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まだまだ続くし~付点の足音~

(4)自宅復帰リハビリの日々 11/30~12/15

    (4) 2003/11/30~12/15

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  ~明日からまた、ガンバロウ。。。 ~



 *自宅復帰36日目*    2003 11/30(日)   


朝一番に弟が次女を乗せてホテルまで迎えに来てくれました。
今日は小さな演奏会があり弟もチェロを弾くのですが、時間の関係で本番は見られません。

ただリハーサルは見学できると言うので、会場まで一緒に連れて行ってもらうことになりました。
何組もの出演者がいる音楽会で、学生時代の先輩や後輩にも思いがけず会うことができました。

みんなそれぞれに歳月を重ねた容姿になってはいましたが(私も同じ)昔と変わらない雰囲気は分かります。
リハーサル中の僅かな時間でしたが、弟のお蔭で懐かしい人にも会えました。

故郷の街の空気は疲れが溜まった私を優しく迎えてくれました。
父のお見舞いが目的でしたが、元気を貰ったのは私の方かもしれません。
心配なことも沢山ありましたが、来てよかったと改めて思いました。




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    ~ノンビリ ~




  *自宅復帰37日目*  2003 12/1(月)  


昨日の午後は横浜もすごい雨だったようですが、私達が帰り着く頃は雨も上がっていました。

疲れが出るかなと思っていましたが、shinもケロリとしています。
次女は学校です。

外出の予定もないので一日ノンビリ過ごしました。



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    ~お一人様通院 ~



  *自宅復帰38日目*   2003 12/2(火)   


今週はshinの一人旅週間です。
今日のSTも一人で行ったのですが、着いたよコールがありません。
病院に入る前に連絡してね…と約束したのですが。

さながら「初めてのお使い」のママのような気分です。
途中で何かあったのかしら…と少々不安になりST室へ電話をかけてしまいました。

折り返しS先生から連絡があり、shinは無事に着いたことが分かりました。やはり携帯を使う事を忘れていたようです。

「午後のOTが終わった、今から帰るから」と3時ごろ連絡がありました。
どうやらS先生からI先生へ連絡が行ったようです。
このあたりの情報伝達の速さがF病院の特色のようです。 
家族の不安が少しでも軽くなるように、先生方も気を配ってくださいます。感謝です。

帰宅後、今日の様子を尋ねてみました。
着いたよコールは忘れたようですが、それ以外の点では大きな問題も無かったようで、初回にしてはマズマズの出来でしょうか。



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  ~いよいよ・・キタカ~



*自宅復帰39日目*     2003 12/3(水)   


午後からshinはリハビリ教室です。
「会場に着いたら電話してね」と送り出したのですが、今日も着いたよコールができません。
無事に着いたことで安心してしまうのでしょうか。ナゾです。

後ろから尾行している訳ではないのでshinが一人で外出する時の様子は分からないのですが、病前と比べればいろんな事に緊張しながら歩いているのだと思います。

我家は坂道の上にあるので行きは下りが主です。
一緒の時も気がつくと道を睨んで歩いています。
「目線はもう少し高めがいいよ。いろんな物が見えるから」と声をかけますが、歩くことに必死になっているshinの視線はいつの間にかつま先から1mくらいの所になっています。

後ろからの自転車やバイク、前方の障害物などに気がつくのが遅い時も多々あり一緒にいるとヒヤリとします。

横断歩道は青と同時にスタートすれば4車線道路でも大丈夫です。
ただ点滅横断はダメでした。
一度二人で怖い思いをしました。
「一人で渡る時は点滅横断はやめてね」と念を押したことがあります。

入院中に病室で中央線の踏み切りの話が出たことがありました。
工事のため踏切の距離が広がり、高齢者やハンディがある人は渡りきれない…とマスコミも騒いでいました。

Yさんは「私とTHさんはこの足だと渡りきらないうちに遮断機が下りて、きっと通勤快速にひかれちゃいますよ」と笑っていましたが、横断歩道や踏切の開いている時間なんて病前は考えた事もありませんでした。


shinの会社から「12日に来社するように」とメールが来ました。
いよいよ復職に向けての面談があるようです。

shinは「来たか」と言いました。

来週のOTでI先生にも対策について相談してみようと思います。



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   ~ラッシュ体験 ~


 *自宅復帰40日目*    2003 12/4(木)   


