ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

2023/07/20(木)21:12

新種牡馬ニューイヤーズデイ、さてその実力は!?

競馬よもやま話(55)

自宅に届いた(株)レックスからの第3次募集のカタログ☆彡 先日自宅に北海道静内にある(株)レックスから3次募集のカタログとDVDが届いていた。基本的にレックスの募集馬は中央馬主に向けたものが大半であるが、地方馬主向けの募集馬も何頭か見られる。今回の3次募集馬の中に地方競馬向けの募集馬が2頭含まれていた。 ©(株)レックス公式ページより 上記はレックスの公式ページの販売馬のページをキャプチャしたものであるが、2つある3次募集の上段が中央馬主向け、下段が地方馬主向けである。地方競馬向けの2頭はディスクリートキャット、アポロキングダムといういかにも地方ダートに合いそうな父親の産駒となっているが、いかんせん単価が高い。しかし地方競馬向けで1,500万円とは中々強気な価格設定ですね。 中央馬主向けに目を向けると1口178万円(1,780万円)という高額にもかかわらず完売になった募集馬、エイブルインレースの2021がいる。今年のJRAブリーズアップセールで1,210万円で岡田牧雄代表が落札された産駒だ。ノルマンディーOCで募集されるか?という巷の声も聞かれたがこちらに廻されたようです。 父親のニューイヤーズデイは米国産馬。2013年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに優勝したもののその後怪我によりわずか3戦(2勝)で引退。その後米国で種牡馬として、幻のケンタッキーDB馬と言われるマキシマムセキュリティを輩出。2019年より社台スタリオンで繋養され、2020年から種付けを開始。今年から日本でも産駒が走り始めている。 亀谷氏のYouTubeチャンネルでも紹介されており、特徴として備忘録風にまとめるとこんな感じだ: 1.日本にいる砂向きの米国産の種牡馬とは異なる。父親Street Cryの系統の種馬は日本に何頭かいるがダート重賞は僅か3勝に留まる。 2.サンデー系、特に主張の強いディープ系の血統とは合うだろう。 3.トップスピードに優れ芝に合う産駒が出てくる。導入したのが社台で社台系の牝馬向けを意識か。 4.日本の砂中距離適性は未知数。米国と要求される能力が根本的に違う。湿ったダートなら合うのでは? 日本のダート路線というよりかは、日本の芝で社台に沢山いるサンデー系、特にディープ系の牝馬をあてがうために導入された種牡馬の様である。。種付け料は250万円。同じく社台SSに鳴り物入りで導入されたブリックスアンドモルタルが600万円だから意外とリーズナブル。さすがに3戦で引退しているので、初めからそうそう高い値段を設定できないんでしょうね。 今年の産駒がどれだけ活躍できるかが今後カギになって来そうですね☆彡

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