Hola,Hola,Hola de Minminpie

2007/02/22(木)04:53

ノリノリ本職決まる

夫婦関係・ノリノリと私(9)

一時は諦めかけ、三日坊主になったところを私に頭付かれまた取り直し、ノリノリは営業の仕事を続けた。収入が無くても仕事を始めて良かったことは、新たに彼自身の環境が変わっていったことだ。家にいるより社会に出ている方が時間が回る、人と話している分だけ自信がつく。そう、運は自分で呼ぶものだった。営業の仕事を始めてからすぐ、全く別の仕事の面接の依頼が来た。就職活動中、ノリノリは「何がしたいのか」と(年齢的には遅いけど)自分に問いかけて、子供やソーシャルワーカーとしてのキャリアを積みたいと彼は願っていた。出しても出しても「経験なし」で履歴書は門前払いであったが、沢山出した甲斐がありようやく一つ、面接を手に入れた。無職時代は面接で何回も失敗した彼だが営業の会社で学んだことを活かして、その日の面接はとてもうまく行った、と彼は言った。自分の子供をしっかり育ててきた自信、就職活動中に気付いた「自分のしたい仕事」へのパッション、そして「あぁこの営業、早く辞めたい~」と感じて後が無い、まぁそんな気持ち(笑)、全てその日はうまく働いた。それから1週間半が経ち、Job offer accepted、の連絡が来た。時給こそ高くは無いが、週40時間労働、有給年間3週間(祝)、学費100%補助などなど今までのどんな仕事にもなかった手当てがきちんと付いて来た。ニュースを知った時、私もうちの母親もそして大事な友達も、みんな泣いた。

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