昨日のメールの件もあり、今朝はラッシュ体験をしてみました。

7時半に家を出て、8時台の上り電車に乗ります。
混雑した駅の構内、電車の乗り降り、ラッシュの車内での立ち位置など心配は多々ありましたが、私が予想したほどの危なさは感じられませんでした。

病前は片道2時間近くかけて通勤していましたが、今回もし復職できれば電車で15分ほどの所になるはずですので、それも安心材料の一つです。

やはり何十年も通勤に電車を使っていたので体が覚えている事もあるのでしょう。
降車駅のスゴイ人ごみも私のほうが戸惑うようで、shinはスイスイと抜けて行きます。

結婚して間もない頃、shinと二人で夕方のラッシュ時に電車に乗った事がありました。
それまでラッシュの経験が無かった私はあまりの混みように驚いてしまい、「次の電車に乗ろうか」と言った事があります。

その時shinは「次も同じだよ」と笑いながら私を混雑する車内に押し込みました。
ふとそんな事を思い出してしまったラッシュ体験でしたが、
しばらく忘れていた朝の情景を見られただけでもshinの刺激にもなったと思います。



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    ~帰りは雨 ~




 *自宅復帰41日目*   2003 12/5(金)  

2回目のF病院一人旅です。
今日も懲りずに「着いたら電話してね」と言って送り出しましたがやはり着いたよコールはありません。

もう着いたかどうか心配はしていないのですが、どうして電話が出来ないのかがわかりません。
やはり目的地に着くと安心してしまい、電話をするのを忘れるのでしょうか。

夕方はご丁寧に病院からと電車の中から連絡がありました。
きっとO先生の指摘があったのでしょう。

JRでは長女と同じ車両に乗り合わせたらしく、駅には二人で降りてきました。
午後から雨になり、うすら寒い夕方です。

雨の日の歩行はまだ練習していないし、PTの疲れもあるでしょう。少し甘いかなとも思いましたが、駅まで迎えに行きました。




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    ~12月つれづれ ~



  *自宅復帰42日目*    2003 12/6(土)  


部屋の整理をしていた次女がまとめたゴミ袋をふと見ると何やら小銭やまだ使えるノートを発見しました。

物の管理が上手くない次女には日頃から、お金も物も大切に使うようにと言っているのですが…。
私も少々頭にきて、かなりキツク叱りました。
これを機会に少しでも気をつけられるようになればよいのですが。

毎年この季節は夏椿の枝にイルミネーションをつけます。
本当を言うと何だかシンドイ気がしたのですが、子供達も楽しみにしているので今年も梯子に登りました。
クリスマス系の準備は好きなのですが終わるとともに年末モードになるので、片づけが億劫なのです。

年賀状も考える季節です。
今年はshinには期待出来ないので、これも私の仕事でしょう。
はぁ~大人になってから12月はあまり好きではなくなりました。



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     ~ああ、勘違い ~


  *自宅復帰43日目*     2003 12/7(日)  


駅前のスーパーの本屋でshinと待ち合わせをしました。
約束の場所へ行ってみましたが、shinが見当たりません。
 
下のフロアーも捜してみましたがshinはいません。
携帯にも連絡してみるのですが、なかなか上手く取れないようです。
 
携帯も自分でかける事は随分早くできるようになったのですが、着信を取るのが難しいらしく呼び出し音が鳴っている間には出れないのです。

着信に気がついてポケットから携帯を出し開けて…そうこうしている間に呼び出し音が切れてしまいます。
呼び出しの時間設定を長くしてはみたのですが、まだ間に合わないようで。

なのでこちらからshinに電話をしてもなかなか連絡がつきません。
今日もそのパターンのようです。

あきらめずに何回も何回もかけるうちにやっとshinも出てくれました。
よくよく聞いてみると、本屋にはいるものの場所は違うスーパーらしく約束のスーパーを勘違いしたようです。

