ノルマンディーOCの募集馬に格安のサートゥルナーリア産駒が誕生?
先週のセプテンバーセールでノルマンディーFがこの1歳馬を落札☆彡先週北海道市場において、セプテンバーセールが開催された。 HBA日高軽種馬農業協同組合主催による本セールは2019年度に新設されたまだ新しいサラブレッド1歳市場です。このころになるといわゆるバリバリの血統、期待馬は既にセールに出されているため、セール価格も落ち着いて、今回の中央価格は400万だったとの由。しかし中央活躍馬や特に地方重賞勝馬が多数輩出されており昨日オールカマーを快勝したレーベンスティール号もこのセールで取引された。まだまだ探せば掘り出し物が出てくるのでしょう。そんな中、ノルマンディーFはこのセールで以下6頭を落札しました:★左から No. 性別 毛色 生年月日 父、母、申込者 落札金額(円) 64 牝 栗 2023/4/26 サートゥルナーリア スコアズビー (有)猿倉牧場 5,500,000181 牝 鹿 2023/5/7 ダノンバラード ヤマノアイリー(有)木下牧場 6,160,000203 牝 栗 2023/3/7 カリフォルニアクローム アイウォリーカラー(有)ディアレストクラブ 10,450,000262 牡 栗 2023/3/11 ミスターメロディ サイエン (有)二風谷ファーム 7,370,000288 牝 鹿 2023/5/30 ミッキーアイル セトノミッシー 滝本 健二 8,470,000477 牝 青鹿 2023/4/13 シルバーステート ハーランズルビー (有)村田牧場 21,450,00やはり注目はNo.64のスコアズビーの2023(父 サートゥルナーリア)でしょう。ご存じのようにサートゥルナーリアは今年産駒が2歳戦初デビューの年。現在のところファーストサイヤーランキングにおいて、アドマイヤマーズと首位を争っており、期待度通り良い産駒が生まれてきているようです。社台スタリオン期待の新種牡馬ですから、初年度相当良い繁殖牝馬をつけるのは当然のことですがこれからクラシックを狙える大物も期待できそうです。そしてこの落札された産駒。違和感があったのは落札金額。550万円?確かサートゥルナーリアの種付け料はもっと高かったのではないか?現在の種付け料は800万円。この産駒の種付けた2022年でも700万円でしたから、550万円ではかなりの赤字です。これはいったい??こういうことに詳しい馬友さんがすぐに調べてくれてLINEに乗っけて頂いたのですが、「体高152、胸囲174、管囲18.5、たぶん小さい(ということで人気が出なかったんでしょう)。(ダートではなく)芝なら小さくても大丈夫ですよ。」との由。なるほどね。セールでは往々にしてこういった安値で血統馬が取引をされることがあります。過去においてもハーツクライの産駒が200万円を切った価格でノルマンディーFが落札したことがありました。生産者側にとってはとにかくこの時期に売り先が見つからないと段々厳しくなってくるので多少赤字でもやむを得ないという判断もあったのかなと思います。さてこの産駒、これからの成長を見ながら、今年度のノルマンディーOCの3次募集あたりで出てくるのでしょうか?いくらで出してくるのか、1000万円は切って出てきそうですネ。注目しましょう❣❣