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2007年11月04日
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カテゴリ:今日の出来事
金曜日の夜、NHK教育で放送されていた教育番組の国際コンクール入賞作品をビデオに撮って土曜日の午前中ゆっくりと観ていた

グランプリをとったカナダからの作品「差別を知る」は小学校の一つのクラスで実際に子ども達に差別を体験をさせるというものだ
泣く子あり、優越感を感じていじめる子ども有り、自信を失い実力が出せなくなる子あり
差別が小さな社会をこんなにひどい状況に変えてしまうということが良く分かった
番組ではクラスを半々に分けているのでまだ差別を受けているのは自分だけではないと感じられると思うが、もし1人だけが差別を受けていたらどんなに辛いだろうか
いじめられる側の辛さも痛烈に体感できる
かなり荒療治的な感はあるが、いじめや差別を絶対にさせない強い信念に基づいた教育方法として非常にインパクトがあり、そこから学ぶ物は非常に多い作品だと思った

次に放送された「少年の内面」これもカナダの作品だ
観はじめて、ドキッっとした
いきなりアスペルガー症候群の12歳の男の子が登場したのだ
側でMも観ていた
どんな内容なのか分からないので途中でストップしてMには宿題を済ませるように言った
しかし、観たい・・・
隣の部屋で宿題をしているMを横目に、音をおとして再びビデオを観始める
Mが気になって時々画面に目をやる
内容は非常に暗くて辛くて結局途中で観るのをやめた

夜、子供達が寝てから再び見ることにした
この作品は、アスペルガーの息子を母親自身がプロデューサーとして作ったものだった
一言で言うと、息子の特性と学校でのいじめや無視による孤独の辛さ、親や家族の辛さなど、この障害を持った本人と家族の辛さにクローズアップさせた作品だった
同じ身の上としては非常に苦しい内容だった
とにかく母親の表情が暗いわからん
きっとこの辛さを世間に理解してもらいたい、助けて欲しいという叫びなのだと感じた

でも、あまりにも辛い部分にスポットを当てすぎているような気がして、私は観る人が誤解する部分もあるような気がした
アスペルガーの子どもが皆こんな状況とは限らない
いろいろなタイプがあるし、学校以外でも楽しめる環境はいろいろあると思う
異年齢や大人ともっとかかわらせても良いではないか
親の対応に少し疑問を感じる
我が子から得た幸せな瞬間だっていっぱいあるでしょー?!

まあ、この障害のことを知らない人に理解してもらうための教育番組という主旨だったら、やっぱりこうなるのかな・・・
今度は、アスペルガー症候群の子どもの知られざる素晴らしさにスポットを当てた作品を作ってもらいたいなぁ~





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最終更新日  2007年11月04日 21時00分09秒
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