待つこと20分、shinはふうふう言いながらこちらの本屋へ来ました。
ちょっとバツが悪そうにしています。
まぁ、地元で良かった…そう思うことにします。

入院中からshinもノートをつけていましたが、来年用に大き目のスケジュール帳を買うことにしました。
種類も沢山あって悩んでいましたが、見開きを4日に分けてあるタイプに決めました。

病前は何でも覚えてしまう人だったのでメモ帳も持とうとしなかったのですが、これからはそうはいきません。
今は真っ白の来年一年間のスケジュール。
どんな予定が入るのでしょうか…。


 
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   ~雨のち曇りのち晴れ ~



   *自宅復帰44日目*   2003 12/8(月)   



とても良いお天気です。
shinとお墓参りに行きました。

両親と行くとあれこれ面倒な事もあるので、二人でとっとと出かけました。
お掃除も綺麗にしてあったので、軽く水を撒きお花を飾って終了です。

帰りはルートを変えていつもと違う道を通ってみました。
本当にお天気がよいのでドライブには最高のコンディションです。

長い人生の中で今日のような雲ひとつ無い晴天、何の憂いも無い日々がどれ位あるものなのでしょうか。
年を重ねるにつれ、人はそんなに沢山無い事が分かってくるものなのかもしれません。

曇りや雨があって晴れの日のありがたさが分かるのだとすれば、今の私達の状態は雨のち曇り…でしょうか。
いつかまた晴れの日を手に入れる為に頑張りたいなと思った初冬の一日でした。


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  ~帯状疱疹? ~




 *自宅復帰45日目*   2003 12/9(火)   



義母が「数年前にかかった帯状疱疹に似ている」と痛みを訴えました。
義父と違って騒がない人ですから、「痛い」と言うときは相当な状態なのかもしれません。

今日は午前午後とリハビリがあるので、義母には義父が付き添って病院へ行きました。

shinと私はSTの時間に合わせて現地集合としました。
私が出かけようとしていた時に、郵便局の保険担当の人が来てしまいました。
特別に約束のある訪問では無かったのですが、聞きたい事もあったので出かけるのを遅らせました。

先日shinの入院保険の申請をしたのですが、調査が必要なので時間がかかる…との連絡がありました。
CMなどでは「すぐにおりる」を売りにしているのに、おかしいなと思っていたところだったので事情を話してみると。

shinは加入してから2年が経過していないので、その間については誰でも審査があるそうです。
今回が特別な事ではないのでもう少し待つように言われました。

shinの他の入院保険は50歳になってから考えようと思っていたので、健保の高額医療費や付加給付金などはあったものの今回の入院はかなりの出費になりました。

うっかり者の私は保険に対してもうっかりしていて、備えは薄かったと言えます。
これから新たなshinの保険は契約できないので現状維持でいくしかありません。
「こうなったら奥さん、もう自分の終身保険も考えてね」とアドバイスを貰いました。

今までは子供達の学資保険が中心でしたが、私達の老後ももう見える所まできています。
はぁ~早い。

結婚前にお世話になった先生が、地元の新聞社の県民文化賞を受賞された事を知りました。
とてもお世話になった方で、現在は脳梗塞後のリハビリに励んでおられるそうです。

先生のご苦労される姿も間近に見ていましたので受賞された事も私としてもとても嬉しく、またshinの病気とも重なる部分もあり、いろんな気持ちを込めてお祝いのお花を贈りました。

病院への道の途中で寄った花屋さんには様々な鉢植えや苗などがありました。
shinが病気をするまでは季節ごとに寄せ植えを作り変えたり
球根や種から花や緑を育てたりしていたのですが、気持ちの余裕も時間も無い生活をしていると花屋さんへ行く事も無くなっていました。

今日は先生のお蔭で綺麗な鉢植えや季節の花々を沢山見る事が出来ました。
いま流行の「癒し」とか「和み」などと言う言葉を口に出して使うのは個人的には好きではないのですが、この20~30分間が私の気持ちを随分落ち着かせてくれた事に気づきました。

OTのI先生に12日の会社訪問の事を相談してみました。
距離的にも近いしどうしようかと思っていたのですが、
「病院での面談はいつも同席していたし、重要な話もでるかもしれないから奥さんも同行した方がいいでしょう」とのアドバイスでした。
今のshinの状況では、やはりその方がいいかもしれません。

