ノート
成績のいい子達に大まか共通しているのがノートの見易さである。いくつかその特徴を挙げると・・・ ●間があいている。 ●文字が丁寧である。 ●図形の線がしっかりしている。に、絞られる。 ●間があいている。 これは見易さを生む。見やすければもう一度 復習してみようかという、やる気をうむ。●文字が丁寧である。 これは、書くスピードが早くない子に多い。 あせっていたり、早く書こうという気持ちが強い とどうしても、文字が丁寧さを欠いてしまう。 文字が「丁寧に」みえるということは、 そのバランスがいいように思う。 文字のへんとつくりがちぐはぐでない。 だから、落ち着いた雰囲気を生んでいる。●図形の線がしっかりしている。 これも、文字と関連しているようだ。 下手な子は定規を使っても下手である。 うまい子は使わなくてもうまい。 そう感じる原因は、直線が真直ぐであるということ。 途中ががたがたになったり、緩やかに曲がったり 始点と始点との重なりがずれていたり、そんな小さな ところが「雑」になっている。なんとなく形になっていればいい 、という「適当さ」「あいまいさ」が漂っている。 これは、図形を描く訓練が小さいころからなされていない ことが原因だろう。図形の問題なのに自分で図形も描かず 描かれてある図に頼った結果ではないかと強く感じている。 ノートは後から見直すという前提で授業中はとってほしい。したがって、後から見たいと思うノートを作らねばならない。短時間の間だが、そこを意識してノートをとるのとそうでないのとではこれまで雲泥の差がついてきたように思うのだ。授業を「見る」インプットと理解したことをアウトプットすることをバランスよくやってほしい。