ディバインコード号、少し振り返る
@2016年9月10日中山アスター賞勝利後、ディバインコードの周りには歓喜の輪が。訃報から4日が経過した。長い様であっという間という気もする。昨日はジャパンカップ。ダービー並みに盛り上がるこの日を非常に複雑な心境で迎えることとなってしまった。アーモンドアイが叩き出した2分20秒6というのは53㎏という負担重量の恩恵があったとはいえとんでもないタイムだ。ただこれだけのタイムで走ったんだから脚下は大丈夫か?そっちの方が気になってしまう。日本の競馬の進歩は著しい。これは誰もが認めるところだ。ただその方向性はどうなんだろうか。こんなタイムで走られては、逆に欧州からは敬遠される恐れもあるだろう。タイムを追い求めるばかりでは競走馬のリスクも増大する一方だ。ディバインコードの事があったから余計にそう思うのかもしれないけどね。もう思い出の中だけになってしまったディバインコード号の事。ちょっとしたデータで整理してみたい。©Yahoo Japan 競馬戦績は18戦して、4-4-5-5。馬券圏内率は61.5%数字以上に堅実な印象を残しました。それが証拠に彼の同年代の馬主クラブに所属する馬達の中では堂々の13位にランクインされています(※個人所有馬は除く)。これは同じ馬主の友人から教えてもらったのですが、自分で確かめてみて正直びっくりしました。©一口馬主DBもう少し頑張れていたら、対募集価格比で獲得賞金が1,000%を間違いなく超えていたでしょう。ほんともう少し頑張れていたらね・・。最後に余談。ディバインコード号に対する馬券の収支報告です:後半はさすがに私も無謀に攻めたせいか、振るいませんでしたが、3歳の半ばまでは馬券でもこんなに儲かっていいのか?というくらいリターンがありました。ディバインコード号から1口馬主として授かった賞金は一回、カミさんの(無謀な笑)買い物に付き合わされて使用した以外、ほとんど手付かずのまま残っています。こんな馬にはもう二度と出会えないと思う反面、来年あたりもう一度賭けてみたい馬が出てきたらこの資金を使って夢の継続を行うことができればと考えています。夢を見させてくれてありがとう。引き続きこの世界で夢を追いかけます。