2018/07/22(日)23:25
白馬村 おひとりさま 続編
友人夫婦がひと足先に帰った夜、
森のなかの小さな小屋でひとりぼっち。
こわ~~
夜、し~んとした部屋にいると、明かりをめがけて
クマかキツネが階段を上がってきたらどうしよ~と
オロオロ・・
お父さぁ~~~ん
前に息子が置いていったカラオケマイクで
一人カラオケで歌ってみたけど・・盛り上がらない
いよいよ大阪に帰る日、戸締まり、水抜き、プロパンガスのバルブなど
しっかり確認して、愛車でいざ、出発進行
大町を過ぎ、穂高の大王わさび農場に立ち寄って
ワサビを買いました。
直ぐ傍を流れる蓼(たで)川で休んでいると
キラキラ輝く美しいトンボが羽根を休めたり、水面スレスレに
ハタハタと飛んでいたり・・。
優雅なトンボをうっとりと眺めていました。
傍にこんな張り紙がしてありました。
アオハダトンボ。 絶滅危惧種!!
里山の美しい清流に生息する トンボですって。
水生植物につかまりながら、水に潜って産卵するそうです。
絶滅しないように、がんばって生き残ってね。
オス
羽根に白い紋がついているのはメス
さぁ、今から400キロあまり、頑張って走りましょう、と車に近づいたら
なぬ!!路面に水が大量に漏れて広がっている
ボンネットを開けてみたら、ラジエータの水はすっからかんです。
近くのGASスタンドまで走り、事情を伝えて、どうしようかと
しばし思案の末、保険会社に連絡。
高速道を走るのは無理です。大阪まで運びましょう、と
言うことになり、車ごと(私も)大阪まで
連れて帰ってもらうことにしました。
しばらくしたら2トンの積載車がやってきました。
わ~ぉ かっこいい!っていってる場合じゃないよ。
お~~天の助け。
かくして、愛車とともに、私は助手席に載せてもらい
地元、穂高の会社「小出機動」の唐沢孝之運転手とともに
大阪まで400キロのドライブと相成りました。
運転手の唐沢さんは2児のパパ。
道中、楽しくおしゃべりをしながら、無事
大阪まで運んでいただきました。
長年通った高速道ですが、運転をしないで、車も一緒に
大阪まで帰ってきたのははじめて。
思いがけない、人生初体験でした。
高速道に入ってからラジエーターの漏れに気がついていたら
大きな事故になる可能性もあったかも。
ワサビ農場に立ち寄ったのが幸いしたのかもしれません。
愛車はまだ工場に入院中です。
白馬村おひとりさま騒動記 完