12
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