サラブレッドオークション、(株)ボンズとは一体何者だ??
アンカシャムローグ号は今週のサラブレッドオークションで640,000円で落札☆彡3歳未勝利戦の出走がかなわなくなった馬たちが多くなるとオークションへの出品が急激に増えることになる。これから8月、9月初めにかけてオークションへの出品が花盛状態になってくるだろう🌸アンシャムちゃんことアンカシャムローグ号は、今週のオークションに出品されて640,000円で落札された。はじめは20万円からスタートしすぐに50万円に到達、これは100万円超えるかな?というイメージだったがやはり戦績が2桁着順が多く振るわないのか激しい競り合いにもならずにほぼ制限時間内で決着。落札者は「noru19」さん。実はこの落札者は色々な馬を落札されていて、同じ週のオークションにおいてフィールドクラウン号になんと10,920,000円で落札をされている。獲得賞金100万円にも満たないこの馬にどうしてこれだけの金額が出せるのか?訳が分からなかったがこの馬は一度金沢競馬の地方交流レースで大勝している。そういった意味で地方では稼げると判断されたのでしょうが、こういったオークションで1000万も超えてしまって、ちょっと異常じゃないかと思うのは私だけでもないでしょう。1着賞金が50万円程度の地方競馬(南関を除く)で1000万円の元を取ろうと思ったらこれから中1週で使い詰めになるのだろうな。少し可哀そうな気にもなる。アンシャムちゃんはまだまだ丈夫ではないのでそこは馬の調子を最優先に使うレースを決めていただければと願うばかりです。この「noru19」さんが落札された馬のデータを辿ると馬主は「株式会社ボンズ」という名前にたどり着く。株式会社ボンズでググれば、太陽光発電、不動産業、コンサルティング会社などいろいろな株式会社ボンズがあるがそのうちのどれかが地方馬主を事業ととらえて展開されているようだ。地方馬主(株)ボンズの1週間の出走履歴、中々すごいね©netkeiba事業モデルとしては、走りそうな馬を片っ端からオークションで落としてできるだけ中1週、また場合によっては連闘を辞さずといった感じで、まずは出走手当で月々の固定費の回収を図り、獲得賞金を利益として積み重ねていくというイメージなのでしょう。成績が落ち込むと容赦なくオークションに出して回転させていく。なんか馬の行く末などどういう方針で臨まれているのか聞いてみたい気がします。馬の面倒を最後まで見ることなく出来るだけ手離れ良くですか。合理的と言えば合理的か・・。アンシャムちゃんもこの(株)ボンズさんの下では、新たな生き残り競争に遭遇することになるでしょう。ぜひ生き残って出来るだけ長く走ってもらいたいと思います。アンシャムちゃん、頑張って☆彡見守り続けますよ。