日々いとおかし・・・なマダム日記

2018/07/22(日)23:25

白馬村 おひとりさま 続編

旅行 自然(580)

​​     友人夫婦がひと足先に帰った夜、       森のなかの小さな小屋でひとりぼっち。     こわ~~     夜、し~んとした部屋にいると、明かりをめがけて     クマかキツネが階段を上がってきたらどうしよ~と     オロオロ・・ ​      ​お父さぁ~~~ん​​     前に息子が置いていったカラオケマイクで     一人カラオケで歌ってみたけど・・盛り上がらない   いよいよ大阪に帰る日、戸締まり、水抜き、プロパンガスのバルブなど   しっかり確認して、愛車でいざ、出発進行   大町を過ぎ、穂高の大王わさび農場に立ち寄って   ワサビを買いました。   直ぐ傍を流れる蓼(たで)川で休んでいると      キラキラ輝く美しいトンボが羽根を休めたり、水面スレスレに   ハタハタと飛んでいたり・・。    優雅なトンボをうっとりと眺めていました。   傍にこんな張り紙がしてありました。  アオハダトンボ。  絶滅危惧種!!    里山の美しい清流に生息する トンボですって。  水生植物につかまりながら、水に潜って産卵するそうです。   絶滅しないように、がんばって生き残ってね。          オス  羽根に白い紋がついているのはメス さぁ、今から400キロあまり、頑張って走りましょう、と車に近づいたら なぬ!!路面に水が大量に漏れて広がっている ボンネットを開けてみたら、ラジエータの水はすっからかんです。 近くのGASスタンドまで走り、事情を伝えて、どうしようかと しばし思案の末、保険会社に連絡。 高速道を走るのは無理です。大阪まで運びましょう、と 言うことになり、車ごと(私も)大阪まで 連れて帰ってもらうことにしました。 しばらくしたら2トンの積載車がやってきました。 わ~ぉ かっこいい!っていってる場合じゃないよ。 お~~天の助け。 かくして、愛車とともに、私は助手席に載せてもらい 地元、穂高の会社「小出機動」の唐沢孝之運転手とともに 大阪まで400キロのドライブと相成りました。  運転手の唐沢さんは2児のパパ。  道中、楽しくおしゃべりをしながら、無事  大阪まで運んでいただきました。 長年通った高速道ですが、運転をしないで、車も一緒に 大阪まで帰ってきたのははじめて。 思いがけない、人生初体験でした。 高速道に入ってからラジエーターの漏れに気がついていたら 大きな事故になる可能性もあったかも。 ワサビ農場に立ち寄ったのが幸いしたのかもしれません。 愛車はまだ工場に入院中です。    白馬村おひとりさま騒動記  完 ​​

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