ミンミンカフェの珈琲タイム

さて、前にも少し触れましたが、今回は農薬や化学肥料について書いてみたいと思います。
科学的根拠、とか、そういう事ではなくて、最近知った事実に驚愕した事です。

先日図書館で借りてきた「農協との３０年戦争」という本があります。

この本を書いた方は、化学肥料も農薬も使われていると思います。
ただ、農協から脱退されている方で、それはそれは、いじめられて苦労された方のお話しです。

ただね、最後の方にこんな記述がありました。

「ブロッコリーが何故、あんなに緑色が鮮やかなのか。それは、化学肥料にギリギリまで漬けているからだ。」
「本来、ブロッコリーは赤い色になるのだけれど、そして甘くて味が良いのは赤い方なのだけれど、野菜は緑色でなければいけない！という事でギリギリまで化学肥料に漬けて緑色鮮やかにして売る。」

・・・もう、驚愕でした。。。

ブロッコリーが赤いのは、寒い時期のお野菜だから、寒さから守るために本来赤くなるそうです。

実は、我が家は５月に入ってから「無農薬・無化学肥料農法」で作られている野菜を直接農家さんから購入しています。週に１回何が入ってくるかはわからないんですが、入ってくる野菜が
「紫インゲン・紫ピーマン」など、紫のものが多いんですよ。

そう、まさに「赤い色」なんです。
でもね、火を通すとあら不思議。緑色になります。

最も、普通のピーマンやインゲンもあるんですよ？？何度か入ってきました。
品種の問題だと思います。

ただね、紫のものは味が濃い！甘いんです。とっても。

本を読んで衝撃だったのは、「確かに！！」って事と、「化学肥料で緑色になっている」という事実を知ったから。

よく、スーパーでも紫がかったブロッコリーって売ってました。
あれが、実は甘いものだったなんて。知りませんでした。。。

自分がいかに無知で無頓着だったか痛感しました。

そして、そんな恐ろしいものを今まで平気で食べていたのかと思うと、吐き気がしてきました。

最近、我が家で食べる野菜は全て「名前が見える農家」さんシリーズです。
直接購入しているものではどうしても足りない時に、スーパーの「オーガニックコーナー」か、顔が見える農家さんシリーズでの購入にしているのですが。

中には農薬使っているところもあると思いますが、それでも形が不揃いだったり大きさがマチマチだったりする野菜を見ると、スーパーのキレイすぎる野菜に比べて安心して購入出来ます。

そういう野菜は「旬のもの」しか置いていません。
本来自然って、そういうものですよね？？
勿論、ハウスでそれ以外のお野菜も作られてはいるので、無農薬のハウスものを買いますが、
一番良いのは「旬」の無農薬野菜を食べること。

一説にはビタミンＣは５０年前と比較すると半分
鉄分にいたっては１／１２にまで減っているそうです。（ほうれん草の場合）

これらは、成分分析表で確認する事が出来るそうですが、面倒なので見ていません。

スーパーで売られている水っぽくて甘さが無くて美味しくない野菜を食べれば、
５０年前に比べて減っているのはわざわざデータで見なくてもわかるってもんです。

農薬で虫を殺し、科学肥料で「早く・大きく・キレイに」野菜を作り、どんどん出荷する。

一番良くないのは、「農協」がそれを農家にさせているという事実。

先ほどご紹介した本は、とっても面白かったですよ。
いかに、農協が農家の役に立っていないか、が、とっても明確にわかりやすくかかれています。
最近読んだ本の中でもかなりのヒットでした。

アメリカはモンサント社が、日本は農協が、農家を牛耳り駄目にしている。
そう、感じます。

もっともっと、消費者が賢くなって、そういう「駄目」なものに「ノー」と突きつけられるようにしていかないと。

世界がどんどん病んでいく。。。そう思います。
これだけの、アレルギー持ちの子どもの数の多さに、旋律を覚えるのは私だけではないですよね？
うちは、お兄ちゃんがまだ花粉症しか無いので、他のアレルギーを発症しないように、とにかく食には気をつけていきたいと思います。
あ、給食は普通に食べていますよ？？
お弁当持たせるとかはしていません。
そこまで神経質になってしまったら、私が持たない。

お菓子も友達と食べる時には普通に食べてます。
それでいいと思います。
我が家で食べる時間が一番多いのですから、そこさえ気をつけていけば。

無農薬野菜は、スーパー（というか、デパ地下で売っています。）で買うと高いので、なるべく
「大地」や「ファム・ファーム」さんの野菜を使うように気をつけながら。


【中古】 農協との「30年戦争」 文春新書／岡本重明【著】 【中古】afb

ファム・ファームさんはこちらから！
　　↓
ファムファーム