夕方帰宅すると義母は普通の状態でした。
痛みも治まり、先生からも「帯状疱疹ではないでしょう」と言われたそうです。
あ~やれやれ。一安心です。



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  ~ポイントは… ~




   *自宅復帰46日目*   2003 12/10(水)  


先月LPガスから都市ガスへの工事をすませたのですが、今日は関連してガステーブルとレンジフードの取替え工事です。

朝一でスタートしたので昼過ぎには工事は終わったのですが、先に部品交換をしてもらっていたオーブンの不調も分かり、結局後日再修理となりました。

shinは午前午後と違う予定があり、朝から外出です。
午前中はKさんが立ち上げたリハビリクラブの発足式で、ナント司会はshinがするらしいのですが。大丈夫かな。

今朝出かける前に「着いたよコールは目的地の建物に入る前に外からかけてね」と念をおしました。

すると午前、午後と2回の連絡がありました。
目的の建物に入ってしまうと連絡を忘れるようです。どうやらポイントはここだったようです。

昨日痛みを訴えていた義母も今日は平気なようです。
やはり病院へ行って安心を貰ってきたのが良かったのでしょう。
大人でも子供でも不安な状態で過すのは精神衛生上よくありませんね。



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    ~さて、明日は。。。 ~


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  *自宅復帰47日目*   2003 12/11(木)   


明日の会社訪問に備えて想定問答?をしてみました。
私も同行はしますが、メインはshinです。
さて、明日はどうなるでしょうか。



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  ~雨の会社訪問~



 *自宅復帰48日目*    2003 12/12(金)  


先日ケアマネージャーのKさんから提案があった訪問リハビリが実現し、今日は事業所の方と担当PTさんに来てもらい契約と顔合わせがありました。

担当のT先生は明るくハキハキとした女性で、両親の自宅でのリハビリとshinの職場復帰に向けての外出訓練などをしていただくことになりました。

さしあたり来週の火曜日はshinのラッシュ体験、金曜日は両親のリハビリです。
さあこれからどのような展開になるのでしょうか。
楽しみです。

shinが病気してから出合った人は沢山いますが、どの方ともとても大切な出会いであり心細い私達を支えたり励ましたりしてもらっています。

今はまだ受身の私達ですが、この出会いの一つ一つが力となり勇気となっていくのが分かります。
そして、いつかどんな形になるかは分かりませんが私達が頂いたエネルギーをまたどなたかにお返しできる日が来るように願っています。

今日のもう一つのイベントは4時の会社訪問です。
今にも雨が降り出しそうな天気になりましたが、3時ごろ家を出ました。

shinが締めているネクタイは今年の父の日に子供達がプレゼントしたものです。
と言っても父の日はICUで危ない状態でしたので、渡せたのは一般病棟へ移ってしばらく経ってからでしたが。

久々にスーツを着たshin。
病後痩せたのでシャツの首周りも少し緩くなりウエストも余っていますが、以前の「働くお父さん」です。
またこうやって毎朝着替えて出かける日が早く来るようにと思わず祈ってしまいました。

会社訪問には同行するかしないか迷いましたが、OTのI先生の「一緒に行かれたがいいですよ」とアドバイスもあったので、会社でのやりとりも確認できると思い一緒に行きました。

会社ではKさんと先日病院へ一緒に来てくださったMさんが対応してくださいました。
雑談の中にもシビアな質問もあり、shinの一挙一動がしっかり見られているのが分かります。

復職願いや診断書等の提出書類の説明があり、なるべく早く提出するようにと指示がありました。

F病院の退院前に休職期間が延びた時、会社からの書類には次期出勤日は2004年1月5日とあったので1/5確実スタートと思っていましたが、そうでもないようなニュアンスの話もあり、まだハードルがある事を改めて感じました。

