第41話 海樹塾の冬期講習はどんな講習?
朝は8:30分からスタートします。早く来て自習にいそしむ生徒もいます。特に今年は5の割合問題を強化中です。もとにする量、比べる量がいかに重要かを2学期に叩き込んでいるので、彼らはその重要性を熟知して朝から割合の問題に”全集中”で取り組んでいます。教は初日でしたが、その集中力はかなりのもので、これ前できなかった問題がわかり、解ける喜びで問題に取り組んでいます。2日分の教材がなんとこの1日で消化したものだから、追加問題を早急に用意する事態になってしまいました。うれしい誤算です。一方、中学生はやはり専願受験や推薦受験に頼る生徒が多くなってきていることが気になります。スポーツならともかく、学力での推薦は田舎の中学で使用してもいかがなものかと不安がよぎるのです。結論から言うと、事前入試の安心感や安ど感の方が本番入試での恐怖と不安に打ち勝ってしまっている傾向が高いように思うのです。全国からの選び抜かれた猛者の中からの選択であればむしろその道は厳しいのでしょうが、一地域での選抜試験であればやっぱり、楽なのは否めません。まあ、しかしこの時期になってとやかく言っても仕方ないので、いい結果を出すために頑張るしかないのです。今回は東京大学受験をする卒塾生も自習室に来て頑張っています。コロナを吹き飛ばすいい刺激が塾に充満している冬期講習会です。