再エネ買い取り中断、今回の問題点を教訓化すべき 『つゆくさ通信』11月号から
我が家に太陽光が入ったのは一昨年秋、取り付けられないと言われていたのに違う業者では可能だという。なんのことはない、南の屋根は面積が狭く取り付けたのは東と西だった。 業者まかせの私も悪いが、まあとにかくついたことはついた。昨年は79,154円の収入だった。回収には19年かかる。東電から余分な電気を買わない、というのは気持がよい。東電に全部を買い取らせ自然エネルギーの会社から全部を買う、という時代が来ればよいのに。 さて、こんな記事が載っていました。もっともなことである。環境負荷の面はあるが風力が一番採算が取れるという。他国でも風力が主力だ。もっと真剣に取り組むべきと思う。 (前略) 日本中至る所を太陽光パネルが占領するのは私は実に不愉快です。工場の屋根などデッドスペースに太陽光を設置するならいいのですが、明らかに農地として利用できそうな場所や牧草地がパネルで埋まるのを見ると痛々しくなります。買い取り価格を下げれば採算に合わない場所には設置されなくなるでしょう。ドイツでは工場の屋根の利用が増えているそうです。屋根にパネルを乗せれば、冷房効果が大きくて、敷地のコストもかからず、工事費も安くできるからです。 それに地熱や小水力など地域資源を活かした再エネをもっと進めるべきです。特にバイオマスのコジェネです。バイオマス発電も買取の対象ですが、バイオマス発電はエネルギー効率が20%以下です。熱を無駄に捨てているからです。熱と電気を一緒に利用するという条件で、買い取るという制度に変えるべきです。そうすれば都会のビルのバイオマス発電なども可能になります。バイオマスは雇用効果が一番大きいのです。風力などにももっと力を入れるべきです。日本は太陽光発電だけが増えているといういびつな形で再エネの普及が進んでいるのです。(後略)【44 大分県】■つゆくさ通信(870-0802 大分市田ノ浦12組◆脱原発大分ネットワーク◆原発◆隔月刊◆A4・20P◆隔月刊◆年会費2000円◆ 01940-2-30218 口座名無記載◆TEL:097-529-5030 FAX:097-532-3772 E-mail:nonukes@mx61.tiki.ne.jp)