2007/04/16(月)11:51
燃料電池自動車教室
今日はホンダの青山ウエルカムプラザに行ってきた
車好きなMのために「燃料電池自動車教室」というのを申し込みしてあったのだ
燃料電池の仕組みを学べたり
日本に2台しかないFCXにも試乗させてもらったりできる
10時頃到着すると、人が多い
番組の取材や雑誌の記者などが来ているらしく、写真や映像の掲載許可の書類にサインを求められた
ちょっと緊張が走る
やはり燃料電池車は今注目を集めているのだろう
子供達は展示してある車やバイクに乗ったりして大喜び
抽選で選ばれた参加家族は5組
ステージ前のテーブル席に着いて10:30いよいよスタート
音楽と共にきれいなプレゼンターのお姉さんとFCX開発に携わったおじさんが登場
ステージ後ろのスクリーンに地球温暖化の説明や燃料電池の仕組みがかわいらしい絵で映し出される
ちょっとしたショーみたい
その後、ステージ上で水の電気分解と燃料電池によるプロペラを回す実験をした
その際も取材の人達が子供達を囲むように群がってすごかった
実験が終わると勉強した内容の検定試験
これが意外と難しい試験だった
それと同時にFCXの試乗が各家族ごとに始まった
うちは2番目
3人乗ることができるということで、主人と子供達が乗り込む
私は一人待っていると、担当の方が全家族乗り終わったら、もう一度お子さん達と乗ってみてもいいと声をかけてくれた
お言葉に甘えてせっかくだから私も乗せてもらうことに
排気ガスを出さない燃料電池車FCX
見た目は普通の車と変わらない
排気ガスが出るマフラーが無いくらいか
その代わりに水が出るパイプが付いている
試乗した人達は口々に静かだ、加速が意外とあると言っている
しばらく待って最後にやっと私も乗せてもった
エンジン音が無いからやはり静かで振動も無い
加速する時、小さな「ウィーン」という音がするが、これは空気を吸い込んでいる音らしい
80キロくらいまでだしてくれたが、加速感もかなりいい
160キロまで出せるらしい
下りてから後部に回って水が出てくるのを見せてもらった
暖かい純水がでてくるそうだ
まだ1台1億円くらいするらしい
量産するためにはクリアしないといけない問題が沢山あるらしい
将来全ての車が燃料電池車になったら都会も静かで空気がきれいになって人々も穏やかになるような気がした
Mは環境問題にも結構関心が高く、今回かなり積極的に発言してちょっと目立っていたけれど
楽しかったし勉強になったらしい
「ぼくは将来燃料電池車のミニバンを作りたいと思っています」なんて発言しちゃって
「是非ホンダの研究所に来て下さいね」とおじさん(きっと偉い方なのでしょう)が答えてくれた
そのせいか「ぼく将来ホンダに入ることに決めた!」と目をキラキラさせて私に言う
そうね、トヨタやニッサンよりも個性を尊重してくれそうなホンダがMには向いているかもね
でも、その為にはいっぱい勉強しないとねぇ~
ホンダに入りたい車好きな人は沢山いるから(現実は厳しいのよ~)
でも、夢を持つってやっぱりいいね~
もしかして実現するかもしれない夢
ホンダの夢、Mの夢、そして私の夢かなぁ~