おたふく風邪あれは6年前、夏休みの水泳教室のご褒美キャンプでのこと。1泊で、廃校になった山の小学校を借りてキャンプをするのだけど、 楽しみにしてたわりに次男はどうも元気がない。 みんなと川へも行かず、バーベQも進まず、ボーーーっとしてることが多かった。 熱を計ってみると、平熱が36度ない子が37度出ちょー(@@) 救急箱の中の風邪薬を飲ませて、体育館の隅っこに寝かせてた。 他の子たちが心配して次男のまわりに集まり、うちわであおいでくれたり、おでこのタオルを交換してくれたり。 友情の輪が広がって心温まる場面だった。 それでも、翌日には少し元気になり、せっかくなんでちょっとだけ川につかってみた。 火照った体は十分冷えたが、キャンプを終えて帰ったらまたグッタリ。 今度は軽く38度を超したもんで、近所のクリニックにTELして緊急に診てもらった。 「まだなんとも言えないが、ひょっとしたら『おたふく風邪』かもしれんねー」と言われる。 それが夏休み最終日のことだった。 明けて2学期の始業式は欠席。 案の定、ほっぺたが膨れた。 また病院・・・「こりゃぁおたふくじゃねぇ。学校行かれんねぇ」と。 まだあんまし丈夫じゃなかった次男は、ほっぺただけじゃなく、アゴまではれて顔が3倍の大きさにもなった。 ちょっと横を向くだけで顔がユッサユッサ揺れる(かなり笑えた) 熱も40度を越えてえらいはずなのに、次男はこんなことを言う。 「この顔で学童保育行ったら笑いが取れるかね?」って・・・ (出校停止のやつが学童保育行けるはずもないんだけど・・・) 始業式に出席できずに長期欠席なもんで、クラスメイトからはお見舞いの手紙が届いた。 「早く病気が治るといいね」「病気に負けるな!」「○○君がいないと静かで寂しいよ」などなど。 いえ、ただのおたふくなんで、すぐに復活しますが(^^; おたふくの潜伏期間って2週間。 遡って考えてみれば、福岡のマリン・ワールドに遊びに行ったな。 人がぶち多かった・・・そこでもろたか? で、次男が復活して登校始めた頃、長男が顔が大きくなってきた(やっぱり・・・) くしくも運動会の練習時期。 炎天下のグランドで整列してたとき、事件は起こった。 長男が、倒れた・・・これを知ったのは、近所の友達のお母さんからのTELで、 まだ長男は帰って来てないし、学校からも何も連絡ないからあたしの頭は「???」 事情を聞いた後に長男は歩いて帰ってきた。 そしてやっと学校からTELあり。 急に顔から倒れたもんでちょっと鼻の頭をすりむいてた。 (これが次男ならデコ怪我してたろうなw) 側にいた男性教師が素早く抱き上げて保健室に運んでくれたらしい。 この教師、厳しくて子供から嫌われているし、あたしもあまり好きなタイプじゃなかったが、このことで株が上がった。 後日、学童に迎えに行ったときにこの教師に出会ったが、 面識ないはずなのに「○○君はその後どうですか?」って声かけてくれた。 長男とあたしが親子であることを知ってたんだ。 株はどんどん上がるv 息子の小学校では次男が第1号のおたふくになったもんやから、 その後校内でおたふくが大流行したのは次男のせいだと伝説になった。 (この頃町内でおたふく大流行) ついでに、「○○の兄ちゃん倒れた!」っていうのも伝説になった。 で、その年の運動会は欠席が多かった。 |