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女王さまと王さまは午後からおでかけをしました。 実は女王さまは早朝から起きて王さまを待っていたのですが、王さまは昼までぐっすりと眠っていました。 時間も時間だし、お昼ご飯は外で食べようということになりました。 いつもなら行き先は女王さまが決めるのですが、今日に限って、王さまは行き先を決めているようです。 「どこへ行くの~?お好み焼き?」 広島県人らしく女王さまが尋ねました。 「違う」 王さまは断言しました。こういうことは、珍しいことです。 もう、行き先が決まっているなら、それはそれでどうでもいいや。と、女王さまは思ったのですが、この際、一応聞いておくか。 「ほんじゃ、どこ~~~?」 「昨日、寝言ではまちが食べたいって言ってたぞ。」 「はぁ?はまちとは?」 「しかも、高いほうって言ってた」 「高いほう?はまちの?」 「上はまちのことだろう!!!」 なにっ∑( ̄□ ̄|||| そういえば、回転寿司で上はまちを注文するとき、高いはまちって言う・・・ 女王さまは、ちょっと思い当たるフシがあったので、うろたえてしまいました。 そこへ、王さまが追い討ちをかけます。 「中トロとも言った・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...」 ┗┃ ̄□ ̄;┃┓ ガーン!! 「でも、それって、寝言でしょう!!」 女王さまが反論しました。 だって、ひょっとすると、刺身が食べたいだけかもしんないじゃんかっ。 回転寿司が食べたいからって、回転寿司の夢を見るなんて、短絡的すぎるじゃんか~~~~(>_<) 「エンガワは流れていったとも言った・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...」 ガ━━(゚Д゚;)━━ン! エンガワが流れる・・・回転寿司以外でエンガワが流れて行くなんてシチュエーションがどこにあるだろうか・・・。 それから女王さまはそれ以上何も言わず、素直に回転寿司を食べに行きました。 しかし、夢が現実を暗示していたのでしょうか。 大好きなエンガワは、女王さまが食べるのを忘れてしまっていて、そのまま流れ去って行ってしまっていました。 女王さまは、店を出てから食べ損なったことに気付いたのですが、後の祭りなのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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