祖母の指輪7
祖母の指輪のリメイクの記録です。前回の日記はコチラデザインを決定してから1ヶ月ほど、母の誕生日に間に合うよう、お盆前に届きました。 小さいお花と葉っぱがデザインされ、バチカンと石座が一体型になっています。お花部分のアップです。中心にはダイヤ。花弁はヘアラインでつや消しになっていて、本当のお花みたいに筋が入っています。ちなみにダイヤは地金を使ってもらうために持ち込んだ、使わない指輪などのメレです。メレの大きさが違うので、一方はフクリン留め、一方は爪留めにしてサイズの違いが気にならないように工夫されています。尚、今回は地金を持ち込んだので、加工費だけで済みました葉っぱ部分のアップ。こちらは花弁とは違うテクスチャーでつや消しになっています。そして葉脈が彫られています。葉っぱの縁はヒイラギみたいにギザギザで、非常に細かい細工です。裏側です。蔓をかたどった金線が巻き巻きされています。これで石座の後ろの高さを平均化して、ペンダントにしたときにゴロゴロしないように座りをよくしているようです。表は同じデザインですが、石座の後ろ側が違うので、それぞれの高さに応じて加工してくださっています。昔デザインの石座のシンプルな指輪が、見事なペンダントトップになりました。陽に透かすと神秘的な紫。古希のお祝いにピッタリ。ただ、お盆明けの母の誕生日に間に合うようにと送ってもらったのですがこの直後(次の日ぐらいだったかも?)、切迫流産とツワリで入院しちゃったので母にあげるのは結局誕生日をちょっと過ぎちゃいましたでも贈ったときにはとーーーっても喜んでくれましたよ~リメイクを計画したときには、母の分は次は娘に…と考えていて私の分の行き先は当然考えていませんでしたが、リメイク計画を開始してすぐに妊娠がわかり、その子がまた女の子だったのでこの2つのペントップは、それぞれの娘にあげることが決定しましたなんか嬉しいですね憧れていた工房さんで、祖母と母の思い出の加工を残しながら使いやすく、そしてなにより素敵なペントップにすることができてとても満足しています。母と相談しながらしたこの加工は、私にとってもよい思い出になりました。