みんとっち♪のひとりごと。。

今日は、妹と高野山に行く予定だった。

父親のお参りに。。

ここでも、少し書いた事があったけど・・
父親が死んだ時を3カ月以上知らなかった。。

知ったのは、約8カ月の入院の末..
ようやく子供を授かった3ヶ月後だった。。

借金があるから、財産放棄しなさいと・・
父親と思っていないだとか、存在だけで困ってたとか・・
そんな事を家庭裁判所で言うしかなかった。

確かに、この人（父親）が居る限り、私は幸せにはなれないって思ってた。。

一緒に暮らしたままだったら、いつか刺してしまうかもしれないとまで思った。。

近所に住む祖母の家に私は引っ越した。


今から思うと、とても可哀想な人生をおくった父だけど・・
仕方なかったのかなとも思うけど。。。

結婚してからは、入院先に何度か顔を見せに行った。。

小さい頃は大好きだった父だけど、いつしか大嫌いになってた。。

脚の手術で3ヶ月半入院してた21歳の頃。。
自分も入院してたはずなのに、外出して、ペンギンの形の入れ物に入ったお菓子と何かを持ってきてくれた。。

その時私は、冷たく追い返してしまった。。
ちゃんと顔も見なかったかもしれない。。


こんな子供のお菓子持ってきて、幾つだと思ってるんだって思ってた。。


きっと、父親が歩いてるのを見たのは、あの日が最後だろう。。

私は、歩けないでベッドの上だった。


一緒に歩いた最後の日なんて・・・
もう、覚えてもいない。。(T_T)


冷たい娘だったなって思う。
意地も張ってたし、父親としての情けない姿が許せなかった。。

それでも、

どんな人でも。。。


たった1人の父親なのに・・・


色々複雑で、父の骨は九州にあるけれど、永代供養は、今は高野山でってことになってる。

それも、なんか色々あるみたいで・・いつか九州に戻されるのかもしれないな。


どこででも手を合わせる気持ちがあれば伝わると思ってるけど・・
ちゃんと手を合わせたのは何度あるだろう。。


今、父親は、妹を守ってくれてるらしい。。
その父親が、手を合わせて何かを訴えてると・・
お願いをしてるみたいだと・・・


なんだかわからないけど、会いに行ってあげてと言われた。。


今日行くはずだったのに・・

台風の影響で、電車が途中で止まってるんだって・・
代理のバスが出てるらしいけど・・
時間的にも全く読めない。


止められたな。。


って事で、線路が全部開通してから行く事にした。。


色んな気持ち、色んな出来事、色んな思い出・・・

私よりも5歳年下の妹は、父親との思い出ってどのくらいあるんだろう。。


もう少し、私自身も父親に対して穏やかな気持ちになってから、高野山に行った方がいいのかもしれないな・・・


可哀想な人だった。。。


でも、確かに・・大好きだった頃があった。。。





大好きだった。。






お父さん。。


今日、行けなくてごめんね。