ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

＠ノルマンディー牧場のおひとり様用パドックで寛ぐ馬達

ディバインコード君の復帰までまだ2か月くらいあるし、まだ秋競馬が始まらない今の時期が一番暇なんだけど、一口馬主の事業に携わる人たちにとっては今が一番忙しいと思われる。いよいよ2016年度産の募集馬のラインアップを発表しなければならないからだ。

ノルマンディーも昨年は8月24日に募集予定馬が発表されて価格が公表されたのは9月中旬。9月末から先行募集が開始された。しかし今年はどうも遅れ気味なようだ。
先日届いたメルマガにはこんな一文が・・・
皆さまが気になっている2016年産募集馬ですが、まだラインナップは決まっておりません。9月中にはラインナップ発表、10月頃より申込開始できるよう進めております。(以下略)

7月のセレクトセールやセレクションセールでは億を超える落札馬が続出するなど好景気に沸いた。しかしそれは一口馬主クラブにとっては募集価格の高騰を意味する。1000万円前後の募集価格を最大の「ウリ」にするノルマンディーにとって死活問題だろう。そこで注目されるのは21日から始まる北海道サマーセールだ。

HBA北海道サマーセール
2015年は、最低価格は50万円、最高価格は3000万円。
お手頃な価格の馬が多い印象。しかし、毎年売り上げが伸びていて、零細馬主にはきつい価格にもなっているようだ。代表馬は、先ほどトレーニングセールでも書いたモーリス。他にはマイネルホウオウやカルストンライトオなどもいる。2016年のNHKマイルCで2着に奮闘したロードクエストも、サマーセールの出身である。
（©馬キュレ）

先のセレクトセールよりは大分リーズナブルなようだ。2015年の売却馬にはタイムトリップ、ブレスジャーニー、ライジングリーズンなどおなじみの馬の名前も見ることができる。ただしラインナップの総頭数が1000-1200頭ほど。このうち3歳時点でオープン馬になれるのは10頭もいないでしょう。これは考えたらすごい競争率です。考えれば考えるほどディバインコード君をたまたま買った当方がいかにラッキーだったかということを痛感させられる。馬は本当に大変だ。

今頃ノルマンディーのスタッフたちは価格の高騰とリーズナブルな募集価格のはざまでどういうラインアップにするか悩まれているのでしょう。

ぜひクラブの特徴を損なわずに渋い血統、かつリーズナブルな募集価格で今度は我々を悩ませてほしいと思います。大いに期待しています☆彡