転職して間もないshinは会社への貢献度も低い訳ですし、中途障害の社員を職場へ迎えるのは会社の負担が増える事になるのでしょう。

まぁでも、ここであれこれ心配しても始まりません。
今出来る事は必要な書類を整えて後は待つだけです。
気持ちを切り替えましょう。

会社を出た頃から降りだした雨はだんだん強くなりました。
帰りを約束していたので、次女の出先へ寄り一緒に帰りました。
次女は「お父さんスーツ着てる。あ、そのネクタイ父の日のだね」と目ざとくチェックです。

帰宅してから次女が私にこっそり言いました。
「あのね、お父さんが病気になった時は私泣かなかったんだよ。でも今日スーツを着たお父さんを見たら涙が出ちゃった。どうしてだろうね」

12月の雨は冷たく、shinは初めて夜道と雨降り歩行を同時に経験する事になりました。



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   ~PC ~




 *自宅復帰49日目*   2003 12/13(土)  


退院後から「PCは早めに触ろうね」と度々言ってはいたのですが、どうも避けている様子でキッカケがつかめないまま私も一日延ばしにしていました。

ところが昨日の会社訪問でPCについてもスルドイ質問があり、ようやくshinも始める気になったようです。

入院中もOT室で少し触ってはいたのですが、手始めに以前私用に購入していたタイピングのテキストを使ってみました。
やはり右手の動きが上手くいきません。

病前は500字/10分くらいのスピードで打てていましが今は右手の書字よりも遅いかもしれません。
何でも病前と比較するのはよくないと分かってはいるものの
つい出来ない事に目がいって落ち込んでしまいます。
右マヒがあるので当然と言えば当然なのですが…。
とりあえずの目標は書字のスピードを超すことでしょうか。

またPCのいろんな機能もすっかり忘れており、これらを呼び戻す…と言うより新に入れ直すにはかなりの時間がかかるでしょう。

でも何もしなければゼロのままです。
少しでも前に進む努力をする事で気持ちも落ち着くし自信も出てくるかもしれません。


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   ~もうすぐ冬休み ~




    *自宅復帰50日目*  2003 12/14(日)  


スキー教室に必要な物の購入のため、長女と買い物へ出かけました。

私は九州出身でスキーが出来るほどの雪を見たことがありません。
shinは以前北海道に転勤したことがあるのですが、スポーツは大好きなのに一度も「スキーに行こう」とは言いません。
きっとシリモチ専門なのでしょう。

そんな訳で我家の子供達は学校のスキー教室が頼りです。
身体能力はソコソコの娘ですから4~5日行ったからってどうと言うこともないでしょうが、まあ何事も経験です。
今年は夏休みもお楽しみはなかったので、楽しい思い出を沢山作ってきてほしいと思います。


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   ~一喜二憂 ~


 

  *自宅復帰51日目*   2003 12/15(月)  


朝一番でH病院の脳外の外来です。
4週間前に受けた検査の結果も今日もらえるように頼んでいたのですが、病院内での横の連絡が出来ていなく後日になりました。

本当にこの検査では最初からスムーズに行かないことばかりです。
検査の日程、段取り、結果…とどれ一つ一度でうまくいってません。
いくら電子カルテで処理をするとは言え、最終的な確認は人の目ではないでしょか。

先日会社より提出を求められた主治医の診断書、一般的な健康診断書の依頼と時間的な余裕があまりない事情についてF病院のK先生とSWのUさんにFAXを送信して今朝は家を出ました。

H病院で順番を待っているとUさんから「一般的な健康診断書は年末でもありちょっと時間がかかるかもしれないです」と電話がありました。

項目によっては結果が出るのは来年になるものもあるようで、すぐ会社に連絡をしてみると「じゃあいいです」。
なんなの、これは。思いつきではないのでしょうが、提出の根拠ってあったのでしょうか。

一方主治医のK先生は今回の事情もよく理解して下さり、「今日中に書いておくから明日取りにいらっしゃい」とのことでした。
書類は事務窓口に依頼書を書いて担当の先生へ廻りそれからまた窓口を通して患者の手元へ…というのが普通なのですが
今回は超特急で書いていただけるようです。

この週末は、会社訪問後の何となく不安な気持ちで過していたのでUさんやK先生の思いが嬉しく、硬くなっていた気持ちもフッと緩んだようになれました。感謝です。



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