ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

昨日のレース後厩舎に戻って無心に飼い葉を食べるメルティング号（©先輩撮影）


明日から久しぶり約1週間のシンガポール、インドネシアへの出張となる。体の方は大丈夫か？という声も聞こえてきそうだが、幸い体調は安定しており現在は新しい治療が始まるまでの準備期間。行くなら今のタイミングかなと色々先方と画策をして要件を作ってもらった苦笑。久しぶりの東南アジア、特に1泊しかしないが、シンガポールは3年住んでいた街なので再訪に少しワクワクをしている。

そんなこんなで結構今週は残業もした。先々週のメルティング号の勝利と櫻井厩舎の500勝達成をお祝い🎊し12日、名古屋遠征を予定していたが、今回は先輩にお任せをしてしまった。今回メルティング号は、12日（金）の名古屋競馬第9R B6組のレース（ダート1500m）の出走、9番人気で結果7着だった。勝ちタイムが前走と2秒も違ってはさすがに面食らったか。でも無事に走ってくれたから問題なし☆彡

前走の勝利の1週間後に愛知県競馬組合から馬主賞金支払明細書が届いたのだが、調教師さんや騎手への取り分を除いても、481,000円の💰が記されてあった。これはほぼメルティング号の3か月分の委託費にあたり、頭が下がります。今年は期待していたダブルミリオンの22（レジェンドネオ）が戦線離脱となり、支払いが増えていくことは覚悟しているが思わぬ、といっては失礼、勝利に自然に頬がほころびます（笑）。

昨日レースが終わって厩舎の寄られた先輩によれば、メルティング号は去年はレース後はぐったりの様子だったが今年は飼い葉も食べているし、元気なようで体調がいいのでしょう。次走はレベルが少し落ちる笠松辺持っていくかもとの話もあり期待したい。

「サラブレッドの馬主なら、期待し続けること。そうすればいつかは必ず所有馬は返してくれます。」とは「ニシノ」の冠名で有名な西山オーナー殿がXか何かで呟かれた内容だったと記憶していますが、確かに前走の勝利はその呟きそのものであった。

今日の函館12Rを勝利したクラブ馬ハートホイップ号は5歳牝馬であるが、なんとこれが中央初勝利との由。


ハートホイップのゴール後、小さくガッツポーズを決める永野猛蔵騎手、やったね！！

ハートホイップ号は父：ジョーカプチーノ、母：ドキドキマドンナ（母の父：クロフネ）と地味な血統で募集価格も880万円と格安馬の部類に入りますが、良く5歳夏まで辛抱して使われたなと感心致します。

3歳時に地方競馬で2勝を挙げて中央に戻ってきた組だが、実際未勝利を勝てなくて地方へ行き、ノルマの2勝（又は3勝）を挙げて中央に戻る馬たちは多いが、中々1勝を挙げることが出来ずにオークションへ出されるケースが多い。私の所有馬のニーニャ号もそうだった。そういった中でこの勝利は単なる1勝以上の価値がありますね。まさに西山オーナー殿のお言葉が突き刺さります。ノルマンディーOCのHPでも取り上げられましょう☆彡。

では、明日の競馬は見れませんが、他の馬たちの健闘を祈念して出張へ向かいます🛩