2007/07/14(土)09:45
学力の新しいルール
タイトルを読んで、知っている人はピンと来たと思います。
私の読書7冊目はあまりにも有名な陰山英男先生の「学力の新しいルール」です。
昨日、また夜中に一気読みをしてしまいました。
すごく色々勉強になり、考えさせられた・・・と思っていたら、
今朝の新聞一面で「高校生に到達度検定」と大きく掲載されていて、驚きました。
まさにこの本の中でも、陰山氏が「検定試験制度の設立を」と書かれていたのです。
教育環境は少しずつ・でも確実に良くなっていっている・・・と感じるのは私だけでしょうか
陰山氏がこの本の中で取りあげている2度の学力低下問題。
その最初が、子どものテレビ・ゲーム普及による夜型化に起因するとあり、納得しながら読み進めていきました。
早寝・早起きに関しても、やはり6時前に起きる。という習慣を付けるべきであろう事も思い知らされましたし、「基礎学力作りの手引き」というところでは、各学年ごとに到達目標が載っていて、とても参考になりました。
百ます計算も、1年生は百ますを最後まで出来れば良いとの事。
なら既にモカは合格点。夏休み最終目標は2年生の3分以内。にする事に。
そうそう。もう一つ読んでいて、やっぱり珠算させたいなぁ~と思ってしまったこと。
(1年生からやった子はIQが10も上がると書かれていたら、そりゃー親としてはやらせたい!と思いますよね)
私は珠算は習っていないのですが、妹と弟はそれぞれ習っていました。
妹は学力は全然無いのですが、計算だけは珠算のおかげで速いです。
本の中では1年生から習わないと遅い。と書かれていて、うーん・・・と思いました。
夏休みだけでも通わせてみるか・・・
いかんせん、近くの珠算塾は週3日。
さすがにこれ以上習い事で取られるのはモカがかわいそう。
でも自分で教えられないし・・・とちょっとジレンマです。
アハハ!いずれにしても、本当に色々考えさせられる本でした。
陰山氏の本は親向け。向山氏の本は教師向けと言ったところでしょうか
陰山氏は教師のせいではないと言い切っていますが、そうとばかり言えない現実もあり、その辺は向山氏の論調の方が私的にはすんなり入ってきました。
でも、向山氏の言う先生が変われば・・・という点+やはり、陰山氏の言う家庭力が大事なのも言うまでも無く、どちらも変わっていけば、子供達の今の環境も大きく変わるだろう事は容易に想像出来ますね。
私が出来る事は親の立場での改善。
夏休みを機に、生活リズムも再度見直していきたいと思います
そうそう、朝ごはん。皆さんちゃんと作っていますか
前にも書きましたが、お互い、なるべく品目数多く取らせてあげる工夫をしていきましょうね